Ryu

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5/4/2025, 11:10:18 PM

午後6時、東京のターミナル駅は、今日も人々の奔流で満ちていた。改札口から吐き出されるようにして現れる群衆は、それぞれの目的地へ向かうために、同じ空間を共有しながらも、皆どこか孤立しているように見える。足早に行き交う人々の中で、スマホの画面を見つめる者、イヤホンで外界を遮断する者、疲れ切った顔で虚空を見つめる者。彼らの瞳は、誰かのそれと真正面から向き合うことはほとんどない。
そんな雑踏の中で、一人の女性、佐倉美月は立ち止まっていた。待ち合わせの時間まで少しある。カフェの明かりを見つめながら、今日一日の出来事をぼんやりと思い返していた。書類作成のミス、上司からの小言、そして週末に控えた一人暮らしの母の誕生日。心の中は、些細な不安と現実的な悩みでいっぱいで、彼女の瞳は自然と下方を見つめていた。
その時、彼女の視界の端で、何かが動いた。ふと顔を上げると、数メートル先に立つ一人の男性と視線が合った。
彼は、黒いコートを着て、少しだけ俯き加減だった。彼の瞳もまた、何かを探すように、あるいは何かから逃れるように揺れていた。瞬間、美月は彼の瞳の中に、自分と同じような、あるいはもっと深い疲労と諦めのようなものを感じた。それは、この街の多くの人々が抱えているであろう、言葉にならない感情の片鱗だった。
驚きと、ほんの一瞬の共感。美月は思わず微笑みかけそうになった。あるいは、何か話しかけてしまいそうになった。彼の瞳が、助けを求めているように見えたからかもしれない。あるいは、単に同じ感情を共有している誰かに出会えたことに、無意識に安堵したのかもしれない。
しかし、次の瞬間、彼の瞳は美月から逸れた。まるで、何か見てはいけないものを見てしまったかのように。あるいは、単にスマホの通知に気を取られただけかもしれない。彼はすぐに顔を上げ、来た方向へと足早に歩き出した。
彼の後ろ姿を見送りながら、美月は残った静寂の中で立ち尽くした。たった数秒にも満たない出来事だった。しかし、あの瞳の揺れ、あの共感、そしてあっけなく断ち切られた繋がり。それは、この街に満ちる「すれ違い」の象徴のように感じられた。
もしかしたら、彼もまた、誰かの助けを求めていたのかもしれない。もしかしたら、彼もまた、美月の瞳の中に何かを見出そうとしていたのかもしれない。そして、ほんの一瞬、お互いに分かり合える可能性があったのに、現実の壁、あるいは互いの内なる壁によって、その機会は失われてしまった。
彼の姿が雑踏の中に完全に消えた後、美月は深い溜息をついた。待ち合わせの相手が改札から出てくるのが見えた。彼は笑顔で手を振っている。美月も笑顔を返し、その人の方へと歩き出した。
賑やかな会話が始まる。今日の出来事、明日の予定。しかし、美月の心の中には、先ほどすれ違った彼の瞳の残像が、小さな棘のように残っていた。
この街には、無数の瞳がある。それぞれの瞳が、それぞれの物語を宿している。そして、時には、ほんの一瞬だけ、誰かの瞳と交差することがある。そこに、何か特別な意味を見出す人もいれば、すぐに忘れてしまう人もいる。
美月は、今日あの男性とすれ違った瞳のことを、きっとすぐに忘れてしまうだろう。日常は続き、新しい出来事が古い記憶を上書きしていく。
しかし、ふとした瞬間に、この街のどこかで、見知らぬ誰かの瞳が、自分と同じように迷いや孤独を映しているのではないかと、そんな想像をするたびに、あの数秒間の出来事を思い出すのかもしれない。そして、そのたびに、ほんの少しだけ、この巨大な街の中での自分の存在と、そこに満ちる無数の「すれ違う瞳」について、切ない思いを馳せるのだろう。

