どうしよう、好きになっちゃった。
現在10月半ば。卒業までもう半年切ったのに、今更恋しちゃった、、
事の発端は席替えだ。私は、同性である女子とは難なく話せるが、男子への免疫がない。それはもう酷いもので下の名前を呼び捨てされただけでちょっとキュンってしちゃうほどだ。
そんな私にも話せる男子がいる、1人はめっちゃ頭いい人で、もう1人は私と似てるところが多い。
似てる、と感じたのは隣の席になって1週間が経過した頃だ。
実力テストで予想得点を計算したら五教科合計が1点差、社会の点数も1点差。
私よりちょっと頭いいと思っていたらまさかの同レベルでちょっと嬉しかった。
最初こそ緊張していたが3日もたったら
「まじ何言ってんの笑笑笑笑」
「おい、舐めてんのか!!」
なんて変な会話までできるようになった。
こんな話してて楽しいやつ、初めてだ。
私の性格上、人生は楽しんだ者勝ちだ!!精神で生きているので、恋人だってキュンキュンって感じより友達みたいな恋をしたいなーなんて思ってたりする。
私と似てる隣の席のやつ、理想の恋人、つまりタイプ。
そう思ってしまえばそこからは底なし沼のようにズボズボとハマっていった。恋の沼へ
好きになっちまったあああ、と少し後悔する。
あいつに堕とされるのはなんか悔しくてちょっと腹たったからだ。
卒業すれば私は引っ越す。それまでこの恋心は閉まっておこうか、。
『うわあああ!!!むりいい!!!好きすぎる、!!!』
心の中でそう叫んだ。
題、声が枯れるまで。
初めて本当のこと書いちゃった、、誰にも言ってないのに。
あんまり気にしなーい♪♪
ポジティブ思考を極めている私は今日も変な替え歌を歌いながらベッドでのびのびとしていた。
この間、黒歴史を作った。というか、私の性格上「やらかす」ということは日常茶飯事で、階段から派手にずっこけたり、変な敬語を使い先生に注意されたり、、
日々「やらかしエピソード」を増やし続けている。
だが、そんな私でも限度というものがある。塵も積もれば山となる、本当にその通りだ。
ついに先生の怒りを買ってしまった、その後しっかり反省し夜はしっかり泣いた。
ここで冒頭へ戻る、枕を濡らしたっていつかは睡魔に負けるのだ。睡魔に打ち勝てなかった私は寝た。爆睡した。
次の日は学校もなく澄んだ青空が広がる最高の天気だった。
目が覚めて一番最初に思ったことは「朝ごはん食べたい」。
湿ったまくらの事なんか気にもとめずにリビングへ足を運んだ。
んふふ
ホクホクとまだ溶けきってないバターを溶かしながら焼きたてのトーストを口に入れる。
うんめぇ。
一口一口噛み締めながら日常を味わった。
能天気な私は、過ぎたことは気にしないスタンスで生きていこの日をる。怒られたって気にしない、まぁ、ちょっと気にするけど、、
過ぎたことはしょうがないと思い、反省して次に活かそうとする。偉い、偉い。
こんな私でも過ぎた日をいつまでもいつまでも噛み締めていることがある。そう、今も。
JKになり、青春すっぞ!!と意気込んでめでたく初彼氏ができた。
初彼氏との初デートはもうとっっっても楽しくて次の日、浮かれすぎてそれはもう盛大やらかしたのも今ではいい思い出だ。
自分の机の引き出しをガラガラと開けると顔を出す、それは彼がくれた一通の手紙。
中身は「大好き」ということが書かれている。
きっとこの手紙がある限り、そして私の記憶に残る限りいつまでも、いつまでも噛み締め続けるだろう。
私はこの日を想う。
過ぎた日を想う
僕は旅人、宇宙を旅する旅人だ。
僕の家はない。多分、戸籍なんてものもない。
だって、僕は旅人で地球に住んでいないから地球人ではない。だから、地球にある「戸籍」何てものは僕には必要ない。
今日も僕は旅をする、「今日はどこへ行こうか、」行くあてなんてないけど、その日の居場所を探すのはとっても楽しいんだ。
「今日は暗いなぁ、、」
いつもなら太陽の光に照らされて地球がキラキラと輝いているのに、今日はその輝きがない。
「おかしいなぁ、」
月もない。太陽にライトアップされていた星たちは電球が切れたかのように光を失っていた。
太陽が消えた。決めた、今日の居場所は太陽だ。
太陽を探しに行く。
「この辺だったっけ、」
暗い暗い宇宙空間で太陽を探す。あ、あった。
暑くない、光を失った太陽を足で踏む、右左右左、、1歩づつ踏みしめる。
光を失った太陽はまるで月のようだった。
トンットンッ勢いをつけて飛んでみる、無重力空間でふわっと浮き上がった体は太陽に着陸。
足の進む方向に身を任せる。
くすん、くすん、
鼻をすする音が聞こえ、進む足を止めた。
