・やさしい雨音
昨今の異常気象並みの猛暑とは打って変わって、夕方になると一転涼しい温度になっている。
どうしたことだろう、もしかして天気の方も風邪ひいたのか?
・歌
高価な楽器を使わなくても、鼻歌をすればご機嫌な様子を表現できるし、リズムに乗せて手頃な言語を乗せれば今の浮ついた気分を風に乗せられる。
変拍子で曲に動きを持たせれば、奇をてらったこともできるし、転調すれば歌に軽やかな雰囲気を醸すことができる。
でも、そういった小手先の技術で、音楽性を音楽で語ろうとするやつは浅いと思われる。
譜面をみれば、音階とリズムが織りなすメロディラインがひと目見て分かるように、偶然に頼ってばかりその場しのぎ。
再現性による、正確性による、空間転移の。
音波の跳躍でもって、時代問わず国民の耳に馴染む音楽が良いのでは。その行き着いた先に歌がある。
歌を疑うように、謳う|詩歌《うた》。
そっと包み込んで。
昨日勢いで登録したNetflixの話の続き。
ネトフリの罵倒村を視聴した。笑える所は笑えて、あっという間に一回目の視聴を終えた。だいぶお金をかけているな、演出がすごいなあと思って観ていた。
渡部の自虐的罵倒的なものを観たくて仕方なかったので、個人的には満足だった。「働け渡部」というのが偶然にも一致したらしい。
(ただ、ハイライト自体はYouTubeのショートなどに載ってるもので十分な気がする。)
YouTubeにある、アフタートークと事前インタビューみたいなものを漁って視聴し、それで……、暇になってしまった。
正直罵倒村2ndだけ見たかったという理由だけでNetflix勢いで登録した。映画やドラマを観たいからと登録したわけではなかったから、いまいち観たい物が他になかった。そのまま解約でもするか、と解約手続きをしたら、即日ではなく、一ヶ月後まで視聴できるらしい。
せっかくだしなんか見るかということになり、トークサバイバーという得体のしれない奴を視聴してみた。
(罵倒村の演者は、トークサバイバーのスピンオフ企画と騙してロケ地に連れてきたらしいので)
しかし、よくわからん。
楽しみ方がいまいちよくわからん。
罵倒村繋がりで、渡部のフリートークだけ見てやろうという気になった。
事前知識もなく、渡部回がシリーズの何話にあるのかよくわからなくて検索したものの、有料だからといまいち感想ブログがヒットしない。
人工AIの回答も普通に間違っていた。全然渡部がでてこない回を弾き出してきて、時間を無駄にした。
そんなことは求めてないんだよ、と検索ページを幾度となく漁った。トークサバイバーの崇高した感想と、真逆の悪口ばかりがヒットする。ドラマとしてみると賛否両論、フリートークは素晴らしい、というらしい。
結局、自力で調べたほうがいいなとなって、シーズン2の5話「転落と真実」辺りから出ると分かった。シーズン3は1話のみ。ゲスト出演だった。
よくわからないのだが、渡部不倫の週刊誌を思い起こして当時のページを見返して、やっぱりクソだなコイツとか思いながら、罵倒村の2周目をした。
その後、トークサバイバーの、他のフリートークを漁ることにした。シーズン3から流れで観て、ドラマのラストを観てやった。演者の芸人たちが、「これなんの話なの?」と演者を抜け出した第三者となって、フリートークでそう言うものだから、ドラマとはそういうものなのかと再確認できた。
よく分からずじまいだったから、今トークサバイバーを観ている。シーズン1から。すると、意外に面白いかもと思えた。
ドラマ仕立ての部分は、餃子で言うところの焦げ目の部分であって、餃子の具……フリートークが大事なのだ。繋ぎ目が良いものを使っているだけなのだ。
爆破とか、大量の男女の俳優を使って、Netflixだから全世界配信。そういった無駄遣いをする所がよく分からないのは、僕だけではなくみんなもよく分からないらしい。
それが分かって安心した。
安心したので、しょう油を買うことにした。
昨日と違う私。
風邪引いた。
風邪を引く前兆があって、喉が痛くて、あっこりゃ風邪引くなって。その日が週の半ばだったから。すぐに2日分年休を取って。それで家に帰ってきた。
翌朝、喉が痛いのが強くなってきて、ああやっぱりとか思った。
一瞬コロナかと思ったんだけど、熱はないし、普通の風邪だとその日は思った。
1日目の夕方、やがて夜だった。気管支炎の前兆がやって来た。吸引薬とかを吸ったけど、そんなの即効性があるわけない。寝静まった夜なのに、一人だけ終末感のある咳が何度も出る。見えない吐血でもするかのように、ぜんそくの咳をするたびに脳の血管が拡張されて頭痛の原因となっていく。夜眠れないのは当たり前。
明日も寝れるかな。
勢いでネトフリを登録して、罵倒村とトークサバイバーをみていた病的な年休の使い方。
空に溶ける水曜日。
なかったことにした木曜日。
すべてが光り輝く金曜日。
休息の日に当てる土曜日。
明日が来ることを恨む日曜日。
恨まれる月曜日。
煮込まれる火曜日。
火曜日の空は、記憶の海では夕暮れがよく上映される。
じっくりコトコト。空を煮込んで、弱火からトロ火に。火加減どう? って尋ねてる。
1日かけて煮込んで煮溶けて、あらゆる質と量が量的緩和。
空に溶ける水曜日。
そういえば、昨日の水曜日は冷え込んでいた。
誰かが火加減、しくじった。
どうしても…、ってわけでもないんだけど。
最近スマホゲームに時間を費やしている。ソシャゲではなく、買い切りアプリだ。たった800円あれば、Lv.999で裏ボスを倒す権利を購入することができる。
ソシャゲでは成し得ない少量課金、少量の時間。こう見ると、ソシャゲって化け物だと思う。数万円ガチャに費やして目当てのものが出ないで天井……化け物に食われっぱなしでいると思う。
30時間ほどこのアプリに費やしている。
ストーリー上のラスボスを倒し終え、今はレベルアップ中だ。ラスボス討伐時のLvは200位。ストーリー上では世界一のパーティということになっているが、世界に隠れるようにあるダンジョンや、巣食う雑魚敵、中ボスとかを相手取ると全然勝てない。裏ボスに至ってはLv.999まで上げて、さらにステータスのドーピングアイテムを最大限上げて、さらには運要素も必要と。エンドコンテンツってのはすごいなあと思う。
レベルアップの音がした。只今Lv780。
このゲームにおいては、ものすごく中途半端である。たしかに強いのは強いんだが、強敵からすると中間辺り。先ほど書いたように、ドーピングアイテムでステータスを上げないと太刀打ちできないダンジョンが三つほど転がっている。マジで勝てねぇ、ザコ敵強すぎ……。
ちなみに、ちょびっと課金して、経験値アップをしている。一戦闘あたり4〜5レベル上がるのだが、それでも子供のころから逸脱した年齢にあたり、「まだかよ…」ってなる。
この苦行、まだ終わらないのかよ。
レベル上げの段階が、一番めんどくさい。
スキップしたくなるこの時間。
まあ、どうしても、ってわけじゃないけど。
RPGの醍醐味がこの苦行も込みで、というのも分かるけど。飽きたら、ゲームじゃあないんだよなぁ。