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最後まで読んでくれた人、ごめんなさい。
これ、AIに作らせてみた。
最近はLINEとかXとか、それぞれにAI機能が搭載されてて、これはGoogleのGemini。
凄いね。こんなのが作れちゃうんだね。
なんかもう、そのうち人間の作るものを超えちゃうんじゃないだろうか。
人間の感情までを完全に模倣して、名作と呼ばれる作品を生み出すんじゃないだろうか。
人間が必要なくなる世界を、少しだけ垣間見たような気分。
怖いね。俺達も頑張らなきゃね。
すれ違う瞳よりも、見つめ合う瞳で力を合わせて、この世界を創造していかないとね。

5/4/2025, 8:26:20 AM

えーと、南海キャンディーズの山ちゃんの奥さんと、元V6の岡田くんの奥さんを足せばいいのかな?
蒼井あおい、なんちゃって。

青い青い…なんで二回?
高い高いの色味系?
赤ちゃんに、ドラえもんのおもちゃ見せながら、
「あおいあおーい」とか?
シチュエーションが浮かばない。
「青い」を二回繰り返すシチュエーション。

昭和の歌の歌詞にはありそう。
「青い青い海、青い青い空」とか。知らんけど。
何となく、この二回ってのに意味がある気がするから、単なる青で終わらせたくない。
でもそーなると、物語どころかフリートークさえもままならない。
最初の三行でやめとけば良かったな。

こんなんでお茶を濁そうとするなんて、まだまだ俺も、青い青い。
そして、これだけ書いたのにアップするのを完全に忘れてた。
ホントに青いな、俺。

5/3/2025, 1:50:56 AM

Sweet Memoriesといえば、ペンギン!
まず浮かんだのはそれ。
それ以外の甘い思い出なんて…いや、あったけどさ、人に言うもんじゃないよね。
まさに、懐かしい痛みだよ。
若気の至りとも言う。

テキトーに語ろう。
このお題、もうそれしか逃げ道はない。

えーと、じゃあ、最近の楽しいこと。
このアプリで今まで書いた物語を、10話ずつひとつの超短編小説集としてWordでまとめて、それをKindleに送って、ちょっと電子書籍化された気分になって悦に入っている。
このアプリ上で読むのと何が違うんだ?という声もありそうだが、気分だよね、気分。
自分の好きな小説家の作品に混じって自分の作品があるだけで、テンションが上がる。

まあ、まだ表紙も作ってないし、横書きの状態。
小説っぽく縦書きにしたいんだけど、Wordで縦書きにしてKindleに送ると、縦書きの左スクロールになってしまう。
右から左に読む縦書きの左スクロールは気持ち悪い。
もう少し調べれば解決出来るのかもしれないが、今はまあとりあえずこれで。
いずれは、娘にでも表紙をデザインしてもらって、製本化なんてされたら、と夢は膨らむ。
これはかなりのモチベーション。

10話で一冊。それがもう10冊目。
100話の超短編をKindleに送った。
でもまだ作業途中で、まだまだ作品はある。
一年半くらいこのアプリで日々書いてきたが、その中から、物語と呼べそうなものだけをピックアップ。
今回のような戯言回は除く。
このアプリからWord、そしてKindleへの一連の作業をスマホだけで出来るようになったから、通勤電車の中や、仕事中にだってこっそりやれる。
これが今のライフワークみたいなもんだ。

いつか、年老いた自分が今を振り返って、
「あの頃は小説家気取りで調子に乗ってたな。若気の至りってやつじゃな」
なんて、若くもない今を思い出すのだろうか。
まさに、懐かしい痛みだよ。
Sweet Memories.

