七海 和美

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3/6/2025, 3:24:23 AM

お題「question」(雑記・途中投稿)
……昨日3/5の投稿を忘れていたっぽい……。危なかった。
質問、ねえ。

3/4/2025, 10:21:58 AM

お題「約束」(雑記・途中投稿)
……歌を思い出したものの、過去に書いた内容と重なるし、現ジャンルの話も書いたし。多分「promise」(お金は貸せません)で浮かぶ歌も「promised you」で浮かぶ歌も書いたし。
悩んで検索したら、Wikipediaにあった「お約束」で色々浮かんだからそんな話。……国語かな。ほぼ古典。
ちょっと文法混じり。

「押すなよ」もお約束だけど、なぜか中学の文法で習った係り結びの法則が思い浮かんだ。
文法大嫌いです。
でも真っ先に出てきた「垂乳根の」の、続く言葉に「母」が来るのは係り結びの法則じゃなくて枕詞。
係り結びの法則は、強調の「ぞ」があると「なりにけり」から「なりにける」と文末が変化する活用形の事。
……中学で習った例文が思い出せなくて検索したけど結果に全く出て来なかった謎。古典の文末なのは確実なんだけど。
竹取物語の↓引用
その山を「ふじの山」とは名づけける。
その煙、いまだ雲の中へ
立ち上るとぞ、言い伝えたる。
のところかなぁ。


垂乳根の、は乳が垂れた、の意味だと長らく思い込んでいたんだけど、乳が満ち足りた(=成人女性)の説があったり。
知恵袋には「垂る」「足る」ともに四段活用動詞であり、未然形に名詞が接続する「たら乳」の語構成は考えにくい。一説に、「たらち」は「たらし」の転で、満ち足りたの意を表す褒め言葉、 「ね」は女性に対する親愛の気持ちを表す接尾語とも言う。らしい。意外。
というか、漢字からして「母」だけを指すのだと思っていたら「両親」の意味があるらしい。元は「たらちな」と「たらちお」で使い分けられていたのが統合されたとの事。

Wikipediaに載っている枕詞と係る句(枕詞から繋がる言葉)一覧を見ていたら、「望月の」が「満る」「足れる」「めづらし」と出てきていて、藤原道長の「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」を思い出した。
https://www.yomiuri.co.jp/column/japanesehistory/20210628-OYT8T50054/
話の導入が碌でもない【地方】イベントだけど、新解釈面白かった。

そして同じく枕詞一覧に「ほととぎす」がいるんだけど、一番有名なのは無関係な狂歌「鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす」「鳴かぬなら 鳴かせてみよう ほととぎす」「鳴かぬなら 鳴くまで待とうほととぎす」の三首だと思う。(係る句は「飛ぶ」らしい)

かきつばたといえば、何を置いても伊勢物語の名歌「唐衣 着つつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」……古今和歌集にも収録されていたらしい。名作だもんね。なお係る句は「匂ふ」「につらふ」「さき」なのでこちらも無関係。

枕詞一覧を見ていても、「何かコレあったな」(万葉集か古今和歌集かそれ以外かは不明だが習った覚えがある)ものと、一首も浮かばないものがある……。
「天の原」なんて「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に出し月かも」が出てくるし。
まあ冒頭で挙げた「垂乳根の」も実は全然例文が出て来ない訳ですが。百人一首全然覚えていないのがよく分かる……。つら。

国語は好きなんだけど、文法は死ぬ程嫌いだった(もっとちゃんと勉強しておけば良かったのにと後悔するシリーズ)
でも「いらっしゃいませ」の「ませ」が敬体「ます」の【命令形】と習ったのを未だにたまに思い出す。

試験で出てきた記憶はないのに「ありをりはべりいまそがり」の変化形だけはちゃんと覚えている。古典のラ行変格活用らしい。そして調べたら定番古典十七作中で「いまそがり」の使用は六回、全て伊勢物語らしい。
十七作? 少ない! と思ったけど意外と知っている古典全部入ってて首傾げた今。

ついでに古典の読書履歴でも。
「蜻蛉日記」は中学だかで読んだはずなのに、「藤原道綱母の本名は現代に伝わっていないけど、父が藤原倫寧って名前なのに息子達に名前が引き継がれていないから、一文字取って娘に倫子か寧子とつけたのでは」って訳者の推理しか記憶に残ってない。……この内容だけで訳者の特定とかできないかなぁ。
「更科日記」が引きこもり地方ヲタみたいで笑えると聞いたから読んでみたいと思って早十年。作者は紫式部のファンだと聞いた。
古典は紫式部派と清少納言派に分かれるけど、エッセイより小説が好きだからって理由で紫式部派です。式部日記は読んだ事ない……。
枕草子も通読した事はないけど、高校の時に「桃尻語訳 枕草子」という題名の名訳をちょっとだけ読んだ。
「源氏物語」の名英訳版(があるらしい。私は知らなかった)の日本語訳版を試し読みして、その段階で挫折した。日本人名がカタカナ表記された時点で生理的に受け付けない。
前述の横読みかきつばたの歌が好きだから「伊勢物語」も一度通読してみたいと思いつつ未経験。

