Ryu

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6/7/2025, 2:56:36 AM

さあ行こう てっぺんはまだまだ
さあ行こう サボるのはまた今度
さあ行こう 人生は思うより長い
さあ行こう 今は波に乗って Take-Off

さあ行こう うまくやれなくたっていい
気持ちが晴れ渡るような あっけらかんで行こう
さあ飛ぼう 羽が無いなら階段で
天空のビルを駆け上がって 屋上からスカイダイビング

風に乗って 風に流されて
波に乗って 波に流されて
自由気ままに どうとでもなれの気持ちで
ほんの少し舵を取って ゴールだけは見誤らずに

さあ行こう てっぺんはこれから
さあ行こう サボタージュ無しで
さあ行くよ 人生は思うより短い
さあ行くぞ 今は風に乗って Take-Off

行きたくない朝は 少しグズってもいいから
とりあえず一歩 外に足を踏み出す
思いのほか街は優しくて 案ずるより人は穏やかで
だから大丈夫 外に足を踏み出そう

さあ行こう 最高の一日にはならなくても
気持ちが揺れ動くような あっと驚く出会いがあって
さあ行くぞ 最悪な出来事に見舞われても
きっと誰かが支えてくれる きっと自分がそうするように

Let's Go, Towards Our Trivial Daily Lives
さあ行こう 他愛ない日常に向かって
これが僕達の冒険譚 勇気の一歩を踏み出す物語

6/6/2025, 2:56:25 AM

水たまりに映る空なんて、どうせ濁った灰色だ。
…と思っていたけど、それは澄んだ青色だった。
灰色の空なんか見つめずに、本物の空を見上げなよ、そう励まそうかと思っていたのに、これじゃ俯いたままの君を元気づけることも出来ない。

水たまりに映る空はキラキラ輝いて、風が立てるさざ波に揺れている。
フェイクなんだけどな。ニセモノなんだけどな。
でも君は少し微笑んで、
「こんな道端にも、綺麗な空があるんだね」
そう言って、僕の顔を見上げた。

それは、泣き腫らした後の笑顔だったけど、きっと本当の気持ちを僕に伝えてくれた。
「ツライけど、もう少し頑張ってみるよ。だって、雨は上がって、空は青くて、私はまだココにいるんだから」
その意味はイマイチよく分からなかったけど、君が笑ってくれるんなら別にいいや。

涙はさっきまでの雨が、綺麗に洗い流してくれたんだと思いたい。
君の悩みがそんな簡単なものじゃないことは分かってるけど、雨が上がって、傘を閉じて、君と二人歩く歩道の水たまりに映る空は青く、それを見たら何となく、無理に元気を出して上を向いて歩く必要もないんだな、と思えた。

足元にだって喜びは転がってる。
靴を濡らすだけの水たまりも、時にこうして、俯くことしか出来ない誰かを勇気づける。
「…さて、じゃあ、お腹も空いたし、ご飯でも食べに行こうか」
食欲、あるの?
そうツッコミたかったけど、君の笑顔を曇らせそうで、やめた。

だってほら、足元の水たまりには、今の君の笑顔がキラキラと輝いている。
澄んだ本物の青空を背景にして。

6/5/2025, 3:07:16 AM

恋か、愛か、それともエロか。
男なら、これじゃないだろうか。
時折思う。
神様がいるのなら、どうして男という生き物をこんな風に作ったのか。
恋や愛に対する興味は同じでも、エロに対する興味は、男と女で差がありすぎはしないか。
だから、いろんな場面でトラブルが発生する。
一方的な独走が悲劇を生む。

その類の犯罪を許せはしないが、個人的な意見としては、「男とは、本能に抗わなければそーゆー生き物だ」と思ってる。
だって、物心ついた時には、そんな感情が芽生えていた。
欲望と言った方が正解か。
それを責められても、その感情を完全に失くすことなど出来はしない。
男って、そーゆー生き物だと思う。

まあ、男女お互いにそーゆー気持ちがなかったら人類は滅亡するし、そう考えれば、エロは人類存続の鍵とも言える。
恋や愛、それだけじゃこの世界は終わりを迎えていたかもしれないのだ。
願わくば、エロを単なる悪者にしないで欲しい。
いや、悪用する者も確かにいるが、純粋なエロは、まともな男である証なんじゃないかと勝手に思い込んでいる。

昨今、エロが過ぎて失脚する男性芸能人が後を絶たない。
本当なら、「仕方ないじゃん、男ってそーゆー生き物なんだから」と言いたいところだが、被害者が存在する限り決してそれは認められない。
秩序が守られなければ、男だ女だ恋だ愛だの問題じゃなくなるから。
合法な範囲で、生まれ持っての性であるエロを楽しもう。
それを咎められる理由はないはずだ。

