お題 : フラワー
どうも、4月7日に4んだ774です。
いや、なんと言うか。よく分かんないですけど、私死んだらしくて。なんか普通に歩いてたらすっっごい頭に衝撃食らって、目覚めたと思ったら自分死んでるし。
しかもさっきまでの出来事は覚えてるのに、名前だけ分からなくて……もう意味わかんないです、本当に。一体私が何をしたって言うんだ。普通に息して世界汚してただけじゃないか。いや、だからか?でもそれは人類みなそうか。なら違うか。
ともかく今、私が死んだらしい場所に立ってます。
警察が調査進めてて、テレビに乗るぐらい私は死んだことを世間に広められてるらしいです。「いぇーい、お母様見てるー??」って1回は言ってみたかったな。
とりあえず、名前が思い出せないことが「呪い」らしきことになってるらしいので、私は一旦家に帰ることにします。もしかしたら思い出せるかもしんないし。
そこでふと、目を閉じたら目の前は玄関であり。
いや、ほんとにどうなってるんだ私。なんかの超能力か?お?異世界転生?違うか。
表札……と言えるものを玄関にかけてた覚えはあるものの、なんかノイズらしきものが走ってて見えない。なるほど、世界は私が名前を思い出すのを阻止してくるらしい。
まぁ一旦、家の中に入るとして。状態はもちろん、朝学校に行こうとしてそのままにしてたなんともいえない生活感があるだけだ。
うーわ見たくない。相変わらず汚い部屋。
どうせ死ぬって分かってたなら綺麗にするべきだった。
いやまぁ、私も今日死ぬ予定じゃなかったんだけど。
っていう感想しか出ないぐらいの、生活感が溢れる感じの家。いつもと変わらない。
何処を見ても桃色に染まってる。この部屋で唯一目が合うのは、部屋中に溢れる推しのグッズとだけ。それが幸せなんだけどね。
と思ってた所存、大きく変わっているところが1つ。
部屋中に花が咲いてる。まるでそこから生えてるみたいに。
色は大体、ピンクと言った感じ。でもたまに白や水色と言った、ピンクを飾るような花が咲いてる。
………いや、普通に何故部屋に花が?これも死んだのが関係してる?そうとしか考えられない。
最近の出来事で、花に触れたことはあったっけ。
自分の名前は忘れているのに、最近や昔の出来事を覚えているのに感謝する。ただやはり花に触れたことは最近の出来事で_______
いや、あった。知らない人から花を貰った気が。
通りすがりに、目も髪もピンクの人から急に花を貰ったはず。捨てるのも勿体ないから、ベランダに置いてた。
道中に咲いてる花を何とか掻き分けながら、ベランダにあるはずの花に向かう。
________思い出した。
" 4月7日、貴方は死にます。 "
" それと同時に、名前も無くすでしょう。 "
" ただし4月7日は、貴方の日です。 "
" 周りから特別でもないのに祝福されることの有り難さを、ずっと忘れないでください。 "
" それを忘れていなかったら、貴方の名前は分かるでしょう。 "
……忘れるはずない。
私は名無しなんかじゃない。
私の名前は 『 Shina#47 』だ。
お題 : 好きだよ
私は君が世界で1番好きだよ。
私はこの世界で1番幸せだよ。
私は君が世界で1番好きだった。
私はこの世界で1番幸せだった。
全部、君のせいだ。
全部、君を好きだったから。
私は世界で1番君のことが好きだった。
でもまだ、私は君が好きだよ。
( また変えると思います。深夜投稿失礼しました。 )
お題 : 桜
____4月は出会いの季節。そしてそんな「出会い」を彩るのが桜。
ただそこにあり、咲き続けるだけで美しい桜。ただ昔までは、なにものでもないただの「いみないもの」だったはず。
でも今は、推しのファンマが「🌸」なことから、嫌でも意識してしまい、いやでも好きになってしまった。
4月は花粉のせいで今も鼻がむずむずするので、「四季の中で1番好き」とは言えないが、桜のせいで2番目に入るぐらいには好きになってしまった。
もう今でさえも辺りは満開って感じに咲き誇っていて、入学式に散ってないかの心配が今はある。
どうして美しいものは直ぐに消えて、この世の中にある汚いものは増え続けるのだろうか……………
考えでも答えが出ないことは明確なため、汚い思考は捨て、もう既に嬉しいことがいっぱいだった今日を懐かしみながら寝ることにする。
お願いだから、綺麗な色で美しい桜さん、もうちょっと散らないでいてね。
お題 : 君と
______何故貴方はあんなことを?
怒っていないはずなのに、君からは私が怒っているように見えるみたい。
向かいの席に座る"君"がどんなことをしたか____それはご想像にお任せするとして。
とにかく、"普通に考えて"やってはいけないことを目の前の貴方はやってしまったんだよね?
目の前の君は、こんなに寒い日でも汗をかいて私から目を逸らしている。それが答えになってしまっている。
……………それなら、昔の話をしよう。
君から婚約指輪を貰った時、死んでもいいと思うほど嬉しかったの……私すごく覚えてるよ。
もちろんそれで終わるような思い出話じゃない。
私は君と一緒にいること自体が嬉しかったの。
君と泣く。
君と笑う。
君と歌う。
君と踊る。
君と話す。
その行動全てが私は楽しかった。
だからワタシは、君と一緒ならなんでもいいんだよ。
こっそり忍び寄せていたナイフを、気付かれないように隠しながら君の後ろに立つ。
刺す場所は問わず、刺したら抜く。また刺す。それを繰り返したら、ヒトは確実に死ぬ。
ナイフに付いた血も、返り血のようなモノも、これも全部君から出たもの。
君と一緒ならワタシ、本当になんでもいいの。
でも君が何かをしてしまったことで、君と離れ離れになっしまうのは一番嫌だから。
ずっとずっと一緒に笑いたいから、ずっとずっと夢の中のままで。
君の夢の中に、私も一緒に逝くから。
______君と一緒に、地獄に堕ちることにしたよ。
お題 : 空に向かって
空に向かって手を伸ばしても、
何も掴めないし何も変わらない。
「だったら空に向かって思いっきり叫んでやろうか」
そう言って君に対しての愛を空に叫ぶと、
「それは違う」ってあたふたしながら止めてくる。
空にはこの手が届いたか、
空にはこの声が届いたか、
空にはこの愛が届いたか、
少なくとも分かるわけないけど、
隣にいる「大好きな人」にはきっと届いたと思う。