14歳になった底辺

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9/10/2024, 2:05:42 PM

今日はメモです。いつもはこんなん書かないんですが笑バーっと候補書いたので書いたきますね。良いお題なので貯めておきます



喪失感

死別

これはなんでも良い。すきなようにやれ

庭にあった花が咲かなくなった

愛する夫を亡くした老人の未亡人。若い頃夫と植えた花(花言葉調べてきめて)をみて、儚くマイナスな気持ちになるも、台風が通っても死ななかった花に少しずつ勇気をもらう。だが、ある日を境に花が咲かなくなってしまう


ペットとの別れ
生まれた頃からずっと家にいた猫→主人公に懐かないから物心つく頃には猫の事が嫌い→主人公が中学生になって、この猫の先が長くないことに気付く→そうおもっていたのにも関わらず何もできずに猫が亡くなってしまった→その死骸をみて嫌いだったらはずなのに涙が止まらない


子離れできないおや

親の心子知らずって言葉あるからこれは書けないかもな。娘にして、中学生くらいの子がいいかも

幼馴染に彼女ができて、好きでもないから応援するも何故か喪失感を感じる女子中学生

→まんま!



卒業したため勉強をしなくなった勉強のできた社会人

→勉強について大人からかなり褒められてきた主人公。良い高校に主席で入学。成績トップのまま有名な大学に通う。しかし、卒業して就活が終わると、必要以上の期待と責任感でプレッシャーだらけだった。今までの期待は全て勉強で返せていたが、仕事は自分の肌に合わず、(主人公はそのことに気づかず自分を責めてしまう)褒められるどころか責められ叱られる毎日。上司のため息を聞いて主人公は自殺を考えてしまう





9/9/2024, 11:03:27 AM

俺はいつもこの部屋から外を眺めている。朝、昼、晩、ずっとだ。俺は病弱で自分だけでは生きられない。世話を見てくれる人が必要だった。だが、俺は別に良いと思っている。外に出てもなにもないし、家の中と大して変わらない。たまに散歩で公園などを歩きに行くことがあるが、それは母がそうしないといけないとうるさいからだ。

「るい、ご飯の時間だよ。起きて」

ルイとは俺の名前だ。

俺は、ありがとうと言ってベットから起き上がり、目の前に置かれた飯をゆっくり食べはじめた。美味しい。朝は大体いつも同じだ。

俺は飯を食べながらも外をみる。母は、俺が外を見ているのをみて、外に出たいのだと勘違いしているらしい。それなのに、俺は外に出なくていいと言うものだから、俺が強がっているのだと思っているのだ。

外には沢山の人がいる。毎朝この時間に通り過ぎていく人が何人かいて、その人たちをみて、もうそんなに時間が経ったんだなと思う。

昼になると俺は家の中を移動して、ベットにいく。1時間ほど寝てから、また窓に向けてあるイスに座る。

この窓は西側に付いているので朝日以外は直射日光は当たらない。昔は寒いのでよく家の反対側に移動していたが、それだと去り行く人があまり見えないのでやめた。

昼ごはんは基本食べない。朝と夜食べれば十分だ。全くお腹空かない。食欲があまりないのだ。

最近はできるだけ動かないようにしている。
最近、体力がないのだ。少し歩いたり階段を登ったりするだけで息が上がる。

夜になるとまた飯を食べる。だいたいは母が用意してくれる。夜は朝より少し豪華だ。焼き魚に朝にもでたいつものご飯。あとは吸い物だ。

食べ終わるとまた外をみる。学生が遊んでいる。その姿を見ると少しだけ羨ましくなる気がする。

完全に日が暮れると、母が俺の唯一の楽しみを奪う。カーテンを閉めるのだ。確かに家の様子が丸わかりになっていたら嫌だが、毎日窓から外を見ているのを知っているのにも関わらず閉めるなんて酷いとおもう。

まぁ、俺の毎日はこんな感じだ。だが、この俺の毎日はもう直ぐ終わるんだとおもっている。分かるんだ。俺もちゃんとした生き物な訳で、自分の死期が分かる。
だが最後までいつも通り暮らす。それが一番だ。世界に一つしかないこの家に生まれて本当によかったな。

ーーーーーー1週間後ーーーーーーー

女子高生1「ねぇねぇ、あそこの窓にいた猫ちゃんいたじゃん。あの子、亡くなっちゃったんだって」

女子高生2「えぇー、あのルイくん?ご愁傷様だね...」

女子高生3「これからルイくん見られなくなるのか、悲しいなー」

お題「世界に一つ」


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途中お題忘れてパニックになりました。今回、超短い叙述トリックを意識してみたんですが、騙された方いるかな?叙述トリックって、長編だからこそ騙されると思うんですが、練習としてかいてみました!


