褸嗟斗

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8/3/2024, 11:05:11 PM

君にはたくさんの迷惑をかけた

僕のそばで眠っている猫の君

僕が幼い頃君のひげを切ったことがあったよね

あの時は本当にごめん

僕はそこから決めたんだ

もし君が還らぬ人となった時

後悔しないようにこれから世話をちゃんとすると

でもやらない時が多かった

そんな君は就寝するときに毎夜来て隣に座ってくれる

こんな世話をしていない僕の隣でも

来てくれるんだ、と思いもう一度思い直した

僕はこれから悔いのないように世話をする

次、君の目が覚めたときには

この僕の姿はどのように君の目に映っているのだろう

8/2/2024, 12:21:06 PM

太陽の光が窓から差し込み

窓から時折風が吹いてくる

気持ちいい朝を迎え

星が輝く夜を迎え

ここで過ごす1日はとても早い

動かない足 弱々しく動く腕

ずっと想像していた

いつか僕の足や腕が動くようになって

ずっと見上げていたここを歩いて日差しを浴びたい

今願ってももう遅いだろう

ここの名前、何か忘れてしまった

意識がもう遠い

ここ、病室で僕の体は動かなくなった

嗚呼、最期に一度だけでも病室を歩いてみたかった。

8/1/2024, 1:30:47 PM

明日は大嫌いな花見の日

理由はちゃんとある

花見自体は楽しいけれど

大嫌いな人がいるからだ

大嫌いな人と花見をするのは嫌だろう?

逆に大好きな人や親友などと

一緒に花見をできたら幸せで楽しいだろう

明日の約束は無しにして

友達たちと花見をしよう

場所が同じだったら空気が悪くなるから

違うところで楽しもう

明日の天気は雨だった

室内でも楽しめるじゃないか

明日、もし晴れたら本当の花見をしよう

人間、楽しむことが一番じゃないか

人間って、いいな。

『明日、もし晴れたら』

7/31/2024, 11:39:55 AM

僕の存在は要らない

必要とはされていない

こんな僕を必要とする者は

頭がおかしいんじゃないか

もう救われないと、思い込んでいた

よく考えると僕は皆から見て邪魔な存在じゃないか

たとえ救われたとしても

今の生活が染み込んでいるから

恐怖を感じるだろう

ならばいっそ何処か遠く離れた山奥でも暮らそうか

そして一人で孤独に死ぬとしよう

もうやめてくれ、僕に干渉するのは

必要とされていない僕のそばにいても

嘲られ、笑われるだけなんだから。

だからもう誰にも迷惑はかけたくないんだ

『だから、一人でいたい』

僕はそう言った。

7/30/2024, 12:43:41 PM

澄んだ瞳
ある朝、僕は起床して鏡を見た。すると昨日まで黒く澄んでいた瞳が、闇に呑まれたかのように黒く濁っていた。そして、明日も、その次の日も。瞳は黒く濁ったままだった。
僕はその気分を詩に表した。

僕の瞳はみんなと違う

みんな澄んでいるのに

どうして僕だけ濁っているのだろう

もしかしたら

自分の心が瞳に現れているのかもしれない

澄んでいれば澄んでいるほど

心が綺麗な人で

濁っていれば濁っているほど

心が穢れている人

いつか、この穢れた心を綺麗に洗い流して

綺麗な心の持ち主になりたい

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