茹で落花生

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1/27/2026, 2:50:20 PM

優しさというものを信じられません。

人の親切心が、私には愚か者を捕らえる為の
罠に見えます。

もし私が倒れて、手を差し伸べてきた人を見ても、
おそらくその人の優しさを信じられません。

"彼は自分を英雄のように見せるため、私を舞台装置
として利用しようとしているに違いない"
そう、思い込むことでしょう。

確信があります。
根拠は無い、ですが確信しています。

優しさというものは
私にとっては、銃、ナイフ、毒のような類にしか
見えないのです。

愚か者は私か、優しさを信じる大衆か。
前者に違いない。
いや、後者だと安心できる。




1/26/2026, 2:46:45 PM

深夜。空白の時間帯。
この時間帯に歩いていると、どこかぼんやりして
数メートル先すら闇に包まれ、街灯だけが。

ちょうど2時のことである。
男が1人、何処かへ行くわけでもなく、
ただ歩いていた。

右手にはマタイによる福音書、
7章の7節を書き写した紙切れを。

求めた。尋ねた。叩いた。

そして、男は歩く。
両手に何も持たずに。

1/24/2026, 3:50:11 PM

逆光のような男です。

中身が全く見えないですし、
趣味も、好物も、笑った顔すら見たことがありません

男を皆は虐げました。
私は違います。えぇもちろん。
優しく彼に寄り添う。
あんな子供みたいなことはしませんよ。

しかしそうは言っても、私は気になるんです
男の中身が。好奇心ですね。本能的な。

私、美術館をめぐるのが趣味で。
皆はカッコつけだとか言いますけど、
高貴な趣味です。彼らにはわかりません。

それで、先週の日曜でした。
彼ですよ。逆光のような彼が、
私と同じように絵画を眺めてたんです。

まず最初に感じたのは、親近感ではなく、
不快感でした。

私も心の内では彼を虐げているのでしょうか。
どれが本心なのか、今の私にはさっぱりで。

1/23/2026, 1:34:29 PM

自分が彼で、彼が自分。

スニッカーズを持ち、雨の中に立ち尽くす。
そしてサッカー場を待つ。

火葬場から男が這い出て、
目にしたのは別れの手紙。
周りには誰もいないのさ。

ドアを蹴破り入ってきたのは青いドワーフ
股の下を走り抜け、喫茶店が。
いとあはれなり

トイレに土の塊。
警察を呼んだら
それで万事解決

群衆が十重二十重に取り囲むのは
液体洗剤。そして崇めるんだ。

全てに意味はない。
寝ているときは特に。
全てがむちゃくちゃでなにが真実だろう。

何もかもがナンセンスで
夢もナンセンス
こんな夢を見たんだ

マーマレード ブルーベリー
ストロベリー クランベリー
ピーナッツバター ピクルス

1/22/2026, 4:10:36 PM

タイムマシンを開発し、
たった今一人目のタイムトラベラーを送り出した
科学者ポール氏が、記者たちの質問に答えている。

そんな中、1人の記者が立ち上がり、
こうポール氏に言葉を投げかけた。

「貴方は大変なことをしでかしましたね。」

「なんです?」

「タイムマシンなんて、開発されるべきじゃなかった。」

その一言で会場の空気は少しばかり凍りついた。


「例えば、彼が誤ってあの時代の人々に
ぶつかったとしよう。
その時点で、ズレが生じる。」

「ズレ?」

「すると、本来12時00分に横断歩道を渡っていたはずが、彼にぶつかったせいで、12時01分に横断歩道を渡ることになるんだ。」

「それは大変なことです。
もし、その渡った男が1分のズレで、交通事故によって亡くなったら?」

記者は興奮した様子で更にこう続ける。

「つまり、1つの血筋が途絶え、
現代から人が消え、
存在しなかったものとして扱われるんです。」

だが誰も、まともに取り合わなかった。

「すぐにわかります。
貴方達はただ、盲目的に技術の進歩を追い求めてる
タイムマシンが、それの一例だ。」

「貴方は、悲観主義というものですな。
そしてそれに取り憑かれている。
なぜ技術の進歩を素直に喜べないのです?
人類にとって大きな一歩というのに。」

「すぐに、誰かが消えますよ。」






タイムマシンを開発し、
たった今一人目のタイムトラベラーを送り出した
科学者ブラウン氏が、記者たちの質問に答えている。


そんな中、1人の記者が立ち上がり、
こうブラウン氏に言葉を投げかけた。













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