褸嗟斗

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澄んだ瞳
ある朝、僕は起床して鏡を見た。すると昨日まで黒く澄んでいた瞳が、闇に呑まれたかのように黒く濁っていた。そして、明日も、その次の日も。瞳は黒く濁ったままだった。
僕はその気分を詩に表した。

僕の瞳はみんなと違う

みんな澄んでいるのに

どうして僕だけ濁っているのだろう

もしかしたら

自分の心が瞳に現れているのかもしれない

澄んでいれば澄んでいるほど

心が綺麗な人で

濁っていれば濁っているほど

心が穢れている人

いつか、この穢れた心を綺麗に洗い流して

綺麗な心の持ち主になりたい

7/30/2024, 12:43:41 PM