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9/27/2024, 9:35:34 AM

秋は神社に訪れたくなる季節だ。
紅葉した葉の散る様と、
朱に塗られた鳥居の堂々たる佇まい。

最っ高に眼福な光景である。

紅葉は見てよし、食べてよし。
正に秋を代表するものだとも思う。
紅葉の天ぷらを食べたことはあるだろうか?

個人的な所感として言うと、
枝豆を摘むみたいな中毒性がある。
是非とも一度食べてみて欲しい。

9/25/2024, 10:25:41 AM

電車に乗るのが好きだ。
窓際の席に座って流れゆく景色を
ただ、ぼうっと眺める時間を
何とはなしに、心待ちにしているのだ。

暁の光に照らされる畑、
真っ青な空を覗かせる雲の切れ間、
宵闇に昏れる街並み。

車窓から眺める景色は、
何故だか心をほんわりと
豊かな気持ちにさせてくれる。

だから、いつも、何となく。
窓際を選ぶのだ。
スマホに向ける視線を上げて、
一時のそれを楽しむために。

どうやら私は、存外、
この時間を好んでいるらしい。

9/25/2024, 2:42:24 AM

「形の無いもの」といわれたとき。
頭をよぎったのは古くからある存在の事だった。

付喪神は人から大切にされ
永い時を過ごした物にのみ宿るといわれている。

ただ、永い時を過ごすだけでは。
ただ、使われるだけでは。

九十九が宿ることは無いのだ。

それは何故か。
人の想いが、愛が、彼等彼女等を育み。
募ったそれらが、やがて人と物の間に
奇跡を起こさせるからだと私は思う。

想いは形の無いもの。
故に、強くそこに在るもの。

古来、人の想いは時として奇跡を呼び起こす。
大切にされた古い物は度々、
悪いものから持主を護ってくれるという。
それは正しく、人の想いから
引き起こされた奇跡と呼べるものだろう。

なにせ、大切に思う気持ちが無ければ、
九十九が何をしようとも我ら人が、
気付く筈もないのだから。

大切にし、愛し、想うからこそ。
彼らの行いに気付き、
その奇跡に心を躍らせられるのだ。

「付喪神」は人から大切にされ、
永い時を過ごした物にのみ宿るといわれている。

それはつまるところ、
人と物の想いが
通じ合う瞬間を
その形の無い関係を
人が言葉という形にしているだけなのだろう。

そういうものなのだと、ふと、おもった。