Ryu

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3/22/2025, 1:55:56 AM

校舎の屋上から、君と見た景色。
焼け野原。瓦礫の山が遠く続く。
世界の終わり。灰色に埋もれた、僕達の街。

「見える?」
「ああ、見えるよ。街が死んでゆく」
「私達も、みんな死ぬの。これが、三年後の世界」
「どうしてこんなことに?」
「それは、分からない。でも、きっとこれから始まるの。始まってはいけないことが。それに気付いて」
「気付いても、止められるかどうか」
「あなたなら、出来るわ。この景色が見えるんだから」
「これは、君の力だろ。未来が見えるなんて」
「私の力は見るだけ。でもあなたは違う」
「僕に、何が出来る?」
「世界を救えるの。この街のみんなを、あなたを、私を」

あれから三年。
教室の窓から見える景色は何も変わらない。
淡々と授業は進み、黒板は文字で埋め尽くされ、授業終わりのチャイムに誰かの嬌声が上がる。

「昨日配信されたアニメ、見た?」
「何のアニメ?」
「なんかさ、異世界もの。最近多いじゃん、転生してどうとかって」
「ああ、またなんか始まったんだ。異世界もの、多いよな」

廊下を進み、階段を上がる。
屋上に出て、僕達の街を見下ろす。
あの日、君と見た景色。
焼け野原。瓦礫の山が遠く続く。

「ね、私の言った通りでしょ?」
君の声がするが、姿は見えない。
あの日もそうだった。
別の世界に生きる、君の声だけが聞こえる。

僕は、世界を救えなかったのだろうか。
いつか見たアニメのヒーローのように、空を飛び、地を走り、人々に手を差し伸べて。
そんな力は、僕にはない。
始まってはいけないことが、すでにどこかで始まっている気がする。
それは、この世界ではないどこか。
君の住む、異世界での話かもしれない。

3/20/2025, 10:14:28 PM

20年以上前、「ICO」ってゲームが発売されて、ハマった。
角の生えた少年イコが、言葉の通じない少女ヨルダとずっと手を繋いで、影の化け物と戦いながら、古城からの脱出を目指すゲーム。

この、手を繋いで、ってのがキモになってて、あるボタンを押すと少女を呼んで手を繋ぐ、押し続けてる間は手を繋いでいるが、離すとその手を離してしまうという、なんだか胸アツな演出がたまらなかった。
今調べてみたら、キャッチコピーが「この人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから」だって。
どこぞの恋愛映画かって思うほどの名文句。

音楽も、郷愁を誘うような、切なくなるような、私のボキャブラリーでは説明できないような、素晴らしい名曲揃いだった。
今でも就寝時にBGMとして流したりするほど、心に染み込むようなメロディにあふれていた。
その音楽と、幻想的な映像に魅せられて、仕事明けの夜を徹して古城を彷徨い続けた思い出。

その後、同じゲームデザイナーの人が作った、「ワンダと巨像」、「人喰いの大鷲トリコ」をプレイした。
どちらも最高だった。
特にトリコはボロボロ泣いたっけな。
ゲームでこんな体験が出来ることが奇跡のように感じられた。
主人公は自分だからね。
そりゃ、感情移入の度合いがハンパないわけで。
それ以外にも、いろんなゲームをやったけど、あの三本はやっぱり秀逸だったな。

感情移入、臨場感ということで言うと、最近はVRゲームにハマってて、今は「The Walking Dead」の世界を体感してる。
家族のいるリビングで、自分一人だけ、ゾンビがウヨウヨいる街の片隅に立ち、時に怯えて声を上げながら、迫りくるゾンビを倒してるわけだ。
傍から見たら笑ってしまうシチュエーションだが、こっちはマジ修羅場にいるからね。
振り返ったらホントに目の前にゾンビがいたりして、もー怖すぎて面白い。
なんなら、誰かと手を繋いで、助け合いながらプレイしたいくらいだ。

…と、ゲーム談義に終始してしまった。
手を繋いで、ってお題からは、何かロマンチックな物語が出来そうな気もしたのだが、気のせいだったようだ。
いや、「ICO」は限りなくロマンチックだったが。
なんてったってキャッチコピーが「この人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから」
これを読んで少しでも気になった方は、古いゲーム機を調達してプレイしてもらうか、YouTubeの実況動画でも見てもらいたい。
きっと誰かと手を繋ぎたくなるはずだから。

3/20/2025, 3:09:48 AM

ねー僕の右腕、どこ?

