Ryu

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4/29/2025, 9:45:38 PM

清純派女優の不倫だとか、国民的タレントの性加害だとか、人は見かけによらず、イメージに騙されたり、勝手な思い込みをしたり。
そして、裏切られたと嘆く。
SNSで罵詈雑言を送りつける。
時には、何かの間違いだと彼らを擁護し、彼らの謝罪ですらも信じようとしない。

人は自分の意思で生きる。
誰の指図も受ける謂れはない。
ましてや、ファンと公言する存在など、彼らの人生にとって間接的に絡む程度のものであって、彼らの人生を左右する力など持ち合わせてはいない。
にもかかわらず、裏切られたと嘆く。
落ち込み、憤り、中には攻撃を仕掛ける者、我が身を傷付ける者もいる。

家族や恋人、ともに生きるパートナーであれば話は別だ。
自分の人生に融合して存在するものだから。
だが、画面や紙面の向こう側の彼らはどうだ?
憧れ追いかけるための存在だが、肌に触れることも難しく、心を通わせることもままならない。
そんな存在が、自分の思うがままに生きたからといって、当事者以外の誰に咎められる理由があろうか。

まあもちろん、ずっと憧れ追い求めてきた者からすれば、好きになれない、だが嫌いにもなれない狭間に苦しむこともあろうが、それが推しを尊ぶという行為の代償なのではないだろうか。
まさに、推ししか勝たん人生を送っているが故の苦悩だ。
至福の苦悩ではないかと思う。自業自得とも言える。
いずれにせよ、他人に依存する限り受け入れるしかない、推し活に付随する試練ということになろうか。

例のごとく、ずらずらと書いているうちに訳が分からなくなるパターン。
だがまあこれも、書く習慣を身に付けるための一工程だ。
甘んじて受け入れよう。
好きにも嫌いにもなれない、自分の作品をいつの日か、両手放しで「好きだ!」と言えるように。

4/29/2025, 12:15:31 AM

昨日、後輩から相談を受けた。
職場の先輩を好きになったと言う。
どうすればいいかと判断を求められて、それはあなたの思うがままに、とアドバイスをしたが、相手は誰かと聞いてみたら、私の彼氏だった。
後輩は、私達の関係を知らない。
だからこんなことも起こり得るんだろうけど、何でよりによって私に相談してくるのか。
そして、あなたの思うがままに頑張って、とエールを送った私のアドバイスは、結果自分の首を絞めることになるのだろうか。

昨夜、帰宅したら、彼からLINEがあった。
仕事の帰り際、例の後輩に声をかけられて、告白されたと言う。
早い。早すぎる。
さて、これを私に報告してくれる彼の行動を喜ぶべきか、訝しむべきか。
彼は正直な人だ。黙っていられなかったのだろう。
そしてその告白が、嬉しかったとも言っていた。
後輩は、若くて可愛い。そりゃ嬉しいだろうな。
わざわざ伝えてくれなくてもいいのに。
彼女は明日も頑張るだろう。
何故って、人生の師とも言えるほど経験豊かそうな先輩に、そうアドバイスされたんだから。

眠れない夜。
悶々と、考えても意味のないことを考える。
私のアドバイスは、何か間違っていたのだろうか。
でもあの時は、彼女の意中の相手が誰かなんて知らなかった。
諦めなさい、なんて言う理由がない。
じゃあ、明日会ったら、彼は私の恋人だと告げようか。
だから諦めなさい、と?
昨日とはまるで正反対のアドバイスを?
誰かを好きになることは自由だ。
私にそれをやめさせる権利なんてない。
あとは彼がどう動くか、それに尽きるのだろう。

それなら、この眠れない夜にも意味はない。
どうにもならないことだから。
後輩の屈託のない笑顔を思い出す。
仕事も恋愛も希望に満ちて、前に突き進むことに不安を感じる隙間など無いように見えた。
いや、実際には彼女なりの不安や悩みもあるのだろうが、それを乗り越えてゆくメンタリティを感じた。
心のどこかで、彼女を応援したくなる。
だけど、彼への恋愛と、彼女への親愛を比べることなんて出来ない。
私だって、幸せになりたいんだ。

結局、眠れないまま夜が明けた。
私が出した答えは、すべて正直に打ち明ける、というもの。
その上で今後起きる葛藤や困惑は、甘んじて受け入れよう。
たとえどんな状況に陥ったとしても、この夜のように、きっと夜明けはやってくる。
私も彼女も、ただただ、幸せになる道を模索しながら生きるのみ。

