やさしい嘘
今日は前説から…。
おしえてあげる、瞳を閉じて「だれも悪くない世界も社会も悪くない、けれど辛いんだ目をあけたくないんだ、顔をあげたくないんだ、全部自分が悪いから、瞳を閉じて理想の世界にいたいのだ…」メンヘラの厨ニか?「だれも悪くない、社会も世の中も親も、全部自分が悪いんだ」と自暴自棄。はい、それは、逆にぃ、「みんなが、社会が世の中が悪くてボクは思い通りのボクになれないんだ」と駄々を捏ねて拗ねてる子供丸出しだよ。それからもうひとつ、こんな場所に書き込みする、あなたも私も相当な過剰承認欲求です、忘れないで(笑)特に他人に過剰承認欲求だぁーなんて指差して裁く承認欲求の過剰さに気づきなさいね(笑)何時も言ってる通り他人に差した人差し指は自分に向けましょう。
さあ、今日のお題 「やさしい嘘」嘘に優しいも冷たいも無いでしょう、嘘は嘘です。けれど嘘も吐き通せば真を妊み、覚悟のある嘘には誠が宿ります。嘘も方便で人生ハッタリが肝心ですは商人の心得ですがね(笑)
SNSは虚構の世界です。どこもかしこも、自分の居場所だけは綺麗だなんて、自分の吐く言葉だけは綺麗だなんて、それこそ思い上がりの虚構です。先ずは、自分はそれほど清い人間でもないと心得、己には甘いが社会や世の中には正しさを求める矛盾したか弱き人間なのだと認めるところからですよ(笑)短所もあるかも知れないなんて生優しいものではなくて。
自分が批判するものを肯定する人からは、どんな批評もただの批判で陰湿なものでしかなく聞こえる利己的な耳と目を持っていますね。
「陰湿な批判」そんな言葉を使えるのは一切批判も批評もしない人だけです。言葉の使い方をもう少し勉強する必要がありますね、だから、この人が彼の元カノなのか何なのかも分からないし、悲しみで艷やかな黒髪が一度のうちに白髪になる意味も分からないし、自分の律も語れない。
はてさて、これはやさしい嘘なのか誠の言葉なのかただの戯言なのか(笑)
それは、人の言葉なんて聴くものの捉え方しだいで、嘘にも真にも変わりますということだ。
「一水四見」
令和7年1月24日
心幸
瞳をとじて
瞳をとじて 君を描くよ それだけでいい
たとえ季節が 僕の心を 置き去りにしても
…
そんなこと、季節に置き去りにされた愛する人の顔を愛する人は望んでいるだろうか?
…。瞳をとじてと言えば、当然この歌だが、切ない歌だが、本当にそれで良いのだろうかと私は何時も想う、本当に愛した人だから、先に逝く人は連れてゆけぬを別れとぞ想うのではないだろうか?
映画「タイタニック」が不屈の傑作ラブ・ストーリーであるのは、史実だからではない。もともとジャックもローズも架空の人物だからね、ジャックは冷たい氷河の海でローズの手を取り口づけて言う「君は、こんなところで死なない、好きなものを自由に見て、結婚もして子供も産み、温かいベットで人生を終えるんだ、約束してくれ」ジャックはローズにそう願いをかけて瞳を閉じた。ローズは捜索ボートが戻って来たことを知ると、眠るジャックの手に口づけて彼の手をそっと離す、ローズは生きる、ジャックとの約束を守るためにジャックの尊い死を忘れないために、ジャックの願いを叶える為に生きる決心をして、力いっぱい助けを求める
「助けてください!」
ローズは生きる、自由の地アメリカで好きなことを自由にし、結婚もし子供にも恵まれた、その人生を愛した、だから、ジャックに胸を張って言える「あなたがくれた人生は最高でした」と、ローズは約束をジャックの願いを叶えたから、「もう、いいでしょ」とジャックの魂を海に返し、自らも瞳を閉じることが出来たのだ。
だからこの映画は美しいラブ・ストーリーなのでしょう。
私はねぇ、瞳を閉じてと言われると、この曲と同時に想い出す曲があります。
淡き光立つ 俄雨
いとし面影の沈丁花
溢るる涙の蕾から
ひとつ ひとつ香りはじめる
それは それは 空を越えて
やがて やがて 迎えに来る
春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに
愛をくれし君の 懐かしき声がする
春よ 遠き春よ 迷い立ち止まるとき
愛をくれし 君の眼差しが肩を抱く
流るる雨のごとく 流るる花のごとく…
誰を想い描くかは人それぞれだが、私は私が今ここにあれる奇跡に、私に命を人生を与えてくれた人たちを想い描きます。写真でしか見たことのない戦死された大叔父様や、嫁いだ家のご先祖様に舅姑様の声や面差しが、肩を抱いて私の背を推してくれています順番は大事です。
悲しいけど、年功序列無視の人は昔々から沢山いて、今にはじまったことじゃないけど、そんな人は必ず失敗すると歴史は証明しています。年功序列無視で日本を統一しようとした武将は部下に寝首を欠かれて、明治維新でもそこから続く戦は終わり戦争100年の時代でも、年功序列無視で暴れた者たちが、累々たる屍を積み上げました。
「いい加減目覚めなさいです」
順番は大事です。