さあな、それより私の目玉を知らないか?何も見えないんだ。

俺はお腹のバネが伸びすぎて戻らなくなったぞ。これじゃ歩きにくくてかなわん。

散らばったコインを集めてくれ。どーも体が軽くてうまく立っていられないんだ。

あー、レックスの右腕は君の後ろ。ポテトヘッドの目玉はミセスの頭の上に乗せられてるよ。スリンキーのバネは、体を縮めて弾力を戻すんだ。よし、皆で、落ちたコインを拾い集めて、ハムのお腹に戻してあげよう。

ありがとう、ウッディ。どうにも、最近のアンディは荒っぽくて困る。男の子の成長は、喜ばしいとともに脅威だな。…ところで、バズは?

んー、確か、アンデイに捕まって飛ばされてたな。羽を広げられてたから、窓の外へ飛んでいったのかも。コインを集め終わったら、皆で窓から探してみよう。

まさに、無限の彼方へ飛ばされたのか。しかしそれじゃ、人間の手でも借りない限り、バズはこの部屋に戻ってこれないんじゃないか?どうする?

その時は、皆で外の世界へ出て救出作戦だ。前にもやったろ。もう怖いものなんてない。おもちゃの団結力があればきっとうまくいく。そうだろ?

そうだな。続編は賛否両論だが、仲間は救わなくちゃな。

3/18/2025, 8:03:32 PM

僕はね、君が大好きだよ。
ずっと一緒にいて、いろんな場所を一緒に旅して、遊んだり、闘ったり、いろんな仲間に出会ったり。
力を合わせて困難を乗り越えたのも、一度や二度じゃない。

僕があの、青と赤の二人組みに狙われてるせいで、ホントに大変な思いをしたよね。
あいつらと一緒にいる猫も悪巧みばかり。
ホントは、そんなに悪い奴じゃないんだけどな。

出会いはあんまりイイ感じじゃなかったけど、僕の電気を使った技を気に入ってくれて、そして友達として受け入れてくれて、僕は今、ホントに楽しい毎日を送れているよ。

ありがとう、サトシ。
君が大好きだよ。

「どうしたんだ?ピカチュウ。さっきから何か言ってるみたいだけど…お腹でも空いたのか?」

3/17/2025, 9:37:36 PM

思うんだけど、推し活と浮気って違うのかな?
パートナーがちゃんといるにもかかわらず、他の人に恋焦がれて追いかけるってのは、道理は一緒じゃないのかなって思う。
あ、もちろん、異性推しの場合で、今現在パートナーがいない人は論外となる。
それは浮気にもならないし。

推し活は世間に認められてるけど、浮気は悪とされてる。
どれだけ追いかけても、推しは自分のものにならないからセーフ?
叶わぬ夢だから?
でも、気持ちが他に移ってしまっているのは同じじゃないのかな。
浮気っていうくらいだし。

恋人と推しは別。
なんか、都合よくね?
それは、相手側がどう思うかであって、自分が勝手に線引きしていい話じゃない。
かと言って、恋人と別れてまで推しを追いかけるのも違う気がする。
理想と現実は違うから。
とはいえ、推しが理想で彼氏が現実、と言ってしまった時点で、かなりこれも問題ありかと思うが。

こんな話題に答えは出せないけど、浮気相手に貢いだら離婚案件だよね。
推し活にお金を注ぎ込むのは?
なんか、打ち込めるものがあるのはイイコトだ、とか言われるけど、浮気や不倫にハマったら社会悪にされる。
なんだろ、コレ。よく分からない。
ぶっちゃけ、体の関係があるかないかについても、捉え方は人それぞれ違うし。

ふと思ったことを書いてみた。
別に、推し活を否定するつもりはない。
ただ、疑問に思ったことを並べてみただけ。
今、我が家の奥さんは、推しを追いかけて遠征中。
気持ち良く送り出している自分がいる。
ホント、よく分からない。

ただ、たとえ自分のものにならなくても、きっと推し活中の彼女達は、その夢を叶えてるんだろうな。
追いかけること自体が毎日を楽しくしてくれるなんて、徳川の埋蔵金みたいなもんなのか?
…いや、あれは手に入れることが目的か。
いずれにせよ、お宝を存在を知ってしまったら、人は動かずにはいられないってことなんだろうな。

そんな存在を見つけられない自分にとっては、そんな生き方そのものが叶わぬ夢ってことか。
…無理やり過ぎる?

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