いつもよりちょっと濃いめのメイクを終えて、玄関のドアを開けた。

4/27/2025, 9:45:14 PM

ふとした瞬間に死にたくなること、たまにある。
そんなに生に執着してるわけじゃないから。
とゆーか、何となく生まれて、何となく生きてる。
死んでたまるか、ってな状況にはそうそうならない。
命を賭して生きてる実感もないし、たまにリタイアしたくなることだって普通にある。
ただ、そんな簡単には終わりにしたくないのも人生。
それは、言うなれば、もったいないから。
一度きりの人生。
あえて終わりを早める必要もないかなと。

原始の時代に生きた人々は、そんな考えを持つこともなかったのだろうか。
生きることが当たり前。
獣に出くわしたら、戦うか逃げるかの選択のみ。
究極だ。
ま、いっかで、笑い飛ばす選択肢はない。
今を生きる我々は、笑い飛ばせることですら、死ぬことが選択肢のひとつとなっていたりしないだろうか。

だけど、死なない。
ふとした瞬間に迷うことはあっても。生きてて良かったと思える瞬間があることも知ってるから。
だから、一時の気の迷いは笑い飛ばして、ま、いっかで生きていく。
そもそもが、不意に死にたいと思えるなんて、それは幸せな人生を送っている証なんじゃないだろうか。
生に執着する必要のない、命を賭して戦うか逃げるかを選択する必要のない、自由でのんびりとした人生。

不意に、何もかも嫌になる時はあるけれど、それは生きていく上での余興みたいなもんで、音楽を聴いたり、映画を観たり、ゲームをやったり、誰かと語り合ったり、恋をしたりするのと何ら変わらないと思ってる。
結局、生きているからこそ死にたいと思える訳で、この世界に存在していなかったら持つことすら出来ない感情。
そう、運命でも宿命でもなく、単なる感情でしかない。

なんて、ふとした瞬間に考える。
自分って、ホント平和で暇なんだな、と思える瞬間。

4/27/2025, 1:27:13 AM

どんなに離れていても、何かしらの乗り物に乗って会いに行く。
乗り物が無かったら、自分の足で歩いてゆく。
そこに、君がいるなら。
僕を待っていてくれるなら。

君に会って、何するわけでもないんだけれど、一緒に食事して、近況でも報告し合って、お互い大変だねとか言い合って、また必ず会うことを約束して、さよならするだけで十分なんだ。
それ以上は望まない。
君には君の事情があるからね。

だけど、会えない人生は辛いな。
この地球上にいる限り、僕は君に会いに行くよ。
僕が君に会うために、この列車のレールは敷かれているのだと思う。
あの通りの信号は青に変わるのだと思う。
この足が、交互に地面を踏みしめるのだと思う。
すべては、君に繋がるルートを進むために存在するのだろう。

会えない時間は、次に会える日を楽しみにしてる。
君が元気に過ごしていることを、心の底から祈る。
僕にとって大切な人であり、必要な人。
そばにいて欲しいけど、今のままでも構わない。
どんなに離れていても、僕は会いに行けるから。
恋心抱いて、君に愛に行けるから。

丸い地球の上に、君がいて良かった。
回る地球の上で、君と出会えて良かった。

4/26/2025, 2:06:13 AM

「こっちに恋」「愛にきて」
合わせて「恋愛」なのに、かなり自己中な二人。
こりゃうまくいかんよね。
お互いがお互いの主張ばっか通してちゃ。
たまには、
「自転車恋で、今すぐ君に愛に行くよ」
ぐらいの行動で想いを伝えなきゃ。

ダジャレ。
何となく恥ずかしい。
オヤジギャグくらい恥ずかしい。
まあ、よう言わんが。

ところで、気付けば超短編な物語をいくつも書いてきた。
良し悪しは別として、自分の中にこんな発想があったとは、と驚かされることもしばしば。。
書いてみないと気付かなかったことでもある。
書くことが楽しいと気付いたのも書いてみたからで、人間、ともかくやってみることは大事なんだなと改めて思った。
そのうち、自分が書いた作品をひとつにまとめて、自分だけの作品集なんかを作ってみたい。
もちろん、自己満足のために。

まさにそれは、書く習慣が身に付いたなってこと。
今回のような若干苦手なお題にも、何とか対応しようとする姿勢。
もはや、生活の一部になってる。
だから、苦手なことにも挑戦してみよう。

「こっちに恋」
「愛にきて」
「そろそろ僕達二人、終わりかもし恋愛ね」

…ダメだ。一時間考えてこんなんしか…苦手は苦手として、静かにしまっとこう。

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