22時17分

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2/25/2025, 9:25:52 AM

一輪の花。

そういえば、先週の相棒が、それ系のテーマだったような気がする。違ったっけ? あとで確認してみないと……

(調べ中)

「相棒 season23 第16話 花は咲く場所を選ばない」
これだ。
もうすぐ一週間が経つから適当にネタバレしていくんだけど、とある若い女性が二人いました。どちらも年齢は同じで、生年月日も同じ日。生まれた場所、施設も同じ。何か双子でいいじゃんという設定だが、それだとひねりがない。そこはドラマの設定。双子に似て非なるものになっている。
産まれた日、施設はちょうど災害に見舞われていて、洪水的な感じになっていた。スタッフが赤子を取り違える可能性があった、という。

仮にAさん・Bさんと置く。
Aさんはとある有名な画商の血縁の子。
Bさんはわりと一般人。
AとB、それぞれが取り違えたことで、Aさん家族にBさんが、Bさん家族にAさんが渡る感じになった。
哲学的に絡まる髪の毛のように、AさんとBさんは成長し、ともに美大生となる。それで二人は友人として出会い、数奇なる運命をたどる感じになった。
はい、ネタバレ終わり。

それで、相棒テーマの感想!
「花は咲く場所を選ばない」とあります。
花を育てる人が異なっても、親の才能だから的に結局は見つかってしまうという感じなのかな。
ドラマでは、結局花しか見ていない、花の色・花の種類のみで摘み取っている、みたいな人たちが、適当に自滅していくんだけど、AさんとBさんはギリギリ摘み取られなかったので、未来があるよねー、的な終わり方だったと思う。せっかくだから再視聴するか。仕方ない。

2/24/2025, 9:37:35 AM

困った時、いざって時にこの「魔法」を使いなさいと、先祖代々からの教えだった。
平成、令和、〇〇……、今は〇〇の時代だ。
人口は気持ち少なくなったが、その分指先一つで魔法をデリバリーできるようになった。

「それが今、ということだろう……」

未来人である彼は、小高い丘で立っていた。
ここからはいわゆる百万ドルの夜景とやらが見える絶好のタイミングであったが、目線は夜空に投げたままで静止している。
令和辺りで観測された、隕石の落とされる確率は0.04%。――だった。
その首の皮一枚繋がっただけの確率は、後世には何の準備もしないままに時だけが過ぎていき、この時まで放置されるに至っている。ノストラダムスよろしく、今夜こそが地球滅亡の日と目される。


普段は、魔法をデリバリーするだけだが、本来は電話をするためのものだった。
それを、試す時が来た……!
1から0までの、数字盤に3桁の数字をタップする。
1・1・9……。
どこかにつながる感覚……もちろん、今ではない。未来に繋がっている。

「火事ですか? 救急ですか?」
「火事をお願いします! 場所は……空!」
わかりました……、と電話口からコミュニケーションが流れる。
どこからともなく、少なくとも地上より。
炎魔法の渦が天上に向かって放火された。
高出力の、まるでオーロラに似た緑色の炎が、今まさに接近している宇宙の石ころに向かっていく。
そして、割れた。パッカーンと。

「ふう、これで世界の平和は保たれた……次は94年後か」
未来人の彼は、スマホの画面をタップした。
アプリ名は「帰還」と書かれていた。それで彼はその通りに、未来へ戻っていったのだ。

2/22/2025, 2:27:25 PM

君と見た虹が、なぜかトクベツな色だと感じてしまった。何故だろう。もう虹を見れないからかな。
「151番、面会の時間だ」
番号を呼ばれた。
外に居る彼に謝るように、刑務官にも謝った。

2/22/2025, 9:29:22 AM

夜空を駆ける紙飛行機を投げて、しばらく遊んだ。
公園に人気がないことはいつも通りだが、まったく照明がないだなんて珍しい。光が音を生むのだ、という心の錯覚を発明した。
一人。一機。消える。
この手を離れてどこへ行こうというのだろう。
きっと墜落する未来でも、一瞬でも見ていたい。
夜空ノムコウは、どのようになっているのかって。
紙飛行機でも宇宙船を夢見ていたいって、そう言われても、私は応援してやりたい。

2/21/2025, 9:32:06 AM

ひそかな想いをブレンドしたまどろみの中にいた。
一時間以内には、この陥し穴の、深部に向かうことになるだなんて。絡め手だらけの眠りの触手。ホントは、ねばねばした泥に擦り付けながら落ちていくのだろう。
きっと、意識を手放す時の、通過儀礼のように。
風呂上がりの、綺麗だった場所からすっかり色を染めて。
落ちる、落ちる。
朽ち果てて、呪い殺すように。毎晩脱皮する。
この身を錆びてしまう世の中から、社会から、SNSから。遮断するようなまどろみの中に、率先して落ちていくのだ。
それが心地よいと感じる前に、遮蔽してしまう。
愚かしいことに……。

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