9/9/2024, 8:49:40 AM

彼と出会ったのは不甲斐なくも夜中の渋谷でだった。

仕事は残業ばかりで、会社の飲み会にも参加されされた時の帰り道。
終電を逃した私は渋谷で行く宛もなく歩いていた。
金曜日だからと言って呑んでも良いと言う馬鹿げた発想は本当に嫌いだ。
明日が休日ならば、逆に五日間疲労し続けた体を癒したいし、二日酔いも想像するだけで嫌になる。

上司なんて死んじゃえばいいのに。毎日のようにそう思っていた。

「そこのお姉さーん!呑んでるよね?もう一杯どう?」

そういうとチャラそうなキャッチは看板を持っていない方の手でグラスを飲む仕草をした。
そしてニィーっと笑って間を空けず看板を指差して説明しはじめる。

「金曜のこの時間帯は深夜割ってのをやってて、簡単にいうと、室料と何かつまみを一つ頼むだけで飲み放題なんだよね!」

私は呆然とその男の説明を聞いていた。飲むつもりなんて一切ないのにも関わらず断る事もこの場を去る事もできない。

本当に何も考えていなかった。キャッチ男は反応がないからか次のターゲットに移ろうとしている。

次の瞬間、私の視界は歪んだ。また次の瞬間には右半身の痛み、頭痛。

私は眉間にシワを寄せた。自分が倒れたのだと知ったのだ。
立ちあがろうにも体が動かない。これじゃあ歩けないじゃないかと思った。よく考えれば歩けなくても宛がないのでいいのだが、なぜか苛立った。

そう考えているとヒョイと私の体が浮いた。なんだなんだと思っているとさっきのキャッチ男が私を簡単に持ち上げている。私は身長も高い方だし人に持ち上げられた事なんて赤ちゃんぶりだ。

私はまた呆然と男を見ていた。なぜか申し訳なさや、さっきの怒りは一切感じなかった。恐らく頭が冷静になってどうするべきか考えようとしていたのだと思う。

男も困惑していて、

「えっ!お姉さんどうしよう!?救急車呼ぶ?貧血!?」

と何か言って私を米俵を運ぶように持ち上げていた。

私は急に恥ずかしくなって、自主的に降りた。

「本当大丈夫ですから。酔ってたので。でも今はもう酔いは覚めましたから。ご心配おかけしました。」

そういってもキャッチ男は全く落ち着かない。

「いやいや、おねえさん左側!それ折れてるんじゃない?!血ぃめっちゃでてるよ!!?」

えっ。左半身を見る。なんともなってない。次に右半身を見る。右腕の指が擦りむけて凄いことになっている。絆創膏やガーゼでは拭いきれない量出血している。

「とりあえず店ちょーに見てもらおう!」

私は店内に通された。あとで何か請求されるのではと思っていたがその旨を伝えられるほど私は冷静じゃなかった。

記憶がしっかりしているのは店に通されて出血が治った頃からだった。
何故か男は店長らしき人に怒られている。

「お客様を怪我させてどうするんだよ」
「すみません、次からは気をつけます」
「気を付けるつったって責任はこっちがとらないといけないんだぞ。わかってんのか?」
「重々承知のつもりです。」
「テメェ喧嘩売ってのか」

私はいたたまれない気持ちになった。なぜなら彼に非は一切ないからだ。ただ私は男の話を聞いている時に倒れただけなのだ。ここまでしてくれて感謝しなければならないというのに。

「あの、その人は全く悪くないです。私か貧血で倒れた拍子に手を階段に強く打って擦りむいただけですもの。逆に態々ここまでしていただいて、ありがとうございます。」

店長はこちらを向いて、男に向かって何故それを最初に言わないんだと理不尽に文句を言った。
男は私をみて、明るく笑った。

「お姉さんが無事でよかった」

「今日はもう帰ります。また後日お礼をさせていただきたいのでご連絡をお聞きてしも宜しいですか?」

こういう小さな気遣いと、優しさ。人は見かけに寄らずと言う、言葉に当てはめて照らし合わせる。
外見は作ることができても中身は良くも悪くも変わらないんだと思った。私の根の心は自分では見れない。
当てはめても、自分の心の色を透かして見る人が居ないとわからないのだ。私を見てくれて、それを嘘偽りなく教えてくれる人が私にも現れたらどれだけ幸せなのだろう。そんな人が現れてくれたら私はどんな困難でも乗り越えられると思った。
こう思うのは一瞬だが、一瞬でもこんなこと考えられるならそれだけの価値があった。右手の指がまだ、痛む。これが不幸中の幸いというやつなのだろうか。

お題「胸の鼓動」

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続くかも!!
ここまで読んでくれた人大好きです。七時半まで2時間もないですが、いいね付くかな?