5/1/2025, 9:46:46 PM

風とともに去ることも出来ず、歩道に立ち尽くしていた。
君からの平手打ち。
僕達の黄金時代は終わってしまったらしい。
こっちはまさに、風と共に去りぬ。
痛む頬に手を当てて、去りゆく君の背中を見つめている。

男と女なんて、うまくいく方がおかしいんだって。
お互いがお互いを求める関係なんて、きっとどこかで軋轢を生むんだって。
そのうち邪魔くさくなる。
どちらかが先に鬱陶しさを感じたら、もう片方もその態度に嫌気が差してくる。
根本が、負けたくない、負けられない関係だからね。

だけど、一方的にビンタされて終わるとは思わなかった。
しかも、こんな公衆の面前で。
僕にだって、恥も外聞もあるってのに。
目の前を、ベビーカーを押した母親が通り過ぎてゆく。
気の毒そうな視線をこちらに向けているような気がしたのは、単なる被害妄想だろうか。

まあ、仕方ない。
頬の痛みは引かないが、ここは潔く身を引くしかないか。
こんな場所でこんな状況にされたら、こっちの愛想も尽きるってもんだ。
気持ちいいくらいに二人の関係を木っ端微塵にしてくれたね。
ありがとう。
最後まで君には感謝しっぱなしだよ。

さてと、何か美味いもんでも食いに行くか。
一人飯だって美味いもんは美味い。
腹いっぱい食って、コンビニでお酒とか買って帰ろう。
気ぃ抜いて観られるB級映画で夜更かしして、涙はすべて、お酒と映画のせいにして。
一人なら、気兼ねなく泣いて好きなだけ飲める。
うん、そうだよ。
心が苦しくて仕方がないんだ。
こんなはずじゃなかったんだけどな。

4/30/2025, 9:57:37 PM

ここから歩き出す。
まだ先は長い…たぶん。
長くあって欲しい。

二つ目の信号待ちで、道に迷う外国人に声をかけられた。
自分も目的地への行き方を知らなかったから、一緒に歩きながら探し回った。
やっとそのお店を見つけた時の彼らの笑顔に救われる。
救って、救われた。

先の見えないカーブの手前で、見知らぬ老人に「この先は危険だから迂回しろ」と脅される。
近道なんだけどな。
仕方なく道を逸れて、少しだけ遠回り。
見ると、自分が進もうとしたカーブの先で、暴走車がクラッシュして煙を上げていた。

交差点の角にあるコンビニで、懐かしい友人に出会う。
最近何してんの?と聞いたら、怪しげな団体への入会を勧められた。
嬉々として人生の素晴らしさを語られる。
幸せそうだけど、自分が描く幸せの形とは違う気がして、コーヒー買って店を後にした。

広い公園を横切る。
たくさんの人達が思い思いの時間を過ごしている。
子供が蹴ったボールが足元に転がってきたので、カッコよく蹴り返そうと思ったら派手に転んだ。
慌てて立ち上がると、ボールはあらぬ方向に飛んでいっている。
ボールを追いかける子供達。…すまん。

郵便局で切手を買った。
誰かに手紙を出す予定はない。単なる気まぐれ。
ここしばらく、連絡を取ってない人達の顔を思い浮かべた。
悲しいかな、それほど多くはない。
だけど、本当に大切な人達と、直接話せることが何よりの幸せ。
この切手を貼って、今度また会いたいね、と手紙を出そうかな。

歩き出したけど、そんなに特別なことは起きない人生だ。
でも、いろんな人達と関わってきたと思う。
これからも関わっていくのだろう。
振り返る人生の軌跡は、イイことばかりじゃないし悪いことばかりでもない。
きっとこれからも同じなんだろうな。
うん、何だか楽しみだ。

今は、突然の夕立に、人気の消えた商店街の軒先で雨宿り。
通り雨だ。すぐ止むだろう。
先客がいた。うずくまる三毛猫。
恨めしそうに雨空を見上げている。
お前も大変だと思うけど、お互いにのんびり頑張って生きような。
猫は俺を見て、ニャアと鳴いた。

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