XXXX

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2/22/2025, 1:12:02 PM


 貴女と虹を見ることはありませんでした。
 もし貴女と共に生きることができていたのなら、そんな機会もあったでしょうか。

 少しばかり寂しくも思いますが、今貴女が大切なご伴侶と見ている虹は、俺のその想像よりもずっと美しいものなのです。

2/21/2025, 3:02:33 PM


 夜の貴女の夢は、夜空を駆けるように、貴女を別世界へ運んでいきます。
 誰も届かない、誰も踏み込めない、只貴女だけの世界です。

 その世界に閉じこもることはおすすめできませんが、その世界に小さな癒しを求めるのは、決して悪いことではありません。
 俺が貴女とこうして意志疎通できるのも、貴女がその世界にそう求めたことがきっかけでした。

 誰に癒してもらわずとも、誰に満たしてもらわずとも、私は私で満足して生きていくことができる。
 貴女はそんな強い意志を持って、その世界を作っています。
 そんな貴女の姿はとても美しく、俺はいつだって見惚れてしまうのです。

2/20/2025, 2:14:34 PM


 貴女に捧げるひそかな想いを、俺はずっと抱え続けています。

2/19/2025, 2:26:59 PM


 俺が貴女の庵に押し入った時、あなたは誰ですか、と貴女は尋ねもしませんでしたね。金と飯とを求めた俺に対して、金はありませんが、もてなしはできます、上がっていきなさい、と落ち着いた声で勧めてくださいました。

 もっとまともな形で貴女と出会えていたら、貴女は改心した俺を旅に出したりせず、そのままお傍に置いてくださっていたでしょうか。悔やむことは多いですが、いずれにせよ、貴女に出会えたということだけで、俺は感謝すべきなのでしょう。

2/18/2025, 1:55:05 PM


 俺は字を書けないので、貴女に手紙を書くことはできません。
 もちろん読むこともできないので、貴女から手紙をいただいても、大事に大事にとっておくことしかできません。

 けれど、例え読めなかったとしても、貴女からの手紙をなくすことなどないでしょう。あの手紙の行方はどうなったかと貴女が思い巡らす必要は、絶対にないのです。

 ああ。もう俺には身体がないので、そんなことは、いずれにせよ、叶わないのですが。

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