追記

今までで一番いいね付きましたー!もうるんるんです。このアプリの良いところは、いいねの数を他の人と比べないで良いところなので詳しくは書きませんが、いつもより10個くらい多い。態々書くのも何かなと思いましたが嬉しくて。記録しておきます!



8/20/2024, 2:46:17 PM

古めかしい雑音の入ったカセットテープに雑音じゃない見覚えのある声が流れた。
一分間の雑音の後にようやく聞こえた声は息が荒く、気持ち悪い。犬のようだ。
その声は語り始めた。だが、聞いている私にはなにも情報が入ってこない。
カセットテープとは別の雑音が耳に鳴り響く。
私は踞って頭を抑えて呟いた。
「頭痛い」

今日は、一年前まで生きてた腐れ縁の命日だ。
別に、好きだった訳じゃないが、そいつとは十年以上の中だった。
今日まで、ヤツが死んだ事なんて忘れて人生を謳歌してやった。
ヤツはとにかく明るい奴だった。いつも俺にへばりついてきて離れなかった。
口下手で、寂しがり屋で、頭悪くて、勘違いが凄かった。
今日まで弔わずに過ごしてきた。墓にも葬式にも行かなかった。ずっと酒呑んでた。

「うっ...」

吐き気がする。なんでこんな嫌な事を態々考えないと生きていけない。

このカセットテープには、ヤツの声が入っている。
ヤツの遺言だ。ヤツは自殺しやがったのだ。
なんで自殺したのかはまだわかってない。いつも通りだったそれしか言えない。

俺に、相談してくれればよかったのに。ただそう思うだけだ。
これ以上思ったら自分が情けない。だって、そう思うなら自分から声かけて全力で自殺なんて止めればよかった。屹度この俺の有り様を見てるんだとしたら、アイツは苦笑いしてから、俺を慰めるだろう。

何かをずっと思って最終的に逃げてしまうほど辛かったのはお前だろと思うと更に虚しく、悔しさが残る。
ヤツと気を巡らせるみたいで鬱陶しい。もう居ないのに、こんなプライドを発揮して生きる。

まだ向き合えない。また来年。とてつもなく長く短い一年してからカセットテープを聞こう。


お題「さよならを言う前に」






7/24/2024, 12:28:23 PM

「友情といえば!私と君だよねぇ!」
そう話しかける私の前には冷たい墓石がひとつ。雲で隠れて月明かりすらない暗い夜。
「私と君は友情という言葉では表せないさ。」
「世界で一番の存在だよ君は」
風が私を靡いた。私の前髪は揺らいだ。
冷たい墓石に手を置く。矢張り冷たい。冷たすぎる。
触るだけ寂しさが積もっていくような気がする。
「ねぇ荻原?」
      
「荻原ひろと」そうかかれている。
君はよく噂を流す人だったね。毎回毎回デマを聞くたび私はすぐ気づいたでしょう。でも良い噂ばかりだったね。
怖い話も好きだったね。真夜中の墓地に一人きり。君が好みそうなシュチュエーションだね。

君の香水の香りは今にも想像できる。
でもね、人は何よりも先に匂いを忘れていくんだって。
定期的に嗅がないと忘れちゃうんだって。
私、忘れちゃうのかな。君の匂い。
あのブランドの香水じゃない。
君があのブランドの香水をつけて、笑顔じゃないと、だめだ。だめだよ。雰囲気を、空気をも忘れたらもう見た目しか思い出せないじゃないか。
白昼夢だったと、夢だったと思ってしまうじゃないか。



こんなの駄目だ。無理だ。私にはやっていけない。
君が必要だよ。何で居ないんだよ。もう2度と会えないのかよ...!
どっちが死んでも会えない何でそんなの駄目だ。
何でこんな卑怯なんだ!

私も、君も、何もやってないじゃないか。
何もせず、ただ商売をしただけだ!ただ生きる為に必死になっただけだ!なのに、生きる為に生きていたのに
何で死んだんだ!何で人は死ぬんだよ!
何で神様はこんな事するんだよ!
畜生。何で..。
オリンピックの選手も負けたら悔しい。悔しすぎて潰れそうになる。でもそれを原動力に努力し、勝つ事ができる。
大体の悔しさは努力で埋める事ができるんだ。
悔しいという事は、自分が弱いという事だから。
でも、死は別だ。どれだけ抵抗して拒絶しようが絶対に死ぬ。どれだけ理不尽でもこれに逆らうことはできない。それは私たちが生まれる変わりに与えられた約束だ。

この足枷を背負ってなお、人類は命を受け継いできた。

急に目尻が熱くなって私の目から涙が出た。こんなのってない。
感情が極限にまで限界が迫ってきたのだ。
私、もう君と同い年だよ、なに泣いてるんだろうね。
因みに背も抜いたよ。業績も貯金も全部君を上回ったよ。なのに、私はちっとも嬉しくない。



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荻原ひろ「と」です。

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