まるで、朝日の温もりのようにあたたかい。
まるで、雲の上に居るようなフワフワとした感覚。
まるで、甘く華やかで鼻腔がくすぐられる。
目を開けると、私の目の前には綺麗な女性がこちらを見て微笑ましくしていた。
「おはようございます」と女性は優しく言ってくれた。
私は体を伸ばしながら、「おはよう」と返して、体を起こした。
綺麗な女性の膝で寝ていたらしい。何時間くらい寝ていたのだろう。
女性は足を伸ばしていて、笑いながら
「シビレてしまいました。少しだけ待っていただけますか?」
「私の方こそ、すまない。長い間寝てしまっていたね」私は、横に座り肩をかした。
女性は、頭を肩の上に乗せながら
「お気になさらないでください、私が好きでやっていたことなのです。ただ願わくはもう少しだけ、肩を貸してください。」そっと目を閉じた。
静かに、女性は「ずっとこの平和な時間が過ぎてほしいです」
「旦那様はどこかに出かけると、いつも問題を起こしてしまって、毎回怪我をされて帰ってくるんですもん」
私は、微笑しながら「すまないな、心配かけてしまって」
「それと、少し誤解があるな。私が行くと勝手に事件が起きるんだ。まるで、自然現象のように」彼女に目線を送った。
彼女は頬を膨らませ、可愛い表情をしていた。
「そんな自然現象嫌ですよ。」
ふと視界に一冊の本が入った。「世界のキッチンカー~旅の旅行家~ 著者:エマーリン・シャーマン」と書かれている、タイトルも作者も聞いたことがない本を私は手にとっていた。内容は1人男性がキッチンカーを使い世界を巡りながら、たくさんの出会い・たくさんの経験を得て成長していく物語らしい。
私は、初めの一行目に目を引いた。
「あなたは、自分が選択するべきタイミングだと気づいたことはあるだろうが。この選択が将来自分にとって大きな岐路だったと、分かるくらいの選択をしただろうか。」
心がえぐられる気持ちになった。それもそのはず、その本の隣には「進路相談の紙」が置いてあるからだ。
窓には水滴が流れ落ちた。
梅雨の時期に入り、雨が降る日が続いた。
私は、6月のこの時期になると、必ず行くところがある。
私は、傘をさして歩いた。
歩いた先は、公園だ。
ここの、公園は6月の時期になると、名前通りの公園になる。私は、歩いて、公園の中央までたどり着いた。
ドーム城のような、形に盛り上がったところ見た。
そこには、なん万本と連なるある。「あじさい」がある。
私は、この目の前に広がる、あじさいを見るのが好きで好きでたまらなかった。
上から落ちてくる、雨粒が大きく開いたあじさいの花に当たり、葉、茎と流れ地面にたどり着く。
私は、耳を澄ました。雨音とあじさいたちが奏でる音に。
最後に深呼吸をして、私は歩きだした。
公園の名は「あじさい公園」安直だが、地元民しか知らない。公園だ
お題 街
街(まち) とは、都市の中のデパートや商店街、飲食店などのアーケードがあり、集客力の高い繁華街、もしくは商業地区をいう。往々にして、交通機関の駅やバスセンターなどの基点と重なったりする。
参考:Wikipedia
都会か田舎、どちらがいいと聞かれたら俺は、両方好きだと、こたえる。
正確に好きなのは、景色だ。とくに、左右対称で奥行きがある景色が特に好きだ。
それは、鳥居から本殿に行く道のような、風景だ。
街を歩けば、左右には大きなビル、先まで道なき道が続いている景色がある。
すれ違うかのように歩く人たちの流れ。
気持ちがいい。
まるで、ドラマやアニメ、漫画の主人公のように、1人たたずんでいる、感覚で気持ちがいい。
周りからは、中二病だと思うだろう。だから、どうしたと俺は、心の中で叫んだ。
主人公なんか、特定の視点から描かれ、注目された人物にすぎないのだ。
これは、俺がここで生まれて、俺視点なのだから俺が主人公で何が悪い。
むしろ、自分のことを主人公と思えない人たちが、勿体ない。
腕を伸ばしながら、考えていた。
すると、目の前で突然、事故が起きた。
突然で戸惑ったが、すぐに、携帯を使い連絡をした。
救助するために、俺は動いた。
題 やりたいこと
さてさて、「やりたいこと」という議題についてだ。
「やりたいこと」とは、何を差してるのでしょうか?
自分のしたいと思うこと?
思い付いたこと行動に移すこと?
気持ちが沈んだとき、気分転換としてやりたいことをやる事?
全部正解で全部間違い。
例えば、やりたいこやれよと言ってくる他人がいる
他人なのだからこそ、「やりたいことをやればよい」と簡単に話してしまう。
でも自分が、落ち込ん出るときにこの言葉をかけられたら、前向きになれるのか?なれないのか?
反抗的に「うるさい」と言ってしまうかもしれない。
見方や立ち位置で、意味が変わるだから、全部正解全部間違いではないだろか。