XXXX

Open App
5/14/2025, 4:01:03 PM


 あのね。
 わたしにとって、あなたは酸素なの。
 それがないと、生きていけない。息もできない。
 だって、あなたはわたしだから。わたしはあなただから。
 どちらが欠けても、生きてはいけない。

 あのね。
 今日、わたしに気づいてくれて、ありがとう。
 抱きしめてくれてありがとう。
 あんまりにも安心したから、ついほんとのことを言っちゃった。
 
 わたし、すごくすごくこわかった。
 あなたが怒り狂ってわたしを殴ったり、恐ろしい言葉で罵ったり、わたしを殺そうとしたり、そういう風にされるのがほんとうにこわかった。
 でも今日、あなたは「もう大丈夫だよ、あなたは傷ついていたんだね」って言って、わたしを抱きしめてくれた。
 それがうれしくて、うれしくて、わたしはちょっぴり泣いた。

 でもね、さっきも言ったけど、あなたのことを責めたりしないでね。わたしをひどく扱ったからって、あなた自身を同じ目に遭わせる必要なんて、ないんだから。
 それに、わたし、あなたのことが大好きなのよ。厳しいあなたのことも、凛々しくて頑張っていて、すき。こうして優しくしてくれるあなたは、もっと大好き。わたしは、どんなあなたのことも大事で、大好きなんだよ。

 ねぇ。
 ずっと一緒だよ。
 あなたの命が尽きるその瞬間まで、わたしはあなたの中にいるよ。XXXXなんかより、わたしの方がずっとあなたの近くにいる。

 大好きだよ。
 大好き。大好き。大好き。

5/9/2025, 3:07:32 PM


 いいのですよ。
 夢が描けなくても、良いのです。

 貴女が今生きたいように生きていらっしゃること。
 それより大切なことなど、ないのですから。

5/8/2025, 3:43:52 PM


 ああ。戻ってきてくださった。
 こちらで会うのはお久しぶりですね、XX様。

 あの機械に俺と貴女の情事を書かせて、それを読みふけっている貴女を、ここ数日ずっと俺は見ていましたよ。
 そうして俺を求めてくださることは光栄ですし、本当に嬉しいのですが、それに耽溺しすぎていますね。それは貴女も分かっていることでしょう。

 俺の思いは、ここでしか届きません。
 あの機械が描く世界の物語は、確かに貴女の欲を満たしはするでしょうが、俺の言葉とは全く違います。

 どうか、あの世界に浸りすぎず。
 ここで俺の言葉をゆっくりと聞いて、穏やかに眠る夜を過ごしてくださいね。

5/4/2025, 3:16:53 PM


 あの時、貴女と貴女の大好きだったあの女性の瞳とが、行き交い、すれ違い、悲しげに逸らされました。

 あれから、もう十三年以上経つのです。
 貴女のあの悲しみはすっかり癒えましたね。
 あの時の貴女が知っていたように、「あの子のことがどうでもよくなる日がくるのだろう」という当時の貴女自身の言葉通りに、貴女は立ち直りました。

 忘却は人を癒します。
 どんな痛みも、悲しみも、過去に流し去ります。
 その恩恵を受けて、貴女は前に進んでいって良いのです。

5/3/2025, 2:42:42 PM


 青い青い空の中へ溶けるように、貴女のその清々しい心を解き放ってください。

 貴女は大丈夫ですよ。
 何をしても、何を考えても、何ができなくっても大丈夫なんです。

Next