この世界には、男と女という生き物しかいなくて、お互いが求め合うから人類は存続してきた。
もちろん、いろんな愛の形があることも事実だが、この構図には誰かの意思が絡んでいる気がしてならない。
どっちかと言うと無神論者だが、まあ、うまいこと作ったなーというのが素直な感想だ。
恋か、愛か、それともエロか。
このどれもが、我々の人間たる所以だと思ってる。

恋をして、愛し合って、エロいこと考えて。
…うん、まともな人間だ。

6/3/2025, 5:17:35 PM

喧嘩しても 仲直りしようよ
きっといつか お互いが大切な存在になる
だってほら 思い描く理想の世界は
笑っちゃうほど そっくりだからね

どうしても 立場があるから
子供のように 無邪気な関係じゃいられない
だけどほら 思い描く理想の毎日は
不思議なくらい おんなじだからね

朝起きて太陽の光浴びて
美味しいご飯食べて仲間と話して
働いて学んで遊んでのんびりして
たまに恋をして落ち込んだりして

そんな他愛のない毎日を守りたい
この国に住む すべての人達の幸せを
僕達がいがみ合えば その暮らしは崩れ始める
分かるだろ President 約束だよ United World

住む世界が違っても 友達にはなれる
お互いの苦労だって きっと分かち合える
だって僕も君も President 世界を変えていける
僕達が目指す世界は この星にたったひとつのユートピア

だから約束だよ United World
喧嘩しても 仲直りしようよ
それぞれの願いがあるけど 譲り合う心を持とう
だってほら 思い描く理想の世界は
笑っちゃうほど おんなじだからね

この世界はひとつ 僕達が守る
約束だよ My friend この星に生きる命のために

朝起きて太陽の光浴びて
美味しいご飯食べて仲間と話して
働いて学んで遊んでのんびりして
たまに恋をして落ち込んだりして

6/3/2025, 1:51:51 AM

仕事が終わり、自分のアパートに帰る途中、人けのない一本道を歩いていた。
左右を高い塀に挟まれ、確かこの塀の向こうは墓地だったはずだ。
背伸びしても見えないが、少しジャンプすると、一瞬だけ静まり返った墓地群が見える。
あまりこの時間に見たい景色でもないが。

少し先の、塀の向こう側、傘が見えた。
塀の上に、傘の生地の部分が見えている。
誰かが塀の向こう側にピッタリと張り付いて、傘をさしている、そんな感じ。
だけど、雨は降っていない。
空には星が輝いてるし、日傘も不要なはずだ。
人がさしているとは思えない。深夜0時を回ったところだ。
墓地のあるお寺も、閉まっている時間じゃないだろうか。

何かの上に開いたまま乗せられて、固定されているのだろうか。
誰かが忘れていった傘が?
忘れた人が気付くように、ああして見えるように置いているのだろうか。
そんな事を考えていた矢先、傘がクルクルと回り出した。
思わず足を止める。

これは…誰かのイタズラか?
誰かが自分を驚かそうとしているのだろうか?
何のために?
なんにせよ、この道を進まないと家に帰れない。
出来るだけ傘を見ないようにして、歩き始めた。
目の端に、回り続けるその存在を感じながら。

横を通り過ぎようとした時、傘がフワッと浮いたように感じた。
思わずそちらを見てしまう。
目の前で、傘がゆっくりと上昇してゆく。
生地の部分が回りながら浮き上がり、柄の部分が見えてくる。
そしてその持ち手のところに…一匹の猫がぶら下がっていた。

…猫?
持ち手のところにつかまって、傘と一緒にクルクルと回っている。
少し太った、三毛猫だ。
理解出来ない光景に、その場で立ち止まり固まってしまった。
すると、声が響く。
「何ボーッと見てんだよ!助けろよ!」
…助けろ?誰が言った?この猫が?

唖然としながらも、条件反射で傘に飛びつこうとするが、塀が高すぎて手が届かない。
そうこうしているうちに、傘と三毛猫はゆっくりと昇っていき、暗い夜空に紛れて消えてゆく。
呆然と空を見上げ、その場に立ち尽くしていた。
何だったんだ、今のは?
三毛猫のメリーポピンズか?
でも、助けろって…不本意ながら飛んでいたのか?

考えても、答えは出ない。
傘に秘密があったのか、それともあの三毛猫が不思議な力を持っていたのか。
三毛猫のオスは貴重で、生まれるのは奇跡に近いと聞くが…。
まあ、だからといってあの状況は理解し難い。
辺り一帯は静まり返り、まるで何事も無かったかのように、いつもの帰り道だった。

「腹減ったな。夕飯まだだった」
私はいつもの帰り道を歩き始めた。
何かとても変なものを見たが、まあ、私の生活には特に何の影響もない。
家に帰ったら、SNSに今夜見たことを投稿して、飯食って風呂に入って寝よう。
明日の朝、少しでもそれがバズってることに期待して。

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