たまには、瞳をとじて、歴史をいやもっと近い自分が今ここに生きる奇跡を命くれた、その命に繋がってくれた人の顔を想うことも善いかななんて思います。
「倶会一処」あの世で皆様に会える日を迎える為に、今この一時を懸命に生きる。
順番通りに歳をとり、順番通りに懸命に生きて
順番通りに老いて 病を得て死ねる幸せは当たり前ではない、奇跡的に幸福なことだ。
「瞳を閉じて」 作詞 平井堅
「春よ来い」 作詞 松任谷由実
令和7年1月23日
心幸
あなたへの贈り物
あなたにあげたいものは、人生の四季折々を、その場その場、その時々の一期一会を愛でる心の余裕かしらねぇ(笑)。
寛大で寛容な人は、物語を自分の律に物差しに当て嵌めて見ない。だって、それじゃあ自分じゃない人の人生が描かれた物語を読む意味がない、みんなあなたと同じじゃないのよ、自分の律や物差しを振り回さないために物語は読み味わう意味がある。
寛大で寛容な大人になるために、自分がしないなぁとか、有り得ないと感じる価値観に擬似的に触れ合い深く考える力をつけるのが読書力です。それさえ出来ずに子供の駄々みたいに、人の家で喚いているようじゃあ、実社会でも、やたら自分の正しさや物差しを振り回す人だと自分の欠点を晒しているようなものです。
自分と同じ感覚、同じ物差し好き嫌いそんなものだけを自画自賛する為に物語は存在しません、そんなのは、子供の頃に卒業してください。大人になって映画を観たりドラマを観たり物語を読んだりするのならね、嫌い嫌いは感想でもレビューでもましてや客観性の欠片も見当たりません、ただの自分の我であることを自覚してください。嫌いなら見なきゃいいだけあなたが嫌いでも、平気なんです(笑)
そんな、言葉を私はあなたへの贈り物にしたいと思います。軟な時代の野獣は「言葉は人を傷つける」なんてことを言いますが、野生はそんな生易しいものではありません、人の言葉尻を捕まえて「傷つけられた!優しくしろ!」と自分の我を喚くより、傷つかない人になりましょう。
「何言われたって傷つかない鋼鉄の心を持て!」
「世間はお前の為に存在しない!」
本当の謙虚さを身につければ、厳しい言葉や、傷つく言葉をかけてくれた人は世間を教えてくれた師であると分かる。
そして、いつの日にか、あなたの言葉が私を強くしてくれましたと言える人になれ!
あなたへの贈り物
令和7年1月22日
心幸
羅針盤
羅針盤というものは地球上のどこにあっても針が南北を指す。みずからの律を堅固に持っている。南北がぶれない、即ち正しいにしろ正しくないにしろ、どんな状況でも己の律をぶれずに進める人を羅針盤のような人という。
例えば、SNSによくアップされている、どこの誰先生かわからない、お偉い先生の言葉。
嫌われる人の特徴
いち、愚痴を言ったり悪口を言ったり、結局自慢話になる人
にぃ、口が軽い
さん、空気が読めない
などなど
だとかいう、こういう情報に流されやすく、人の目や体面に気を取られる人は、自らの律がなく曖昧で優柔不断な風見鶏である。誰かが良いと言えば手を叩き持ち上げ寄り添う〜で、一度風向きが変われば、手のひらを返して一番に石を投げて、今度は叩き落とすことに専念する、気の小ささNo.1の姑息なものと化す。
「律=羅針盤」を堅固に持っている人を見つけよう。自律的思考を身につけよう。
「コロンブスの卵」
どんなに素晴らしいアイデアも発見も、ひとたび衆目に触れた後には非常に単純あるいは簡単に見えることである成句。
ある酒の席で、雑魚たちが「誰でも航海をすれば、運が良ければアメリカ大陸に行きあたるのだから、アメリカ大陸発見は運だ!大した業績ではない」「そうだそうだ」と言い合っていた。
それを聞いていたコロンブスは、その雑魚に
「卵を垂直に立ててみよ」と言った。
「そんなこと、出来るわけないだろう」と呆れ理屈を始める雑魚たちを前にコロンブスは、テーブルに卵を打ち付けて平らにして立てて見せた。
単純なアイデアさえ、誰かの型破りな独創性がなければ、はじまらないのである。
空気は読みものではなく吸うもの、深呼吸して
自分の律を堅固に持て。
令和7年1月21日
心幸
明日に向かって歩く、でも
雨粒にうたれっぱなしさ
足が収まらないべっとみたいに
何もしっくり来なくてさ
雨粒が降って降って頭の上
それで太陽に向かってさ言ってやったんだ
一体どういうつもりなんだって
職務怠慢だぜ
雨粒が降って降って頭の上
でも 大事なことは分かている
これしきの頭の憂鬱に
降参する俺じゃない もうすぐなのさ
幸せが「こんにちは」ってやって来る
雨粒にうたれっぱなしさ
だからって 目を真っ赤にはしないぜ
泣くっていうのはらしくないから
管を巻いてくたばったりするものか
自由なのさ不安からも
こんなんで くよくよしない
もうすぐなのさ やまない雨はない
明日に向かって、ただ歩く
デモもストもない
ただ歩けば明日は来る
歩かなくても夜が明ける
後ろ向いても日付は前に進む
ならば、明日に向かって俺は歩く
「明日に向かって撃て」主題歌
「雨にぬれても」オマージュ。
令和7年1月20日
心幸