22時17分

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6/1/2025, 9:52:20 AM

勝ち負けなんて、この世の中には不必要なものなのに、どうしてか心の自分は人と比べたがる。
そんなことをしても卑屈になるだけなので、ここ半年はしろ◯んを召喚することだけを考えている。
だから、最近の僕は、活動的だ。
国語力が増量したのか、ちょいとムズい哲学の概念を読めるようになってきた。ような気がする。

他人の目なんて気にするな。
そういう言葉が他人を作り出そうとしているのだと、思えてきた。最高なのは、没頭なのだ。最近読んだ本でそういうことを述べていた。
そんな言葉、定義する間もなく夢中になれば、人と比べることなんてない。
勝ち負けも、後出しジャンケンのようにやってくるのだと、自分で気づく人はとても限りなく低いだろう。

5/31/2025, 9:39:52 AM

まだ続く物語。

コミュニケーションがうまくいかないことがあった。
僕は相談する側で、相手はいわゆるお悩み事を聴いてくれる人。
「〇〇に困っているんです」
と、僕は話しているんだけど、相手が傾聴せず、都度質問して話の腰を折る事が多々あった。それが質問の意図がよく分からなくて逆に「え、なんでそれを聞くの」となる。
僕としては、相談時間が1時間という限られた時間の中で収めるために、悩み事の枝葉を切り落としてきている。幹の部分を相談しようとしているのにな。
でも、相手はなんか、切り落とした枝葉の部分が気になるのかな? みたいな。

あっという間に1時間。枝葉に気を取られ、幹まで行かず。まだ続くのかこの流れ。
「うまく行きませんでしたね」
と僕は言った。彼女は言った。
「でも今日は、引き継ぎみたいなものですから」
前の相談員の人のほうが良かったなぁ。
でも、悩み事が尽きない道の、道案内。
うまく行かないなあ、ではなく、コミュニケーションの練習だと思うことにしている。
コミュニケーションで問題発生する定番は、質問の意図が分からない。話の方向性が脱線事故。傾聴しない。
全部起こっているのは奇跡ではないか。
僕は奇跡を見ているのだと思って、折りたたみ傘を広げた。バキッ
「あっ」
壊れた。
長年使っていたからなぁ。修復不可能な壊れ方をしたので、どうしようか。
ユニクロに行こう。そう思って新しい折りたたみ傘を買った。
最近は日傘にもなるし雨の日でも使える折りたたみ傘が売ってるんだ。遠近両用メガネみたいだね。

5/29/2025, 10:50:33 AM

・渡り鳥
現状社会問題を解決してくれる神(唯一神)はいないが、心理的に救ってくれる神は至る所にいるよなと思っている人です。
多分、推しが一定しない人は、ある種渡り鳥なんじゃないかと思うのです。それから信仰を持っていない。ただ、当てはめているだけなのです。
仮に命題が一つあり、それを解かねばならぬとします。仮に「X」と置く、そこから考える、ということをせず、場所を変えているだけなのです。さまよう意識の名の下に、さまよっている。
渡り鳥とは言いましたが、さまよう意識を持っている人は渡り鳥になってみてください。ちゃんと、季節など、条件意識を持って、今いる場所よりも良い土地に渡る。そういう意識がないと、いつまで経っても定まらない。

・さらさら
そういう気はさらさらないのです、という意味か。
この川の水さらさらしてるよね、という意味なのか。
髪艶がさらさらしてて羨ましい、という意味なのか。

2番目の意味分かった? 
濁ってない、ゴミがないという意味です。
今では日本では地方でも滅多にお目にかかれなくなりました。

5/28/2025, 9:52:56 AM

これで最後。

ここ数週間は、カフェインレスコーヒーを愛でている。
平日でも休日でも、家に帰って夜になっても眠ろうとしない。
夜更かししてしまうのはなぜ?
原因は様々あるが、日中飲んでいるコーヒーのせいにした。

でも、好き好んでコーヒーを飲んでいるわけじゃなくて、スタバとかドトールとか。そんなチェーン店でもなく、ただ職場の雰囲気にちょこんと置いてある何の変哲もないコーヒーメーカーから、ちょいちょい飲んでいるというだけ。口寂しいから飲んでいる。
あとは、まあ、眠気覚ましもあるかな。

というわけで、カフェインレスにしてみた。
普段なら、マイカップにただ注いで、フレッシュと砂糖を添加してマドラーでぐるぐるするだけなのだが、カフェインレスコーヒーにしたら、肝心のコーヒーの方も添加する側に回った。
持参したブレンディのコーヒースティックをカバンに忍ばせる。お湯だけ注いだマイカップに、コーヒーの素とフレッシュと砂糖を入れて、かき混ぜる。
お味はというと、まあ、カフェインレスなだけで、普通のコーヒーと変わらないのだ。

文明の利器だな、と僕は感心した。
カフェインレスにすることに心血を注いだメーカーさんには、一体どうやったのか知りたくなる。企業秘密だってごねるだろうが。
一方夜更かし傾向に改善傾向があったかどうかだが、これについては企業秘密にしていただきたい。
現在深夜の12:30。これで最後だと、コーヒーを飲む。罪悪感ゼロの味わい深さ。

5/27/2025, 9:52:42 AM

君の名前を呼んだ日、私は覚悟を決めた。
正直保身だった。証拠隠滅を図ろうとした。
君と学タブを通して、禁断の恋仲になろうとしたことをメロスのように恥じたのだ。

ふと、学タブ内の履歴情報が気になってしまった。
一刻も早く削除しなければならい。それは、思い出も、全部、ファクトリーリセットをするように、間断なく。けれど、ずるずるとここまで先延ばしにしてきた。
学校では苗字で、気持ちの隠蔽をしていて、文字でのやり取りでは年齢差を忘れて「〜ちゃん」などと呼んでいた。それが、その日からは名前で呼ぼう、と決めた。

名前を呼ばれた君は、試験管などを机に置いて、ふらりと振り返る。
長い髪はフィギュアスケートの足のように軽やかに左回り。それから訝しげに首を傾ける。「何、急に」と。君と私以外、誰もいない理科準備室。いつもなら、思春期早発症のような大人の階段を駆け足で駆け上がっていく行為を平然とするのに。
この日はしない。しないつもりだった。
けれど、君は……近づいてきて。

「もう少しだけ、いいでしょ?」
と言って、足元でしゃがんだ。
柔軟剤の香りが髪の毛から立ち上がる。それで私はもう、メロスのように赤面となる。

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