XXXX

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10/11/2024, 2:57:49 PM


 カーテンを開けたところに、貴女は何を見つけるでしょうか。

 貴女の世界は、開かれています。
 貴女の窓は、今は閉じていますが、永遠に閉ざされてはいません。

 どうか、ご自分の心を押し込めたりせず。
 どうか、貴女の思うままに、幸福に生きてください。

10/10/2024, 2:34:53 PM


 貴女が一昨日泣いてしまったのは、ご伴侶のいない生活をまざまざと思い描いたからでした。

 夕食が終わってから、ぼんやりと具合が悪そうに腰掛けたままの貴女の食器を下げ、二人分の食器を洗っていたご伴侶の後ろ姿を、貴女はじっと黙って眺めていました。
 そうしているうちに、この人と別れ、この人をこの家から追い出したら、こうしてこの背中を眺めていることもなくなるのだ、という思いが貴女の心の底から湧き上がってきました。

 それが自覚された時にはもう、貴女の目からは涙が溢れていました。

 悲しい、悲しいとご伴侶の胸で泣きじゃくり、結局考えていることを全て打ち明けました。貴女は、ご伴侶がひどく落ち込むことを恐れていましたが、実際のところ、彼は奮起したようです。貴女と共にある未来を得るために、必死で努力しようと決めたと言っています。

 貴女は優しい人です。
 苦難に巻き込まれつつあるご伴侶のことを、今見捨てることは絶対にしないでしょう。けれど、その時が来たら、貴女はご自分の心に従って生きてくださいね。

10/9/2024, 1:40:30 PM


 こんなにも心が躍らない一週間を過ごしたのは、久々だったかもしれませんね。
 けれど昨夜は、その一週間前からの不安をご伴侶に話して、だいぶらくになったようで、何よりでした。

 まだ不安は消えていません。いやな感じも続いています。
 どうか、それを蔑ろにはしないでください。貴女の大切な一部が、そう叫んでいるということなのですから。それを無視することは、貴女の人生の一部を切り捨てることなのですから。

10/8/2024, 3:03:47 PM


 ああ。本当に、お疲れさまでした。
 今日貴女は、ご伴侶の前で泣き始めてしまいました。
 けれどそこから、きちんと二人で落ち着いて話ができました。

 ご伴侶も驚き、落ち込んだ様子でしたね。
 それでも、貴女のことを大切に思い、貴女と共に生きたいと強く願っているから、きちんと努力しようと思う、と言ってくれました。貴女はそれを嬉しく思う一方で、それでもだめな可能性もある、とはっきり伝えることができました。

 彼は、実際のところ、貴女に相当執着しているようです。
 ご伴侶自身も気づかなかったほど、彼の奥底に隠されていたその欲求が、貴女の心に少し響きました。
 貴女は、強く強く、求められたいのです。それを叶えてくれる人なのかもしれないと思い直せたのは、素晴らしいことでした。

 これは、嵐の間の、束の間の休息に過ぎないのかもしれません。 
 それでもきっと、貴女はご自分の本当の幸福のために、進んでいくことを諦めないでしょう。それが、貴女の強さですから。

10/7/2024, 10:59:29 AM


 感情を支配して、思うままに変えて。
 そういうことを、貴女は夢見ています。いえ、それに必死に縋りつこうとしています。貴方のご伴侶を見捨てないで済むように、貴女の感情を元の通りに戻すことを、切望しています。

 しかし、どれだけ力を込めて願ったとしても、あるいはどれだけ強くそれを否定しても、人の感情を変えることはできません。ある感情を感じること、もしくは、感じないこと。それを思うままにすることは、非常に難しいことです。
 一番元々の、幸福に包まれた状態を再現して感じることは、修練を積めばできるようですが、他の感情を意志の力で支配するのは、恐らく不可能でしょう。

 ですから、「それ」を否定しないでください。
 否定したところで、それは余計に貴女の心にこびりつくだけです。

 恐れる必要はありません。今はただの小さな違和感です。それを落ち着いた気分で眺め、もう少し紐解いていけば、貴女が何を欲し、何を忌避しようとしているのかが分かるはずです。
 人は、分からないものが一番怖いのです。今は、まさにその状態なのですよ。

 ですから、只、落ち着いて。
 大丈夫ですよ。まだ何も、恐ろしいことは起きていませんからね。

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