見知らぬ街、自分に初の光景が目に入る。
それは、昼の街が夜の知らない顔へと変化する、
魔法のような短くて長い時間の煌めく灯籠のよう
どのお店も魅力的に見える魔術が掛かっている、
そう、錯覚してもしょうがないほどに、彩りが、
綺麗でしょうがない、夜はずっと家に居るから、
分からないことばかりなのに、楽しみも趣味も、
未だに見付けられないままに、大人になった。
だからこそ、自分の未知の体験が刺激となり、
仕事への活力へと変換されていくのだろうと、
考えつつも、今夜はどのお店でご飯を食べて、
時間という暇を弄ぶ人となるためにも今は、
つい弱い自分を振り替えってしまうけれども、
夜に強い自分で居たい。そう思っているから、
"ありのままよりも、成りたい自分になる、
それが特別な時間を過ごす為にもなるから。"
まぁ、昼と夜の切り替えはちゃんとして、
終わったらまた、偽りの自分へと戻るだけ、
本当のありのままの自分は家に居る時だけ、
女のベールは、外では被ったままの方が楽、
そう教えられたのも、アドバイスをくれた人、
その人のお陰で、今の自分が居るから、
また、あの人に会ってお礼をしたいなと、
考えながら、また別な人の悩み相談も聞く、
大切なアドバイザーとして、楽しく今日も、
過ごせるように、一日を大切に過ごしていこう。
それが、今の楽しみであり、生き甲斐だからね。
遠雷、自分にとってもあなたにとっても、怖い、
自然の天災だと思っているのは、以心伝心だろう
双子ならではの思考回路だとも思われがちだが、
予言の双子とも言われており、予告をしてから、
村から、'絶対的な使者が現れてくれてからは、
とても幸せに暮らせています、ありがとう。'
そう言っているけど、他にも出来ることはある。
心をいや、本心を見ることだ、本音とは、裏腹、
それが、人間の本性だとも分かっているだから、
次の予言をする前に願った。'村を壊して欲しい'
そう願ったら、次の予言の内容が変わり、
それは、'村に雷鳴を轟かす程の天災が来る。'
大災害の始まりだと思い、嘘を村人たちに、
吹き込んだら、計画を実行した。
良いように、利用されるなんてもう、嫌だ。
二人だけで他にも大変な思いをしている人を、
助け合える世界を作っていこうと、誓い合って、
二人で出ると、天候が変わり災害が始まった。
だけど、もう、この村には、後悔なんて、ない。
"だって、地獄から抜け出せたのだから!"
人に利用されるよりも、人々と手を取り合って、
生きていたいと純粋な願いを踏みにじられた人、
その人の恨み辛みは、どの深海よりも深い、
だからこそ、人の反感を買ってはいけないことが
この本には、書かれているのだろう。
まぁ、自分には、関係のない話だがな。
さて、君はどの本でどんな経験談を知りたい?
どんな願い事をしたいの?分かっていたい?
欲深い人間の事なんて全て知りたいのか?
またまたぁ、そんなことを言って良いのか?
本当の事が理解できていない君には、まだ、
教えるべきことは教えられないんだよね。
知りたいのなら、禁書の一冊でも寄越してくれ。
それなら、考えてやっても良いな、でもな。
普通の禁書は駄目だからな?特別な禁書な?
