花束だなんて好まれますか
な、愛する足首さんへ
どうにもね、何故か花を枯らしちゃう人というのもいますね
限りあった時間、手前勝手に拝借しますね
そう。そう貴方もね、己のこと愛していたのでしょ
理解できています。だって貴方はいないから
周りの人、身近な人、愛した人もね
誰もがみんな、平等でしたからね
愛するってね、何だったんですかな
教える前に、地に足つけるのやめないで
されどね、1つ知ったのはね。
消えるなら、まだある内に止めてしまうのも吉ですね
要は食べるのもよいですね。生憎まるっと飲む程なら可能らしいさ
花束ってね。沢山の花が入ることもありますけれど
人混みと1つ違うことはね、綺麗な調にまとめられることですよ
己はね、花束のようにな人を集めては、全て枯らさせますからね
恩をいくつ何度も溜め込んで、なに1つ吐けてはいないから、
伝えたいよな。貴方にも、どちらにだって、愛してたこと
悔いは慣れるのも嫌になるようですから、以降しゃんとしますからね
そうだ、貴方も。そうしとけばよかったか、まずったや
さ、終わりましたね。完成、お疲れ様です
次があるならね、団子虫が羨ましい
そしたら、共にいますから
擦れた手のひらに目がいっていた
レンガが溶け錆び付いたような気になって、のでまた一層叩きのされる
どうにもこうにも上手くもいかない。堂々巡りの趣味もない
そうともこのような杵柄取ったこともない為に、可笑しな形でまた振りかぶる
始まりは貴方が伏したことだった
当たり前が凶器だなんて知らないことで、貴方には非当たり前となって溺れていった
それを何遍も何人にも繰り返した。当たり前に振り回す腕が残らず手にかけた
慄き顔を覆い逃げて逃げ
白背景ウドの大木と、ついで瓦礫がらくた
二階建てとかそれ以上、そんなよくは知らない廃墟のひと部屋
溢れる気持ちが昂るままに、乱れた拍しで飛沫が少し
夢がさめるまでを延々に、夢さめやらぬようにさ延々と
レシートのように散らかる音声
例えば、なんでこうまですくわれない。どうして亡霊にされきらない。
呪詛のように心情を
未練のようにバターに棘を
なぁ貴方、ただ今お聞きなさりますりますか
走り行かぬでおくれなせ、こちとあまり反射も足も鋭なくあるから
懐にねさ、しまったる心がおありなもんでや
あっこに屠った貴方の頭は砂塵となって昇っとてますのか
願望もしすれば希望みたくな観測にでもすぎんましょうが、そんなものを手ぇ合わせて必死こきってす
され安心くだって、幸か不幸とか察しはかねども、己の頭は昇らんしょうだな
現在この所で潰するよ、その方へ征く程ならその半歩前に砕いてしまうよう
だからとね、罪と混じらず綺麗に何度も生まれてになさって
かよう焼き爛れた藁人形だれど、ながく長く分長く土に平伏致しておるらすかさわ
人を生かすには苦労が要ります
そんなことが分かっていれば
大切にしていればよかった
大切を理解できるまで、時間が待っていていれば
無尽蔵に有る筈なかった
何もかもに上限は、課されていた
今日は雪が降らなかった
窓も見られなかった
いっそ降るなら
しんしんと、しんしん
重なり積もる時間、そこに混ぜられただろう感情、言葉、思い出。
質量だけが残った
ぽつりと途切れる
静かな終わり
喚いてくれれば
そうしたら、
愛、知っている
恵まれている、知っている
知っている、知ってることには大体知ってる
ただ、すっと理解をすり抜けていく
実態があってもわかれない、結局は
分からないもんなんかにもう気を回したくはない
どこからがセーフか、何からが処刑か
殴ってはいけないってなんなのか
昔は手に取るように叩き込めた
なら今はどうだ
ただの愚図が使えねぇ屑へと錆びついた
今日も今日とて暗唱復唱
ごめん。ありがとう!いいよ、大丈夫。
ありきたりな当然の道徳
未だに使い方は分かっちゃいない、機械的に息を吐く
フリック音を消費する
安定が蟠っては解けない
恵まれている、恵まれている
愛されてんなら愛さねば
愛し方だって勝手に教えちゃくれないけどさ
無鉄砲貫き我欲に生きるのが愛か、はたまた無関心貫き人に気を遣るのが愛か
どっち転んでも傷つくだろうに、どうやったって悔やませるだろうに
なして愛されてようと責任なんざ科されんだ
生まれ落ちれば極悪人とはたまげたよ
恵まれないで楽したいとかさ
恵まれてたから宣えたけど
努力義務な重責は、こんな輩にはキツすぎる
この針曲がって動く時計みたいな全身全部おかしくなるまで笑わせてくれ
あぁあ生半可なんかで生きてこなけりゃ、誰も彼にもああすれば
いっそのことさ、遠い日のぬくもり
消えてなくなれ地獄まで
貴方から心臓をもらった
好きに生きてと、その冷める温もりをもらった
置く場所に困ってしまい、結果首に下げた
在るってやつが、中々どうして虚しくした
貴方はよく頭をめちゃくちゃにした
何を起因とした行為かは察することしか出来なかったが、寒くなくていいな、と思った
そのようなかさついた外装なら、体温を得れたかなって
温度だけ感じる身体に、分かりきってる問答をした
貴方は私を殺した
長いこと完璧だった当たり前を殺した
明快な秩序に、可笑しな視野の狭さを捩じ込んだ
どうしてこんなことをした?って。貴方は返した
“夢を見せたい”
掬いの手が落ちた
身勝手だった
冷たかった
今際の際まで意地が悪い
その手のひらの贈り物が、そう単純なもんじゃないことわかってるだろうに
貴方は夢を残した
最後に私に押し付けた
酷い話だ、最悪だ
もう二度と、一筋縄にゃ生きられない
恨むよ、ずっと
許す余地なんて奪われたから
心の片隅にでも、恨んでおくよ