ふと視界に一冊の本が入った。「世界のキッチンカー~旅の旅行家~ 著者:エマーリン・シャーマン」と書かれている、タイトルも作者も聞いたことがない本を私は手にとっていた。内容は1人男性がキッチンカーを使い世界を巡りながら、たくさんの出会い・たくさんの経験を得て成長していく物語らしい。
私は、初めの一行目に目を引いた。
「あなたは、自分が選択するべきタイミングだと気づいたことはあるだろうが。この選択が将来自分にとって大きな岐路だったと、分かるくらいの選択をしただろうか。」
心がえぐられる気持ちになった。それもそのはず、その本の隣には「進路相談の紙」が置いてあるからだ。
6/8/2024, 4:34:14 PM