あなたとわたし
君の体が 私になってる
3分前に変化して
心の中があなたになってる
私はあなたの 思い違いを知った。
何度でも何度でも
目が合うのは 他の子に見えて
何度でも何度でも 電話してくるのは
妹が目当てだって 入れ違いになって知った。
音を立て 音を立て 君のイメージ 崩れていった。
私の体が君になって 変な癖を付けないでって
何度でも繰り返す。
明日は身体測定。このまま二人は 戻れません。
誰の根回しなんかと思う。
神様がいたら こんな手段は あっていいのですか?
あなたとわたし。
あなたがこんなに ゲスな男なんですか?
何度でも何度でも
お菓子の袋を 床に捨てて
私と違う生活を 見せないでくれませんか?
何度でも何度でも
神様はどこに いらっしゃいますか?
あなたとわたし
性格不一致。あと少し時間がたてば
結婚していたんです。
神様のいたずらで 男と女 あなたとわたし
同じ家で生活を 送れるわけないよ。
新婚旅行は 国内じゃないんですか?
あなたの部署は 企画担当。
私は上司と 書類にらめっこ。
終身雇用。男女平等。
あなたとわたし。
違ってませんか?
住むところも違う。趣味もセンスも違う。
回り回ってあなたとわたし
違う世界で いきていくんですね。
朝の陽射しに 手紙を書いて
出ていこうとする時に
目覚ましがなり 夢だとやっときずいたんです。
柔らかい雨
君の暖かい心
何度でも握って
僕は君に誓う avenueの真ん中で
君の優しい瞳が 僕をにらんでるようで
人混みのなかでも 君が好きだと
愛を誓うよ
まるで空から なにかが
落ちてきたような 君の肩口
天使のような 羽が跳ねてる
何度でも ビロードの雨に そっと触れる度
優しい手のひらに 包んだ愛は
何度でも 何度でも 叫ぶんだ
遠くても 遠くても 君の瞳を 遠くで見てる
柔らかい雨 君のドレスを やさしく濡らして行く
何度でも 口づけをしようよ
人前でも構わない 何度でも 君を縛り付ける
宿命のような 呪縛を解いて
柔らかい雨 キスを何度もしようよ
空が落ちるまでは 何度でも 約束しよう
愛を誓うよ 人混みのavenue
誰かが見ていたって構わない
何度も誓う キスを繰り返しながら
ドレスをまとう 優しい雨が 君を濡らして
ガラスのavenue もうすぐ冬の 景色になってく
ガラス張り 都会の夜に テラス越しから
何度も君の 名前を呼んだ
ガラスのavenue やさしく笑う 君が好きだよ
ハイヒールを そっと背伸びして 髪を乱して
風が背中を そっと撫でるから
柔らかい雨 そっと君のドレスを 濡らしてく
一筋の光
星の灯が 何度も 点滅している
音もなくずっと 瞬きみたいだ
君の家近くまで 止まらずに バイク走らせている
君がいなくなる そんな気がして
急いで 君の家へと 止まらずに 走らせている
すこしずつ 冷たい 雨は何時から 僕の心を
止まりかけた時間 走る心を 押さえながら そっと
君の名前呼べば まださよならは 来ない気がして
何度も僕は 君の名前を 呼ぶから
君の部屋に 一筋の光 まだ そこに 愛があるなら
君の暖かい 心がそっと 僕を 遠くから呼んでる
雨は どしゃ降りになって
君の心も濡らして
それでも僕を あかりをつけて
君は呼んでる
何度でも 僕は 君のところへ
星の灯が 見えなくなっても 尚
一筋の光 君は部屋の あかりをつけて
愛がたどり着く場所に
君の笑顔を 残していてほしい
いつかまた雨が上がり
星が降る夜空に 変わると信じてる
哀愁をそそる
エンジンを吹かして
都会の町を 走り抜け
七階の あのマンション エレベーター
これを抜ければ 君の場所
もう少し 君の待つ 愛の部屋
waitress姿の チャイナガール
か細い声が 魅力だね
都会暮らしで IQ高めの
優しいハートが 哀愁をそそるね
きみがいつか僕に ねだった
チャームネックレスが揺れてる
グレープフルーツの香りが 漂う 5LDKの部屋
キミの両手 いっぱいに広がる星を
君の瞳に いっぱいの 花束を抱えて
きみが笑ってくれる たくさんのジョークと
きみがいつか着てくれる チャイナドレスと
あいの言葉は いつかの 思い出を
キミの仕草を独り占め midnight city hole
いけない気持ち 抑えて 何度でも 何度でも
君に囁く そっと 気持ちを そっと 手紙を
青い風 吹き込む 高層マンション
上海の風が やさしく 包み込むから 何度でも
哀愁をそそる キミのこと 何度でも 抱き締める
君に伝えることばは きっと 世界が君を
待っているから ずっと ずっと 遠くの星から
鏡の中の自分
喜ぶとき 悲しむとき
世界が違って見える
日差しの暖かい 土曜の午後も
あなたがやさしく見える。
どんな時も 一緒だった。
あなたが三月の 桜を紡ぎ
子供用の 着物を着る ときでも
夏の風を受けて
小麦色の肌を 心配するときも
クリスマスイブも一緒だった。
あなたが買った洋服に
覚えたての メイクをしながら
跳び跳ねた 髪をおさえて
飛び出した冬の季節も
鏡よ 鏡
鏡の中の自分に問いかける
それはきっと 子供の頃
描いたもの全てが
鏡よ 鏡
鏡の中の自分に問いかける
大人へと 変わるときも
あなたのそば居ました。
あなたが
学生最期の卒業の朝も
忙しそうに走りながら
式へ向かうときでも
パパとママが心配そうにずっと
お嬢様ドレスのあなたの
後ろ姿を 見送りました。
あなたが会社で
OLになって
リクルートスーツを
着るようになって
何年目かの誕生日
車に乗った彼氏が
あなたを迎えに来ました。
相手はすこし 律儀で
格好いいハンサムの 彼氏で
スポーツがすこし 得意な
銀行のかたでした。
そして月日は
ウェディング。
六月の大安の日に
あなたは私を 去って
大人へと 上っていきます。
そして両親に挨拶を
花束を抱えて何度も
パパとママは泣いていました。
晴れの日の 風はすこし
あなたのような優しい
日の当たる 午後のような
穏やかな 日々を期待させる
天気のいい昼でした。
あなたのパパと
あなたのママが
そしてあなたがそこでブーケをつけて
私と一緒に もらっていかれました。
鏡よ 鏡
わたしはずっと 今日まで
あなたと一緒だった
鏡の中の自分が 今日は綺麗ですか?