バスクララ

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11/6/2025, 1:50:01 PM

寒くなったら服をたくさん着るのが私のポリシー。
真冬になったらヒートテック+タートルネック+半袖+半袖+セーター+トレーナーを着る。
セーターは気温により着たり脱いだりするけど。
外に出る時はトレーナーを脱いでダウンジャケットを着る。
若干動き辛いけどぬくぬくでとても幸せになれる。
一度そのことを人に話したら「マジか」と驚かれたこともあったっけ。
私としてはたくさん着るのは当然だと思ってたからその反応に驚いたけど。
だから冬になったら職場のおばちゃんとかに「今日は何枚着てるの?」とよく言われる。
なので私は服での温度調整が果てしなく苦手というか極端なのだろうなと知った。
そして同時に、自分はかなりの寒がりなのだなと悟った。
今の室温(約20℃)で裏起毛パジャマを着て毛糸の靴下を履いて首もあっためることができるふわふわケープを着て、エアコンはつけてないけどストーブに当たっている……
そんな私の冬支度を聞いても何の参考にもならないだろう。

11/5/2025, 1:58:56 PM

 これは、十数年前の話である。
 当時学生だった私は放課後、友達とドナ◯ドで有名な某ハンバーガーチェーン店にてポテトSとハンバーガーを食べていた。
 これだけでも合計250円くらい。かなりお財布に優しかった頃だ。
 それはさておき、ポテトをつまみながら会話に花を咲かせていると「そういえばさぁ」と友達がふと思い出したように言った。
「シチュエーションで時間停止ものってあるじゃん。
例えばまど◯ギのほむ◯ちゃんとか、ジョ◯ョのDI◯とか。
あれって時を止めてる最中は空気も止まってるよね?
だったらどうして窒息しないのかな」
 最初言われた意味がわからず頭に?マークを浮かばせていたが、私のその様子を見た友達が補足説明し始めた。
「だって空気が常に流れてるから息を吸っても酸素は外から供給されてなくならないというか、まあ一定の酸素量になるでしょ?
時間が止まったらその時点で空気の流れも止まるから密室とかにいたらすぐ酸素がなくなっちゃわない?
そうでなくてもその場に留まっていたら酸素濃度も低くなっていくはずだよね?」
 友達が力説してくれた説明はなんとなーく理解したが、それでも完全に理解はしてない私は愛想笑いを浮かべつつこう答えた。
「ファンタジーだからねえ……都合の悪いところは無視してるんじゃないかな。
時間停止して余裕ぶっこいてたら窒息でぽっくり……なんて敵としても味方としてもあんまりな死に方じゃない?」
 我ながら適当言ってるなあと思ってたら友達はキラッと目を輝かせた。
 どうやら納得のいく答えだったらしい。
「なるほど……! そういうことだったんだね!
ありがとう! 超スッキリしたよ〜!」
 友達はすごくいい笑顔でお礼を言ってメロンジュースをゴクゴク飲んでいた。
 ……何の変哲もない十数年前の話。
 本当と思うか嘘と思うかはあなた次第……

11/4/2025, 1:56:14 PM

とても強い芳香を漂わせるキンモクセイ。
あの小さな花々のどこにあの香りを閉じ込めているのだろうか。
子どもの頃から不思議だった。
秋になればどこからともなくいい香りがしてきたかと思えば割とすぐに散ってしまうし、あんなにいい匂いがするのに実はつかない。
だから一時、キンモクセイはいい匂い成分を詰め合わせた人工的な植物だと信じていた時期もあった。
それくらい子どもの私にとって不思議植物だったのだ。
今から思えばバカだな〜と思うが、ではキンモクセイはどんな植物なのか? と問われれば、いい匂いのする植物としか言えない。
それ以外何も知らないのだからやはり子どもの頃からキンモクセイに対する認識は変わってないのだ。
良いんだか悪いんだか。まあどちらでもいいんだろうけど。

11/3/2025, 2:35:14 PM

私には過去の記憶がない。
不安で仕方なかったけど、側にいてくれる彼がいた。
優しくていつも私に寄り添ってくれた彼。
好きになるのに時間はかからなかった。
だけど、私がいろんな人と交流を始めて友達も増えてきた頃、彼は突然いなくなった。
まるで最初からそこにいなかったかのように、どこを探してもいなかった。
彼を知っている人にも探してもらったけど、やっぱり見つからない。
どうしていなくなったの?
心細くて仕方なかったあの夜どこにも行かないでと、願ったのにどうして今いなくなったの?
……ねえ、会いたい。またあなたの声が聞きたい。
私の名前を呼んで笑いかけてほしい。
私の記憶はあなたから始まっているのだから。

11/3/2025, 12:58:14 AM

大好きだからこそ私は永遠に愛でたいの。
見るだけで私を幸せにしてくれる特別な存在。
今日もほら、新しいコレクションが増えたわ。
もう誰にも知られてはいけない。もし見つかったらきっと食べられてしまう。
ただでさえ兄からは「コ◯ラのマーチを並べて冷凍保存しているやつなんてお前しかいない」「悪くなる前に早く食べろ」と呆れた顔で言われているもの。
だけどもう会えない子もいるかもしれないから、やっぱり食べるなんてとんでもないわ。
美味しいのは知っているんだけど、この子たちの可愛さに気づいてしまったからもう食べるなんてできないもの。
うふふ……幸せ。
私のための、私だけのコ◯ラのマーチたち。
もはやもう秘密の標本と呼んでもいいかもしれないわね。

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