待ってて。
月曜はすぐに来る。
くつろぐ暇もないくらいに。
待ってて。
来月はすぐに来る。
暖かさを感じる間もないくらいに。
待ってて。
来年はすぐに来る。
馬が走り去ってゆくよ。
だから待ってて。
すぐに終わりがやってくるから
後悔を残して。
どうせそうなる。
待つなら暇つぶしをしよう
スマイル。
笑顔は新しい。笑顔は無くならない。
笑顔は過去の物。笑顔は無くなる
笑顔は不変的。笑顔は無意味
笑顔は素晴らしい。笑顔を惜しむ。
存在しない物を惜しむ事は不可能。
惜しもう。できる事なら。
今のうちに。
みんなはおかしいと言う。
保証はないよ。全て。
昼下がり。男がノックすると、
老婦人がドアを開けた。
男は、
「貴女に届けなければならないものがあり、
伺いました。」
老婦人はそれにこう返す
「察しはついてますよ。
光栄なことです。」
老婦人は微笑み、穏やかにそう言う。
「息子さんからの手紙が
3通ほど。そして、勲章。
国の英雄です」
渡された。国旗に包まれて。
「喜ぶでしょうね。
ありがとう。大変なお仕事ね。」
老婦人はお辞儀をした。
「そして、残念ながら伝えなければなりません。
司令官より貴女の息子が戦死したことを
深い遺憾の意と共に伝えるよう委託されました。」
「えぇ、わかってます。」
空は晴れ渡っている。
真の淑女。
彼女は
「i love you」
と冗談交じりに言う。
私は正直に受け取ってしまった。
「i love...」
私も彼女に返そうとしたが、
言葉が詰まり、黙り込んだ。
瞬きをするごとに彼女は離れていった
ついには後ろ姿すら見えず
「ここからが浮かばんのさ。
続きをどうするのか。
長編は苦手だ。」
「複雑に考える必要はない。
まずはタイトルだ。それすら決まってないだろ。」
「あぁ、シンプルに"I love you"かな。」
そして二人は、
「全く、浮かばない。
そもそも小説の中で小説を書かせるという
のが良くなかった。バカなことをしたもんだ。
I love.... 頭が痛くなってきた。
あぁ、i love I love I love...」
青年は街へ訪れた。
しかし美しくはなかった。
青年はまず市庁舎を訪れた。
「階段が動くとは気持ちが悪い。
それに無意味な装飾だらけだ。」
次は市場を訪れた。
「外国産のチーズだとかワインとかばかりで
地元の物がないじゃないか。」
青年は気に入らなかった。
街にあるほとんど全てのものを。
最後に街の広場を訪れる。
すると
着飾った裕福そうな男が演説をしているのである。
「この街はまさに文化人の為に作られたようなものだ。特に市庁舎。あれこそ真の芸術だ。
そこの若いの、どう思う?」
「先程訪れましたが、本当に素晴らしかった。
仰る通り真の芸術です。」
青年はそう答えた。