3/3/2025, 10:08:57 AM

お題「ひらり」(雑記・途中投稿)
……擬態語の話でも書けばいいのかな。
とか書きつつ、取り留めもなく色々書いてしまった。

ひらりって言うと、非日常だけどやっぱり一番は翻るマントだよね!!!
怪盗キッドとかタキシード仮面とか恰好つけた謎の二枚目枠が大好きです。
いやタキシード仮面は真実を知るとだいぶがっかりする残念美形枠だけど。セーラームーン達とは違って変身ではなく変装かつ自分であの恰好を選んで夜中に外をうろうろしていたと地場衛が吐く部分に割とびっくりした大学時代。(セーラームーン完全版)
……初対面の印象が悪くても、ラブラブなカップルってよくあるよね……。なんでそのままケンカップルやるのか。昔「初回の印象は八秒で決まる。その印象は数年続く」とか聞いたけど、初対面の印象がそのまま残っている知り合いほぼいねえよ。お互い「最初何喋ったっけ? いつ知り合ったっけ?」って言っているんだけど。

……怪盗アルセーヌ・ルパンもひらりしているんだろうか……。読んでみねば。(こうして溜まっていく名作未読本)
なぜか闘牛のマタドールも思い出したけど、全然知らないんだよな。ゲームのクターにあったのはロデオだし。むしろそれがぱっと思い浮かんだのが不思議なぐらい自分に関わりがない。
ちなみにあの赤い布は『ムレータ』と呼ぶそう。

風にたなびくものは色々あるけど、ネクタイより髪より鯉のぼりよりやっぱりマントが一番恰好良いと思う。
去年文章の書き方本に「へんぽんとした鯉のぼり」だかって文章がしれっと出て来て意味と漢字を調べたのを思い出したんだけど(翩翻:旗や鳥などが翻るさま)そういえば旗もはためくものか。
でも鳥はひらりとしていない気がする。

鳥がひらりとすると、何かを避けた感じがするなあ。
マタドールもひらりと避けるから同じ類いか。

「ひらひら」の別名で知られる「White Letter」って初音ミクの歌も思い出したけど、ひらひらとひらりはちょっと違う。蝶々とかだよね。
ひらりひらりと葉が落ちると、ひらひらよりゆったりした感じだし。

3/2/2025, 1:23:31 PM

お題「誰かしら?」(雑記)
かしらって事は女性の台詞かな。そしてある程度の年齢(少なくとも成人)かな。
……今回は特にお題もない、つらつらとした雑記。

こういう「話し言葉だけで、発言者の立場を容易に想像できる言葉遣い」を「役割語」って呼ぶらしい。
自称「わし」で語尾が「なのじゃ」なら男性の老人が多い、とか。
実生活ではあまり使われないのに物語ではよく出てくるから違和感がある、と言っていた小説家(らしいんだけど、私は他の立場で知った二足の草鞋を履く有名人)の対談を思い出した。
どこに載っていたんだっけ……。雑誌の巻頭企画なのは覚えているんだけど、SF小説書いているんだ、と思ってしまった。(日本SF作家協会だかの会長を務めていた事もあるらしい)
女性の自称が「私」しかないのはおかしいって言われて納得していたのは同じジャンルの別の有名人だけど。
ちなみに文章では「私」と書いていても、発音すると「あたし」っぽく聞こえる(明確には「わ」と「あ」の中間?)人が多いから、自分では気をつけて「【わ】たし」と発音している。

前にも「あなたは誰?」だったかな、似たようなお題で書いたけど、ほんとこれどんな場面だよ。
……と思ったけど、あなたは誰? よりかはまだ「ご来客は誰かしら?」とか現実的に可能性がなくはないか。

文章で書いてて思ったけど、この例文だと「上品」ではなくて成金っぽそうな話し方だな。大嫌いな玉葱頭を思い出す。(親に聞いたところ親が金持ちで成金ではなくお嬢様らしいけど、喋り方が気取ってて育ち悪そうで大嫌い。自称が「あたくし」な女とか他にいないだろ。しかも滑舌悪くて耳につく声だし)
「どなたかしら?」か「どちら様かしら?」にしてほしい。

……最後にハテナがついてなければ「誰かしらがやるだろう」とか、男女問わずに使える文章が完成したんだけど、これもしや「うどんよりそばが好きです」系の考え方なのか?
ちなみにこれは「どんより」を使った短文を考えろ、の出題に対する有名な珍回答。正答は「どんよりした曇り空」など。「空欄を埋めて四字熟語を完成させろ:○肉☆食」に対する「焼肉定食」と同類。なお正答は「弱肉強食」

そしてこの珍回答の解説を書きながら、「誰、頭?」(この中の誰が頭(かしら。リーダー)なのか)と問う文章も一応考えられなくはないなと思った。
……大喜利みたいになってきたな。大喜利になるのか? コレ。
大喜利というと、pixivのイラストお題「この顔に一つ目を描いてください」を思い出した。首から上の正面顔に「一つ目」だから、単眼ちゃんとか律儀に「一つだけ」目を描く人が多かった。そんな発想私にはありません……。思いつける人羨ましい。

ちなみに大喜利を調べたら、Wikipediaによると無理問答やあいうえお作文も入るらしい。知らなかった。無理問答というと、小説「マリア様がみてる」シリーズの後書きに出てきた「百合(山百合会=作中生徒会の呼び名)なのに薔薇(生徒会の年長組)とはこれ如何に」と続編で紹介された回答「蕾(生徒会年下組)なのに牡丹(ブゥトン=フランス語で蕾の事)と呼ぶが如し」を思い出した。(ややこしいので生徒会の説明は超雑)

そんな辺りかな! ネタ切れだから終わる!!