音のする方向を見れば女の子が座っていた、白いワンピースに靴を履いていない白い足が伸びている。
キラキラと輝く金色の髪はとても綺麗だ。
「どうしたの、?」
僕はそう問いた。
彼女は太陽の天使らしく、彼女が太陽を光らせていたという。そして、彼女は僕と同じ宇宙の旅人。
「お願い、助けて。」
彼女の綺麗なスカイブルーの目が真っ直ぐこちらを捉えた。
ドクン、ドクン、ドクン。
うるさい心臓を無視して僕は「うん、」と答える。
太陽を光らせるには、太陽の中にある装置を押さなければいけないのだが、どうやらその扉が錆つき開かなくなってしまったらしい。
「んぐ、、」
体重を使い引っ張って見るも開かない扉。
僕の大きなリュックからスコップを取り出し、テコの原理でこじ開ける。
開かない。
スコップを投げ捨ててもう一度引っ張ってみる
ズバッ、開いた。
尻もちをつき強打したおしりを擦りながらかの彼女に行ってと指示する。
暗闇の中に消えていく金色の光を見送りながらスコップを、片付けた。しばらくして眩しい光が発せられ太陽はまた、輝き出した。
「ふふ、ありがとう!旅人さん。これからはどこへ行くの?是非一緒に旅をしたいな、」
巡り会えたなら仕方ない、そういう運命なんだから。
僕達は今日も居場所を探す。
巡り会えたら
「おはよう」毎朝挨拶を交わす。
「おやすみ」おやすみのキスをする。
「行ってきます」行ってきますの挨拶。
「ただいま」帰ってきたことを知らせる。
彼と付き合ってもう5年目。
今日は5年目の記念日だ、仕事帰りにケーキ屋さんへ寄りケーキを2つ、買ってきた。
1つは私のショートケーキ。もうひとつは彼の好きなチョコケーキ。1年記念日に彼と行ったケーキ屋さんで買ったものだ。このお店を教えてくれたのは彼。
今や私はそのケーキ屋さんの大ファンだ。
四年目の記念日、彼と約束を交わした。
いつもの朝、彼はいつも通り「おはよう」と挨拶をして朝食を共に食べた。
いつも通り美味しい朝ごはん。でも、彼の様子が少し変だ。
そう思っていたら案の定変なことを言い出した。
「挨拶ってさ、俺聞くと幸せになるんだ。あぁ、今日も俺、生きてるなって思えるし、なにより君と居る証拠になる気がするから。だから、喧嘩しても離れていても、挨拶だけはしたい、な。」
何だ急に、、そう思ったけど彼の目は大真面目だった。
「わかった。」そう返して行ってきますの挨拶をする。
仕事中、突然かかった電話。宛先は『病院』。
仕事中にも関わらず私はスマホを手にとりすぐに出た。
どうやら彼がしんだらしい。
今日は変な日だ、
そういえば、小学生の頃「人の死ぬ日がわかる。」とかいう男の子がいたっけ、。
当然転校しちゃったしもうどこにいるかも知らない男の子、その子は彼と同じ目の色をしていた。
綺麗な茶色い目、ハーフとよく間違えられるような。珍しいほど綺麗な目。
2人分のケーキを食べながら男の子を思い出す。
『俺、挨拶好きなんだ!』そう言っていた男の子を。
形の無いもの
私にはコミュ力がある、これだけは自慢できる。
前の大好きだった担任の先生にも褒められた、「お前のコミュニケーション能力は俺でも勝てない」ってね、
その先生とももうお別れした。
2年間お世話になった先生で大好きだった、卒業式は大号泣でもう先生も困っていたほどだ。
今思えば少し笑えてしまう。先生の困りながらも少し涙目だったなぁ、なんて、
現在は華のJKとして高校生活を満喫している!!
恋する乙女、青春をしっかりと謳歌しているのだ!そう、私は今恋をしている。
恋のきっかけは学校体験のこと。
私は自慢のコミュ力を活かして先輩にめちゃくちゃ話しかけた。そしたらまさかの先輩と将来の夢が同じ、、
まさに運命だ。何かと意気投合し受験勉強の励みとなった。
多分、一目惚れ、?話していてとても楽しくてこの人ともっと話したい、そう思ったのが始まり。
JKももう4ヶ月、?7月に突入しもうすぐ夏休み。
私は無事合格した高校でその先輩と楽しく生活している。
恋は叶ってないけど、、、
「おはようございます!先輩!、」
おはよう、と相変わらず爽やかな返事が返ってくる。
万遍の笑み今日も素敵です!!心の中で叫んでおいた。
眠いなぁ、そう思いながらも真面目に授業を受けている私偉い!!
ズバッ「んんっ!?!?!」
強風のせいでカーテンが顔面にクリーンヒット。
隣の人にも笑われてしまった、先生まで、、、
邪魔なカーテンを束ねるべく席を立ち窓辺に行った、先輩、?外で体育をやっているようだ。
「へい!!パス!!」
先輩の元気な声、みんなにバレないよう急いでカーテンを束ね席に座った。
今日の授業、全然頭に入ってこなかったあああ、。
先輩の声、また聞きたいな
声が聞こえる。