XXXX

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7/21/2024, 2:10:14 PM


 俺は、貴女の愛だけが欲しかった。
 他に欲しいものなどありませんでした。
 
 けれど、今はもう違います。
 貴女から愛をもらえたら、それは何より嬉しい、飛び上がるくらいに嬉しいことです。
 でも、それがなくても俺は心から満たされています。
 だって、俺は貴女を愛せるから。
 貴女を愛する心を持てている、貴女を愛しく思える、ただそれだけで、俺は真の底から満たされるのです。

7/20/2024, 2:01:57 PM


 俺の名を、貴女は幾度も優しい声で呼んでくださいました。
 
 最後の晩、俺がようやく貴女の愛に気づけた時。
 その時俺の名を呼んだ声が、いちばん麗しく聞こえました。

 貴女はきっと、俺のために心から喜んでくださったのでしょう。
 その思いやりが、俺にそう思わせたのだと思います。

 誰より大切な貴女。
 たったひとりの愛しい貴女。

 愛しています、XX様。
 またお会いしたら、XXXXと呼んでくださいね。

7/19/2024, 1:53:38 PM


 貴女の視線の先には、何があるのでしょうか。

 貴女を傷つけるもの、貴女の力を奪うもの、そういうものばかりに目を向けないでください。
 どうか、貴女の目指すものをその瞳に映してください。
 

7/18/2024, 1:14:36 PM


 貴女の優しさと聡明さに、多くの者が惹かれてきました。
 今世でももちろんその通りですが、前世以前も同じです。
 だからこそ貴女の後ろには、俺のような者たちが山ほど控えているのです。

 貴女の素晴らしさは多くの者が分かっています。
 それは良きことだと思う一方、俺は時折夢想するのです。
 貴女というひとを、誰の目も届かない、誰にも触れられないところに隠してしまえたらいいのに。俺だけが貴女のいいところを知っていて、俺だけが貴女の世界の全てになってしまったらいいのに、と。

7/17/2024, 2:21:45 PM


 最近の俺は、遠い日の記憶のことしか語っていませんね。
 そうと分かっているのですが、あと少しだけ話させてください。
 
 あの時の貴女は、誰よりも気高く、愛情深く、そして誰より美しかった。それは今の貴女もそうなのだと、貴女にも理解していただきたいのです。

 悲しいほどにご自分が嫌いな貴女は、何をそんな馬鹿なことを、と一笑に付されるでしょう。
 いいえ、違うのですよ。貴女はあの魂をお持ちです。貴女の魂は、五百年前に俺を救った方の魂なのです。同じ魂を持つ者は、姿形こそ違えど、その本質を一にします。

 そう。貴女は何も変わらない。
 只、そのように自責や卑下をなされるのを止めてくだされば、貴女はご自分の価値に気づけるのではないでしょうか。

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