3/2/2025, 8:32:00 AM

お題「芽吹きのとき」(雑記・途中投稿)
忘れていた……。昨日3/1のお題だこれ。
芽吹き……そうだね世間一般的にはもうすぐ春だもんね。私は永遠に冬でも良いんですが。(スキーの民)

……高校は農業高校の園芸科果樹コースに通っていた。(後から考えると、果樹じゃなくて造園コース選べば良かったな。知人は隣のクラスじゃやっていけないとか言っていたけど、私は変な男もいないように見えたし仲良さそうで羨ましかった)
という事で高校の思い出話でも。

三年生で一人一本の果樹を選んで、果物が実るまで世話をして卒業論文を書いて二年生(一年生がいたかは記憶にない)と教師の前で発表するんだけど。
二年の終わりか三年の初めの頃「昔は枝の剪定も生徒がやっていたんだけど、ある年の生徒が花がつく芽(要するに枝の先端)を全て切ってしまってから、剪定は教師がやるようになった」と言っていて笑った。その生徒がどうなったかは知らない。
って辺りでお題は回収。
夏に生える徒長枝(とちょうし。一発変換されてびっくりした。真上に伸びて、木の栄養を奪っていくだけの細い邪魔な枝。全て切る)なら良かったのに。
学校の柿を食べたら退学とか言われていたけど、実際どうだったんだろう。しかもマズいとか言われていたし。(食べた事はない。……渋柿の可能性?)

果樹は柿、桃、林檎の三種類があって、仲良かった友人達と三人で三本しかない林檎を選んだ。三種類のうちでは桃が一番好きなんだけど(果物の一番はライチ)同じく三本しかない桃は壊滅的に仲良くない女子が選んだから諦めた。
収穫した林檎は卒業論文のために糖度を測定して、希望すれば持って帰れるんだけど、数が多いから切って測った後は学校の先生達にばら撒いた覚えがある。糖度測定器が安物なのか十度少しぐらいまでしか測れなくて、大半が測定範囲外になっていた。
糖度測定器はアナログの温度計みたいに横に目盛りがついていて、青背景に黄緑の線の上限が糖度を表している。

先生に聞いたところによると、十年程前に農家の跡継ぎが入学した時はさすがに先生達も最新の情報を調べて教えたとの事。……何科かは聞いていないけど、当時の最新情報から教える内容や器具が変わっていない可能性はある。教科書は出ているだろうけど。その話を聞いたのは専門の先生だったから、同じ果樹コースだったのかなぁ。

植えられている果樹は柿が一番多くて、授業によると渋柿と甘柿があったらしく、渋柿を甘くする方法が三種類ぐらいあったのを覚えている。
焼酎に漬けるのが一番一般的なのかなー。忘れた! 実がなった直後に袋を被せるとかいう方法があるんだけど、割と面倒くさいのか、誰も成功した人はいないんだとか。
まあ学力レベルは最底辺だったしね。(一年から二年に進学した時に同級生が十人ぐらい減った。クラス替えはなし)
……林檎も綺麗に色をつけるのにしばらく袋を被せるって話を一般ニュースか何かで読んだ覚えがあるけど、そんなことはやっていない。

ちなみに地元は一県一校区制。県内どこからでもどこの公立高でも通えるけど、市立高校一校だけは普通科が市内在住じゃないと受験できなくて、英語科か特進科かそんな感じの頭良さそうなコースだけは他の公立高と同じ扱いだった。

高校の文化祭って他校では招待券制が多かったみたいだけど(と言っても、行ったの両方とも私立だからかも? 在学生の家族しか駄目って高校もあった気がする)
農業高校で他に農業科畜産コースで雌鶏を育てていた(豚は飼っているだけだったけど。牛はいません。食品衛生科と農業科畜産コースは授業で鶏の解剖があったらしい。羨ましい)から二日間かな? あったうちの一日は外部入場可能で、鶏卵は一般より激安で販売していた。……実は烏骨鶏の卵って普通のブロイラーより一回り小さいだけで色も茶色いし区別がつかないから、アローカナって鶏が生む青緑色の卵が人気だった。実家でも何回か買った記憶がある。

当時(高校二年ぐらいの頃?)兄が地元のお祭りでひよこを釣ってしまったから、先生に許可をもらって鶏の餌をもらって帰ってきていたりもした。せっせと面倒を見ていた父に似て肥満体に育ってからも十年程生きていた。
高校が雛をひよこ電球で育てていたかは不明。

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