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11/1/2024, 2:10:32 PM

ー永遠にー

あの人が、私の隣で微笑んでいる。
そんな夢を見た。

ぼんやりした頭がはっきりとし始め、現実が胸に押し寄せて私は泣いた。

そっか…。
もう会うことができないんだった。

悲しみを感じつつも、私はベッドから起き上がる。

この世界には永遠がないように思うけれど、
心の中には永遠が存在すると思う。
そう考えることが、私の救いだ。

私はカーテンをそっと開け、青空を見つめながら思った。

だから、そう。永遠に。
私は死ぬまで君を忘れずに生きていくんだよ。

10/20/2024, 10:30:14 AM

ーすれちがいー

後で書きます

10/17/2024, 10:44:10 AM

ー忘れたくても忘れられないー


私は何もできず、ただ呆然と見ることしか出来なかった。

病室のベッドで温もりを無くしていくその様は、まるで一輪の花が枯れていくようだった。

手を握って名前を呼んでも、もう戻らない。

最期の時、一筋の涙が流れた。
それは、私への最期の返事だったんだと思う。

いまでも、その涙が忘れられない。
そのやるせない思いが、今も私の胸を締め付ける。

それでも、最期に立ち会えて良かったと思う。
それが、私のたった一つの救いだ。

10/16/2024, 11:26:25 AM

ーやわらかな光ー


突然の訃報に、唖然とした。

学生時代、大好きだったバンドのベーシストが亡くなったらしい。
SNSでその訃報に驚く人の声をぼんやりと眺めていた。

そのバンドといえば、私の青春そのものだった。
そのバンドの音楽はまるで、私の全ての傷を歌い、癒してくれるようだった。
そして、私の謳歌する青春にいつも寄り添ってくれた。

今でも、一筋の光のように、私の心を照らしてくれる。
それはいつでも柔らかく、温かい。
今も私の心を照らしてくれる存在だ。

彼はこの世を去っても、多くの人にとってのやわらかな光となり照らし続けるのだろう。

押入れに入れた段ボールの中からCDを取り出し、プレイヤーで私が一番好きだった音楽を再生する。

いつまでも、思い出はあの頃のままだ。

私は涙を堪えながら、心から彼の冥福を祈った。

10/15/2024, 1:26:16 PM

ー鋭い眼差しー

それは、鋭い眼差しで私を捕える。
寝ても覚めても、それはいつも私の近くから離れない。

『孤独だ。』

不意に、目が覚める。
時計の針は4時を指している。
カーテンの隙間から、街灯の灯りが差し込んでいる。

心拍数が高くなる。

『なんで…、いつも君はこっちを見るの?』

まるで捨てられている猫が捕食しようとしているような、切なくも強い眼差しだ。

それは、私に少しずつ近づいてくる。

咄嗟に、その存在と私を一度に抱きしめてしまった。
そして、抱きしめた腕をゆっくりと緩める。

ふと、それは静かに佇み、私の側に留まって、こちらを見つめている。

「認めてほしくて、寂しくて、ずっと惨めだった。」と、それは静かに語る。
今にも崩れ落ちそうなその孤独は、私の心の中に優しく溶け込んでいく。

『今までごめんね。』

それは、穏やかな眼差しで私を見つめ返す。

『明日は、一緒に出かけようか。』

私はそう言い、瞳を閉じる。
きっと明日も明後日も、孤独と私は手を取りながら歩いてゆくんだろう。

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