羅針盤
羅針盤というものは地球上のどこにあっても針が南北を指す。みずからの律を堅固に持っている。南北がぶれない、即ち正しいにしろ正しくないにしろ、どんな状況でも己の律をぶれずに進める人を羅針盤のような人という。
例えば、SNSによくアップされている、どこの誰先生かわからない、お偉い先生の言葉。
嫌われる人の特徴
いち、愚痴を言ったり悪口を言ったり、結局自慢話になる人
にぃ、口が軽い
さん、空気が読めない
などなど
だとかいう、こういう情報に流されやすく、人の目や体面に気を取られる人は、自らの律がなく曖昧で優柔不断な風見鶏である。誰かが良いと言えば手を叩き持ち上げ寄り添う〜で、一度風向きが変われば、手のひらを返して一番に石を投げて、今度は叩き落とすことに専念する、気の小ささNo.1の姑息なものと化す。
「律=羅針盤」を堅固に持っている人を見つけよう。自律的思考を身につけよう。
「コロンブスの卵」
どんなに素晴らしいアイデアも発見も、ひとたび衆目に触れた後には非常に単純あるいは簡単に見えることである成句。
ある酒の席で、雑魚たちが「誰でも航海をすれば、運が良ければアメリカ大陸に行きあたるのだから、アメリカ大陸発見は運だ!大した業績ではない」「そうだそうだ」と言い合っていた。
それを聞いていたコロンブスは、その雑魚に
「卵を垂直に立ててみよ」と言った。
「そんなこと、出来るわけないだろう」と呆れ理屈を始める雑魚たちを前にコロンブスは、テーブルに卵を打ち付けて平らにして立てて見せた。
単純なアイデアさえ、誰かの型破りな独創性がなければ、はじまらないのである。
空気は読みものではなく吸うもの、深呼吸して
自分の律を堅固に持て。
令和7年1月21日
心幸
1/21/2025, 1:26:15 PM