葉月

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9/4/2023, 12:06:50 PM

「きらめき」

 世の中の人はきらめきを求めている。人の関心を自分に集めたかったり、自己主張に「いいね」という肯定を求めている。確かに、それで満足は得られる、きらめいている自己確認が可能となる。
 私が仏教から学んだことは、それは一瞬のことで永遠ではない。しかしその一瞬の高揚感は、まるで麻薬のようだ。自己肯定や高揚感が忘れられなくなる。そして必死になって、もう一度もう一度と頑張る事になる。
 仏教的には、まさにこれが苦しみなのだろう。私にも苦しみはある。老いてきて体力も記憶力も落ちてきて歳相応に老けている。それは当然のことなので、鏡の前で、苦しみを手放す。老けている自分で良い。かつての自分に戻りたいとは思わない。
 そして誰かに注目されたい願望もない。自分が自分らしく生きている。それが一番大切な事だからだ。そう悟れれば、本物のきらめきがやって来る。または天からの光に照らされると言いかえても良い。誰からの肯定も必要ない。つまり救いは自分の内にあり、言いかえると神とともに神なしで生きる、そういう境地へと向かっていけるのだ。
 よく考えて欲しい。かえって苦しむ道を歩んでいるのであれば、目覚めて欲しい。苦しみを手放すために。    



注意⭐︎ご存知の方も多いと思いますが
   「神の前で神なしで生きる」ナチスに抵抗し牧師であり神学者であったボンフェッファーの言葉から影響を受けた記述があります。どの宗教も究極的に悟りの道を歩むことになると考えております。しかし私独自の宗教的考察を誰かに押しつけるものでは、ありません。
 いま、伝える事の難しさを感じています。つまり、どの宗教においても、信じる仲間がいても、その宗教に神がおられるのなら、神と向き合うのは己れ独りという事になるかと思います。個人的な思いです。

9/3/2023, 12:38:22 PM

「些細なことでも」

 あまりに些細なことなので逆に何も言えない事は多い。私が人と関わる時、表層意識だけを考えていない。その人の深層心理を深く考える時がある。
 特にいま、いくつかの国の人々のことを思い浮かべることがある。そうした国々は、知識層の幅も大きい。SNSの情報は一方通行の事が多く、YESかNOの短絡的議論が多い。流れていく情報量は膨大にも関わらず、瞬間的にひとつのキーワードの議論に終始している。話題の転換も早く、情報を見ている側も常態化している。いずれにしても全体を俯瞰して見ることが不可能なのだ。
 途中の論理はスキップしてしまうが、結論を言えば、大衆心理を扇動する事が可能である。この手法を熟知していてBOTを巧みに利用しているという訳だ。
 そうした国々の人々は、表層意識と深層心理との乖離が激しいと感じている。まるで二人の人間が一人の人間の中に共存している。もちろん普通の人でも複数の人格が深層心理内に存在しているものだけれど、あまりに隔たりのある人格を同時に共存させなければいけない人々の悲痛さは胸が締めつけられる。
 まったく些細なことである。けれど世界平和への鍵はここにあるとも言える。つまり相手の深層心理に語りかける言葉を持ち、それとなく解るように語れないと真の問題解決には至れない。

9/2/2023, 11:15:28 AM

「心の灯火」

 私は毎朝、日本の神様方、龍神様に手を合わせてお祈りしている。私にとって最も恐ろしいことは、神様方や龍神様に手を合わせられなくなる事だ。神様方の前で、清らかで美しい心を保ち、無心で手を合わせて祈る。それは私の誇りであり、心の灯火でもある。今朝は、とうとう我慢の限界がきて「どうか助けてください」とお願いをした。
 どんな人にも人としての尊厳がある。必要以上の憐れみは必要ない。少なくとも私は誰かに迷惑をかける生き方はしていない。誰かに強制され洗脳はされない。私は私であり、他の人間にはなれない。私にとって、これが正しいと思えることを貫くだけである。しかし、私の正しさを人には強制しない。他人の尊厳を守るためだ。それぞれの考え方に相違はあって当たり前である。
 人類にとっての地球環境を守っていきたい。その考えをまるで無視するかのような、この世界の有り様に、ため息がこぼれる。確かに自分が生きていくだけで精一杯の人達ばかりだけれど、地球環境を守っていかなければ、それは自分自身に還ってくる。今年はすでに台風や豪雨の被害に見舞われている方も多いけれど、温暖化がその原因だと言う事を忘れてはいけない。災害に見舞われていないのは、単なるラッキーに過ぎない。
 その事を忘れない事だ。そのために努力している人達を応援するのが当然と考えている。もちろん反対の人達も多い。反対の人達は未来を考えていない。少なくとも努力している人達の邪魔はしないで欲しい。それは自分自身に還ってくるのを忘れてはいけない。
 

9/1/2023, 11:45:04 AM

「開けないLINE」

 また後日、書き直します。

8/31/2023, 12:01:40 PM

「不完全な僕」

 そもそも不完全なのが当たり前なので、何をもって「僕」なのかが、わからない。この題名そのものが、破綻している。不完全であることを前提として生きる。どれだけ齢(よわい)を重ねたとしても、人は不完全である。若い人を前に多少、偉くなったように感じても、死ぬ瞬間まで、成長し続ける、そんな背中を見せるだけで良い。
 本当に意識の進化した人は、自分の価値観を押しつけることはない。自分もまた、この世の全てを理解しているわけではない。そう悟っているからだ。この世の森羅万象から学びとる気概もなく悟ったような気になっているとしたら、それこそ間違いに違いない。
 完全などない。それは不可能だ。生きている限り達成できない。そして死がやってきて、生まれかわり、また振り出しに戻り、最初からやり直すのだ。例外なく、全ての人がそうなのだ。残された人生の時間も学ばなければいけない。何故なら、生まれかわり、また振り出しに戻るけれど、今生で頑張った記憶を持って、果たせなかった使命を自分の魂に思い出させるためだ。
 私は決して忘れない。来世では、必ず世を動かす地球人となってみせる。仮に手遅れとなっていても、その時に何が起こるのか、この目で必ず見てやる。そして、この記憶を宿したまま、生まれ変わってみせる。


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