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まるで、朝日の温もりのようにあたたかい。
まるで、雲の上に居るようなフワフワとした感覚。
まるで、甘く華やかで鼻腔がくすぐられる。

目を開けると、私の目の前には綺麗な女性がこちらを見て微笑ましくしていた。
「おはようございます」と女性は優しく言ってくれた。
私は体を伸ばしながら、「おはよう」と返して、体を起こした。
綺麗な女性の膝で寝ていたらしい。何時間くらい寝ていたのだろう。
女性は足を伸ばしていて、笑いながら
「シビレてしまいました。少しだけ待っていただけますか?」
「私の方こそ、すまない。長い間寝てしまっていたね」私は、横に座り肩をかした。
女性は、頭を肩の上に乗せながら
「お気になさらないでください、私が好きでやっていたことなのです。ただ願わくはもう少しだけ、肩を貸してください。」そっと目を閉じた。

静かに、女性は「ずっとこの平和な時間が過ぎてほしいです」
「旦那様はどこかに出かけると、いつも問題を起こしてしまって、毎回怪我をされて帰ってくるんですもん」
私は、微笑しながら「すまないな、心配かけてしまって」
「それと、少し誤解があるな。私が行くと勝手に事件が起きるんだ。まるで、自然現象のように」彼女に目線を送った。

彼女は頬を膨らませ、可愛い表情をしていた。
「そんな自然現象嫌ですよ。」

6/9/2024, 3:00:20 PM