ひろちゃん

Open App
9/19/2024, 12:17:52 PM

もしもこの道がずっと続いていくのなら
何を求めて歩いていくのだろう
ススキの原野が向こうの方まで続いていて
岩がゴロゴロと転がっている

僕らはこの空間を一人で歩いていく
わかりあっているつもりでも人の心は見えない
明日に向かい歩いていくそれだけで
向き合っているようで向き合ってはいない

もしも時間が止められるなら
向き合うことも出来るのかもしれない
けれど時間は止まらないだから人は
前を向いて歩き続けなければならない

そう人はいつも孤独だ
抱きしめていても結局孤独だ
悩みも喜びも人それぞれで
共有しているようでも実は考えていることは同じじゃない
時間よ止まれ
そんなことを考えながら
僕らは前を向いて歩いていく

9/18/2024, 11:23:47 PM

100万ドルの夜景という言葉があるが
私はあまり夜景は好まない
それは人類の滅亡を象徴しているように思えるから

ただ海岸から見る
漁村にちらちら灯りがいくつか固まって
ついているさまは好きかもしれない

これぐらい控えめな方が
私にとっては丁度いい
人と人との関係も少し控えめに
穏やかな関係でありたいと思う

9/17/2024, 1:35:27 PM

野菊の花畑に
蜂や花虻が花から花へ
僕は夢中で写真を撮った
よく見ると可愛いんだよハナバチ

白と黄色の花が一面に
天国のように麗しく
全体を見ると向こうの方まで
笹原の中に花が彩りをあたえている

十月の空は青く透き通り
頂上へと続く土の線を照らしている
木々も疎らに影を落として
緑の中にグレーを描く

僕はいよいよ歩みを進める
青い空
笹原
野菊
木々の影

斜面は思いの外
急で厳しいが
これが味わいたくてここへ来た
ここを登れば東雨乞岳の頂になる
そして雨乞岳へ続く稜線が待っている

9/16/2024, 12:50:38 PM

秋空の爽やかな
山に向かう
ワクワクするってこういうこと
赤トンボがススキに止まった

ここは昔はスキー場
キリンソウの黄色がチラホラ
眼下に広がる風景は
少しずつ遠ざかる農村の町並み

空が泣く
そんなことはないさ
こんなに晴れているのだもの
君のそばでいつか明るく笑いたい

秋空の爽やかな
山に向かう
ワクワクするってこういうこと
僕はきっと上を向いて君の方へ歩いていける

9/15/2024, 11:53:41 AM

君からのLINE
白線が引かれている

知り合いのLINE
笑顔をあげるLINE
友達のLINE
好きのLINE

僕は僕の立ち位置を手探り探りながら
君と向かい合っているこの雑多な世界の中で今
好きなんですだから君に近づきたいのです

恋人のLINE
その向こう側へ
一人だけが許される

一緒に歩きはじめるLINE
心が一瞬揺れて君を抱きしめるLINE
そして二人で何かを築いていくLINE

Next