ゆかぽんたす

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8/1/2024, 6:59:16 AM

傷つくことないし傷つけることもない。
話を聞いてあげなきゃとか、何か話題をふってあげなきゃとか、そういう気を回す必要もない。
だから一人でいたいのよ。楽だから。それに尽きる。なのに君は。
「これから帰るの?んじゃ、駅まで行こうよ」
どういうつもりか、あたしのことを見つけてはすぐさま寄ってくる。なんなの、もう。まさかあたし見張られてるの?断ったっていいけどさ、どうせあたしの後ろをついてくるんでしょ?それはそれでなんかウザい。だから、“勝手にすれば”だけ言ってあたしはさっさと歩き出した。わざと速歩きしてんのに、君は爽やかに笑いながらあたしの隣を歩く。ちょっと感心した、でもやっぱ、ムカつく
「……そろそろ言ったら」
「なにが?」
「なんで毎回あたしに絡むわけ?うちら大して仲良くないはずだけど」
「えー、そんなこと言わないでよ。寂しいなあ」
相変わらずのヘラヘラ顔で言ってきた。これはもしかしてはぐらかされたのか。どっちでもいいけど、もう駅だ。これでやっとまたひとりになれる。じゃあね、と言って改札を抜けようとするあたしの背後から弾んだ声が飛んできた。
「また明日!」
「……は」
振り向くと、彼はもう自分の乗るホームへ走り出していた。どうやらちょうど電車がきたらしい。アナウンスで『駆け込み乗車はおやめください』と言われていた。絶対にアイツだ、と思った。
よく、分からないけど。
明日もまた、あたしに会いにくるという意味なのだろうか。冗談やめてよ。また一人の時間をとるつもり?ならば明日こそは、放っておいてよとでも言いすててやろう。絶対に言うんだ。そしたら彼はどんな顔するだろうか。またヘラヘラ顔を見せてくるか、驚くか、悲しむか――
「まあ、いいや」
言うかどうかはまた、明日考えよう。あたしも早くしないと電車がきちゃう。彼は無事に乗れたのかな。それもまた、明日聞いてみるか。気が向いたら。

7/13/2024, 1:58:14 AM

あんまりだ。

きっと君には僕の気持ちなんて1ミリも分からないんだろう。だからあんなことが言えたんだろうな。そうとしか思えない。
もう、今さら何言ったって遅いけどさ。少しくらいは僕のこと見てほしかった。気にかけろとか、そういうんじゃない。“僕自身”を見てほしかったんだ。これまでずっと、僕が君のことを思ってきたように、君も僕のこと大切に思ってくれてるって信じてた。けどどうやらそうじゃなかった。それが事実ってだけ。

どうしてだろう。思った以上に落ち込んでる。多分、僕はそれだけ君のこと愛してたんだな。
報われない思いって、つらいよな。

7/9/2024, 12:59:56 PM

ぜったいに“リモコン”って言わないの。

テレビぱっちん、て、呼ぶのわたしだけ?

7/8/2024, 5:42:56 AM

思えばこのアプリを始めた日が去年の7月7日で、お題も七夕でした。
そこから今日までこつこつ1年続けられて、なんだかある種の達成感みたいなものを感じています。

時には面倒くさいと感じたり、やっつけみたいな作業になった時期もあったりしました。
想像力鍛えるために遊び感覚で始めたつもりが苦痛だと感じたことも。
でもやっぱり、そういう思いをしても書くことで気持ちが落ち着いたり整ったりするので、なんとかでも続けてて良かったと思います。(時には忘れちゃって、2日分のお題合わせて無理矢理書いたこともあったりしたけど。)

今日からまた、1年頑張って書き続けたいなぁと思いますが、それで自分を追い詰めるのは違うと思うので、書けない日ができてしまってもそれはそれでいーや、と思うことにします。
肝心なのは、“書きたい”と思えるテンションの時に書くように心がけたいです。

7/7/2024, 1:41:04 AM

泣くのも笑うのも、いつもあの子と一緒だった。あの子といるも、楽しいこととか辛いこと全部を共有できたのだ。
今はもう、大人になってしまったから、お互いの生き方が出来上がってしまったからあの時のように一緒にいることは殆どない。
こうやって、大人になると当たり前だったものがどんどん変わってゆくんだな。寂しさなんかは時の流れが解決してくれるけど、“幸せだった”っていう気持ちはいつまでも持ち合わせていたい。
大人になっても、友達でいるのは変わらないから。

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