それじゃないと、契約が成立しない程に重い重い
お話の始まりになってしまうから、この本たち、
その様になりたいのなら、話は別だが、
それではないのであれば、辞めておけよ。
後悔なんてしても、ここに、戻る理由には、
なってはいけない、ここは、あなたのいや、
君の記憶や様々な記録etc...合わせて言うと、
綜合管理図書館、嫌ならば、記憶記録図書館で、
構わない、でも、ここに、来たラッキーな、
あなたには、特別な本を見せてあげよう。
それは、昔あるところに、双子がいました。
'その双子は今も離れ離れで弟は待っています。'
いつまでも、この場所であなたのことを待つ。
双子の片方が欠けてしまえば、意味を成さない。
片割れは、泣いて乞いました。そうしたら、
神からは、その図書館の司書になったら、
会えるかもね、そう、言われたから、やってる。
でも、会えても、特別な禁書が阻む。
神は嘲笑うかのように双子を見つめながら、
退屈そうに、変わらない景色を見ながら、溜め息
それしかつかなかった。神には、些細なこと、
人間の人生にとっては、大事なことでもどうでも
良く感じてしまうのは、価値観の違いなのかも、
だけど、皆の価値観は全て正解ではない。
ただし、正解なんて存在はしないのだから、
あなた次第で変わっていくのだから、正義も悪も
変化し続けるからこそ、面白いコンテンツに、
変わっていくのだろう。だからこそ、人間の進化
それが、神の唯一の楽しみだから、永遠と、
双子は囚われの身となることを知らずに、
繰り返されるバットエンドに耐えられるのか、
それが今の些細な楽しみである。
Midnight Blue、それは、今に置ける関係性だと
自分には、分かってしまう程に、冷えきっている
昔は、とても、情熱的に愛し合っていたけれど、
もう年齢も年齢で、そんな我が儘言えることも、
二度とないことは、分かっているけれども、
君は、寿命と言う余命宣告書を言い渡されている
だから、こんなにも、暗くて、月明かりが綺麗な
今回だけが、チャンスなのだと、思い、珍しい、
お花と贈り物を手に持ってあなたの目の前へ、
そして、あなたに、最後の愛し合いを求める。
"僕と生涯居てくれて、ありがとうございます。
もしも、宜しければ、最後の愛し合いしませんか"
それが、どう答えが返ろうとも、僕は、それを、
受け入れる、だから、お願いだ…。
あ、よかった、ありがとう、本当に嬉しいよ、
さぁ、冷たくなる前に贈り物と花束を持って、
二人だけの部屋へ戻ろうか。
長い時間が直ぐに消え去ったかのように感じた。
もう、あなたは、ベットのところで、横たわり、
僕を見つめて、最後の言葉を残してくれた。
それが、今生きている自分自身の活力となって、
本当は、許しが乞いたくて、していた生活なのに
今では、愛おしく、感じてしまったのは、もう、
霧のように消えてしまったあなたを思う気持ちは
蜃気楼のようになっていくのが、今となっては、
怖くなっている自分が居てどうにも、出来ずに、
また、不老不死の生活を繰り返すことになった。
君と飛び立つ、それが僕の役割なのだから、
あなたとの、役割を果たすためにも、あなたの、
未来や使命を果たすためにも、神々との構想、
それを壊すためにも、壊された運命を逆転を、
そして、あなたの運命を構築し直すために、
"世界の断りを変えるチャンスを掴んだ者よ、
今こそ立ち上がれ、楽しい運命転換をしよう"
それが残された運命、あの楽しかった古い記憶、
取り戻せるチャンスをまだ、あなたは、あるから
早く気づいておくれよ。また、間違えぬように。
きっと忘れない、そう、あの時から始まったから
それがあなたの過ちなのだから、だからね、悔い
悔いて悔いて悔やんで、哀れみを持ってそのまま
来世へとおいでなさいな、そうしたら、あなたは
天国にでも懺悔峠でも、何処へでも、行けるよ。
だからね、また、繰り返して、私の元へおいで。
そうして、また、恋をして、失恋をして、泣いて
苦しんで、殺意が沸いて、また、あなたの元へ、
終わりを告げる使者として現れて、また、最初
リセットして、楽しんで、ループをしていこうよ
"ごめんね、だけど、あなたのためだから。"
それが、誰のためかとは、教えてあげないから、
独り言を言って、あなたの冷たくなった身体を、
触れながら、また、例のモノを、使って、から、
また、あの日を繰り返して楽しもうか。