コハク

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3/17/2023, 11:45:08 PM

泣かないよ

泣かないよもう弱くないから
泣かないよもう怖くないから
泣かないよもう一人で立てる

追いつくよライバルの君に
追いかけるライバルの背中
追い抜くよライバルの君を

泣かないよ寂しくても
泣かないよ心が痛くても
泣かないよ例え独りなっても

僕には仲間がいるから
僕には必要としてくれる人がいるから
僕には君が居てくれたから

でももし僕が泣きたくなったら
君のそばで泣かせて欲しい
弱虫の僕を知ってる君の隣で

3/16/2023, 9:39:35 AM

星が溢れる
君が亡くなって空の星の一部になった。
人は亡くなったらお星様になるんだよ、幼い頃に母からそう聞いた事を思い出して何となく夜空を見上げた。
キラキラと輝く星々。僕も遠くない未来で死んだ時に星の一部になるんだろう。その時は君の隣のお星様がいいなぁ。君とまた、肩を並べて輝ける、僕らはいつも誰かの光だった。
君がいたから僕は居た。僕がいたから君は居る。
僕らが歩んだ軌跡は誰かの道標。いつも誰かの輝きに寄り添えるように。僕らはずっとその時まで生き続ける。僕らが憧れた一等星のように。
もし夜空がたくさんの星々を抱えきれなくて、夜空から溢(あふ)れそうになったら、きっと僕は君と一緒にすすんで溢(こぼ)れる。君となら星から溢れたって構わない、君の隣が僕の居場所だから。
僕は頑張った。今そっちに行くからね。
窓越しに輝く星々に優しい笑みをこぼした。

3/14/2023, 10:32:14 PM

安らかな瞳
君と過ごしてきた日々は僕にとってかけがえのないものばかりだった。僕が泣くと君は気まずそうにしながらも隣に立っていてくれて。ボクが笑ってると一緒に笑ったり、すこし怒ったりした。
君の隣にいられて僕はとても幸せだった。
だから、今、君の瞳が閉じるその瞬間まで一緒に居られて良かった。僕たちは職業柄最期の瞬間にあえる事無く、のちに訃報として僕たちの、大切な人の最後を告げられる事がある。僕たちはお互い何度も深い傷を着けてきた事がある。それでも僕たちは生きた。幼い頃から目指した僕たちの一等星が生きさせてくれた。僕らの夢はいつまでも夢だから。
ピー、甲高い機械音が部屋になり響く。ずっと無気力な君の手を、僕はずっと握っている。不意に君の手がぎゅっと僕の手を握った。僕はハッとなって顔を上げて君の顔を見た。今まで視点が定まっていたのかわからない瞳が今はハッキリと僕を捉えている。
っ!いきなりの事で言葉が出なくて代わりに涙がボロボロと落ちていく。そんな僕を見てかわらかないけど、君はあの頃と変わらない表情でふっと笑った。そしてそのままゆっくり眼を閉じた。もう次にその瞳を見る事はない。
君が僕を見る最後の瞳は安らかでとても優しい瞳だった。

3/13/2023, 9:15:56 PM

ずっと隣で
幼い頃からずっと君のあとを追いかけていた。
追い付きたくて必死で、君がどんな気持ちか知らないで僕はずっと君を目標に追いかけた。
やっと僕は君の隣に並び立てた。でも未熟な僕は君を超える事が出来ない。今は隣に並び立つのに必死だ。
結局僕は君を超える事が出来ず、ずっと君の隣で足掻いていた。
それは君も同じだった。君も、僕も、互いを意識して成長し続けた。どうやら君は僕が思っていたよりも僕を意識していたみたいで、僕が幼い頃から君の隣をいつも僕が歩いていたらしい。
君の隣でこれからも、走って足掻いて泣いて笑ってそう離れるまでは、一緒にいきたい。そう思った。

3/13/2023, 9:05:24 AM

もっと知りたい
人の人生は一生に一度だ。
そんな事わかっている。けど、知って損はしないから色んな事が知りたい。一度しかない人生、死んだら全て無になるし次の自分に持ち越し、なんてゲームみたいな事は出来ない。
だけど、知りたいもっと知りたい、知らないことも知りたい、知ってる事のもっと奥深くまで知りたい。
知識として必要か、生きるために必要か、今の人生に必要か。
そんなものどうでもいい。ただ私は知りたい。それだけだ。

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