ほっぺたをつねったところで、それが夢の中なら痛みも感じない。
そしたら目を覚ますこともないし、「良かった、夢じゃない」とか安心するのはまだ早い。
宝くじが当たったり、受験に合格したり、告白した相手にOKもらったり。
それ全部、夢かもしれないよ。
目を覚ましたら、見慣れた現実が待っているかも。
まあ、勝負はいつだって現実で行うものだから、夢じゃなくて良かったパターンも多々あるけど、逆に「夢で良かったー」ってのも多い。
むしろそっちの方が身近に感じるほど。
大抵そーゆーのは、悪夢を見た時じゃないだろうか。
こんなんじゃもう終わりだー!とか嘆きながら目を覚まし、いつもと変わらない家族との日常の中にいることを理解した時の安堵感。
何度味わったことだろう。
全部、自分が作り出した夢なんだけどね。
いつの日か、自分が見たい夢を自由に見られるような技術が生まれるのなら、眠ることがより楽しみになって、その反面、目を覚ますたびに肩を落とすことになるのだろうか。
現実の日常に不安があるから悪夢を見るのでは?と思っているが、それすらも制御することが可能になれば、もはや夢の世界はパラダイス。
そんな世界も夢じゃない。
たぶん、きっと。
現実に戻れなくなる人続出!なんてニュースが出回るかもな。
だって、夢を見てる人にとって、その世界は現実でしかなくなる瞬間がある。
脳が認識したもので我々はモノを見てるから、それも当然と言えば当然。
さて、今自分が見ているものは、果たしてどっちなんだろうか?
8/9/2025, 3:45:29 AM