バスクララ

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5/14/2025, 12:53:49 PM

水と並んでなくてはならないもの。それが酸素。
酸素がないと大半の生き物は生きていけない。
水の中で泳いでいる魚も、空を飛ぶ鳥も、酸素を取り込んで生きている。
それと同じように私にはなくてはならない人がいる。
その人は私にとって大切な人だけど、あの人は私のことをそうは思っていない。
私が一方的に想いを抱いているだけだから。
私はあの人に想いを伝えたい。
当たって砕けても酸素がなくなるわけじゃないけど、想いを伝える前に誰かに取られたら酸素は無くなるも同然。
そうなる前に伝えたい。いや、伝える。
あの人のことを大好きでいたいから。

5/13/2025, 1:14:20 PM

図書館にいる夢を見たことがある。
そこでは幾万もの本が本棚にキッチリ収められていてジャンルもしっかり分けられていた。
夢というものは頭の中にある記憶の海から印象深いものを選んで面白可笑しく繋ぎ合わせている……私じゃない私の遊びであり作品だと思っている。
そう思う理由は、一度自分に都合の良い夢を見たいと心の底から願って寝たら夢に怒られる夢を見たからだ。
何を言われたのかは正直忘れてしまったが、夢は思い通りにならないとか言われたような気がする。
たぶん私は明晰夢を一生見られないだろうが、それでいい。
いろんなものを見たり聞いたり想像したり体験したりして記憶の海をより豊かにしていく。
そうしたらいろんなジャンルの面白可笑しい夢を見られる。知識も増えて一石二鳥だ。
でも怖すぎる夢はマジ勘弁。

5/12/2025, 1:49:52 PM

君は闇の中から私を助け出してくれた。
君は私に世界のことや人のことを教えてくれた。
君はいつも優しい笑みを私に向けてくれた。
だから私は君のことが大好きになった。
ただ君だけがそばにいてくれる。それだけで私は満たされる。
私は君が大好き。だから君も私が大好き。そう信じていたけど、本当はちょっと違った。
あの日私は見てしまった。君がとびきり優しく慈しむ顔をあの人に向けているのを。
あの人が特別なんだってすぐにわかった。だって私にそんな顔見せたことなかったから。
……ううん。謝らなくていい。
君は君のままでいて。私への態度を変えないで。
だけど待っていて。いつか必ず君を振り向かせてみせるから。
そんなこと出来ないってわかっていても、私に出来ることはそれくらいしかない。
納得できる私になったら君に教える。だからその時はちゃんと返事をして。
どんな言葉でも絶対に受け止めるから。

5/11/2025, 12:19:39 PM

もしも現代でタイムマシンが出来たのならば、その形はどんなものになっているだろう。
有名どころは某青いネコ型ロボットの方だが、彼の妹の方もデザインが可愛らしい。
まあどちらにせよ未来への船であることには変わりない。
一般人でも乗れるようになったらこの目で見てみたいものがある。
それは某青いネコ型ロボットでもない。人類の終わりでもない。ましてや宇宙エレベーターでもない。
今をトキメクあの人気漫画たちの結末だ。
現時点ではそれがどんなものよりも一番気になる……のは私だけだろうか。

5/10/2025, 12:04:32 PM

人が立ち入らないところにはとてつもないお宝が眠っていることが多い。
というのは僕の持論だけど、割と当たってると思う。
そうしてそこそこ名の知れたトレジャーハンターになった頃、僕は今まで以上に価値のあるお宝を求めて静かなる森へと足を踏み入れた。
確かに静かなると言われているだけあってこの森は生き物の気配が全くしない。
それどころか風で葉が擦れる音も水のせせらぎも何一つ聞こえない。僕が落ち葉を踏む音と息遣いだけが響いている。
だけどそれ以外は何の変哲もないただの森だ。
ではなぜこの森は絶対立ち入ってはいけないと言われているのだろう?
でもそういうところほど何かどデカいすごいお宝が眠っているはず。
どんなお宝だろうなあ。めちゃくちゃ楽しみだ!


……彼は知らなかった。
生き物が吸い込んだら幻覚作用と知能が低下してしまう毒が木の葉から常時放出されていることを。
この森の宝が命を吸い取るものだということを。
命を吸い取れば吸い取るほどその力が増していくことを。
彼は果たして森の一部となるのか、ならないのか。
それは森と彼の気力次第……

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