なぜ泣くの?と聞かれたから、僕は咄嗟にこう、
伝えてしまったことを今は後悔と懺悔をしている
'人には様々な感情があって泣くことでそれを、
沢山リセットしてまた始まりの時を過ごすんだよ'
そう言ってしまったが、もう、遅い。
何故かそれを聞いた瞬間に質問してくれた人が、
笑顔になって、僕に向かって、聞いたことのない
狂気の言葉を投げ付けて来たのだ。
"それじゃあ!お兄ちゃんで実験していいよね⁉"
耳を疑うような言葉が聞こえた次の瞬間に、
何やら機械が身体を拘束し始めたのだ、でも、
ここで、抜け出せれば良かったものを抵抗せずに
説得にへと変えてしまった自分が今は、憎い。
地獄が始まって今は何日目なのだろうか…、
XN日とでも表記すれば良いのかすら、分からない
それほどに日の光もろくに浴びていないのだ。
暗い暗い日の当たらない地下牢で永遠と繰り返す
拷問のような実験を繰り返されてまた、泣かない
疑われてももう精神的にも身体的にも、ボロボロ
泣く元気すらない、あぁ、どうしたら、こんな、
こんなにも、嫌な選択肢を選んだんだろうか。
運のない自分を疑ったのは、もう、終わりの頃だ
足音、それが近付くたんびに、心臓がバグバグ、
ドキドキその鼓動を聞くことで、やはり'始まった'
そう自覚してしまうから、怖いものだ、本当に、
自分自身に起きて欲しくない事程、起こる体質も
懲り懲りに思えてしまっているのにも、関わらず
実際今だって、捕まったら終わりのデスゲームが
開始されているのだから何とも言えないのだから
サッサと終わって欲しいなと思っていたら、突如
終わってしまったのだ、今まで無かった事なのに
そして、一人の女の子が出てきた。
後ろ姿が眩しく感じるかのように、凛々しい姿で
此方を向いて向かってきて、言ってきた。
"あんたの体質面白いね!私と手を組まない?"
そうして、この謎の体質を持った自分と女の子が
手を組んで、バディを今もやっていることは、
後輩には、内緒だ。二人だけの内緒だから。
終わらない夏、繰り返していって今はn周回目。
この謎の地獄ループを繰り返している。
まだ、抜けられない、まだ、終わらない、まだ、
まだ、この苦い思い出を永遠とやらされて、
心身共に喪失しそうなくらい、辛いのにな。
どうやったら、どんな点がループを止める、鍵が
まだ、分かってやいるけれども、やはり、アレか
アイツを倒さない限りはこれが繰り返して行く。
また、あの過ちを繰り返して行かなければ、
背負わなくてはいけないのか。もう、分からない
"エンドループなんて、存在して欲しくないな。"
そして、エンドループを終わらせて終わりを、
させて、幻想の夢から終わる鐘の音を聴きながら
また、夢のまた、夢を見ている始まりを待つ。
遠くの空へ、秘密裏に悲しみの後から、また、
その空間へと導いてくれよ、大旗よ!
また、我ら、私ら、俺ら、僕ら、わしら、
"教祖様の敬愛を受けて進んでいきます!"
それが私たちへの、おれたちへの、
神様の導いてくれる先導員様の役目だからね!
! マークじや足りない感情、多分それは、恋以上
その感情を愛と呼ぶのか、哀を叫ぶのか、狂を、
叫んでしまうのか、どれか分からないそれが、
一番怖いのかも知れないけれども、楽しいかと。
"その物語を楽しんでしまう僕も酔狂なのかもな"
それが、図書室室長が託された運命なのかもな。