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12/15/2024, 11:00:26 AM

雪を待つ

のびた人影を舗道に並べ
夕霧のなかをキミと歩いてる
手を繋いでいつまでもずっと
そばにいれたなら泣けちゃうくらい

風が冷たくなって
冬の匂いがした
そろそろこの街に
キミと近付ける季節が来る

今年、最初の雪の華を
2人寄り添って
眺めてるこの時に
シアワセが溢れ出す
甘えとか弱さじゃない
ただ、キミを愛している
心からそう思った…

「冬の華」    

冬のカラオケNo.1 
この曲が流行っていた頃って30代だったろうか、、倦怠期の頃だったかなとか、前のめりで突っ走ってて心亡くして走ってる頃で振り返ると何も思い出せないくらいで、ただ思い出せるのは、だんだん大きくなって私より大きくなって行った、子供たちの背丈とそばにある笑顔。

雪を待つなんて、ないわー(笑)
子供じゃあるまいし、明日の仕事に差し支えるじゃない、運転心配で気が気じゃないわとかそんな時代が続いたけれど、今年最初の雪の華は
キミとはじめて見た雪を想出させます、人生は巡り巡って喜び悲しみ繰り返して今日は離れた恋人たちを巡り巡って会わせるよね、のびた人影舗道にふたつ並べて、手を繋いでずっといれたなら泣いちゃうくらい、また冬が来てまだそばにいるよ、風が冷たくなって冬の匂いがまたして、キミに近付ける季節がまた来るよ、今年最初の雪の華をふたり並んで眺めているこの時にシアワセが溢れ出す、キミの髪に止まった雪の華がグレーの髪に馴染んでく、34回目のキミと見る冬の華…。 

あの頃のように雪を待つ日がまた巡って来たよ
キミと歩いた道程に乾杯(笑)


令和6年12月15日 

                心幸

12/14/2024, 12:37:15 PM

イルミネーション

「Silent Night ☆」

Silent night, holy night,

All is calm, All is bright,

Round yon virgin mother and child, 

Holy infant so tender and mild

Sleep in heavenly peace,
Sleep in heavenly peace,

Silent night, hoy night,

Son of God, love's pure light,

Radiant deams from Thy hoy face,

With the dawn of redeeming grace,

Jesus, Lord, at Thy birth,
Jesus, Lord, at Thy birth,  

「聖なる夜」    訳 三宅忠明 

静な夜 聖なる夜

どこも静で 明るく輝いて

ほら 向こうに処女の母と子が

優しく 穏やかな聖なる子が

すやすやと 眠っている
すやすやと 眠っている

静なよる 聖なる夜

神の子 清き愛の光

そなたの顔から明るい光が

神の恵みの夜灯を告げる

主イエスの誕生で
主イエスの誕生で 


昔むかしのことじゃったー。

まだ、人間が神様との約束を破りエデンの園から追放されて、擦った揉んだして歴史が始まり煌めくイルミネーションの変わりに近い銀河が煌めいていた頃の話、それでも人間は今とさして変わらず殺し合いばかり相変わらずして、富める者は貧しいものから搾取し、欲しいものは力で奪い取ることが続いていたのでした。

マリヤという 名のうら若き乙女と、ヨセフという青年が結婚しようとしていました。二人はとてもその魂が美しく清らかな無垢な若者でした。ある日天使がマリヤの元に来て、「マリヤに赤ちゃんが生まれる」と言いました、天使はマリヤに赤ちゃんに イエス と名付けるように告げました、マリヤのお腹に宿る子は神の御子であり、救い主となる御方であると話しました。所謂、受胎告知ですね。

ヨセフは、それを請け負います、なんて初い人でしょうか、こうして神様の托卵は受け入れられ、イエスは生まれることになりました。

その日、マリヤとヨセフは税金を納めるためにベツレヘムという街に行かなければなりませんでした、街には沢山の人が出ていて、マリヤとヨセフが泊まれる宿が見つかりませんでした
仕方なく、ヨセフは街ち人に頼み込み、一軒の家の羊小屋で一夜を過ごすことにしました。
その夜、幼子 イエスがお生まれになりました。

新しい星が空にあらわれました。

近くの野原で働いていた羊飼いたちは天使のお告げで、救い主がお生まれになったと知り、マリヤとヨセフが泊まる羊小屋に行き、そこで1番最初に、幼子 イエスに対面し 礼拝しました。

ベツレヘムの羊小屋から遠く離れた地で、温かい暖炉の側で博士たちが、新しい星を見つけました、博士たちは、それは救い主がお生まれになった標しだと知りました、博士たちは星を頼りにお祝いを携え歩き、幼子イエスの元を訪れ2番目に礼拝しました。 

救い主 幼子イエスは生まれる場所も自ら選んでおられました。


これが、クリスマスの始まりの物語です。
クリスマスは、イエス・キリストの降誕をお祝いし、わたしたちの始まりをお祝いする日でもあります。わたしたちは等しく神様からのぞまれて命を授かったことを授けてくれた人に感謝出来るという恵まれた温かな関係や状況に感謝しなければなりません、その命を賛美するための日であります。


とかく、クリスマスのイルミネーションは恋人たちのもののように思われがちですが、命を授かった、その源根っ子に感謝し愛を知るために祈りを捧げるための日であります。

寄り添う寄り添うと最近は簡単に言いますが、クリスマスこの日誕生した、イエス・キリストは、わたしたちの罪穢を背負いゴルゴダの丘で十字架に架けられ処刑されますが、その時側に寄り添って慰めたのは、1番罪深い人でした。

罪深い人にほど救いが必要です。

これは、主イエス・キリストの言葉のみならず、「南無阿弥陀仏」と唱え生かされる他力に感謝。
「悪人正機」の親鸞聖人の 仏教 浄土真宗に
も通じる教えでもあります。


クリスマスは、家族、親、子、命、その始まりを祝福する祝福出来る状況や関係に感謝する日を起源としていることを知ると、クリスマスのイルミネーションも違う趣きを持つかも知れません、というお目汚しでした。


アーメン 


令和6年12月14日

       心幸      





12/13/2024, 10:42:59 AM

愛を注いで

だって淋しいものよ 泣けないなんて
そっと涙で頬を 濡らしてみたいでしょ?
ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で
ちょっとブルーな恋の 夢を見ているの?
乾いたこの花に 水をあたえてあげてください
金色の レモンひとつ
胸にしぼって あげてください
愛を知らない あの人に
愛を注いで あげてください

だって哀しいものよ 酔えないなんて
そうよ本当の人生なんて ドラマじゃないの
それが分からない ようじゃ駄目ね
乾いたこの花に 水をあたえてあげてください
薔薇色の ワイングラス 
胸に注いで あげてください
夢を知らない あの人に
夢を注いで あげてください 
想像の翼を あげてください

人生に必要なものは愛と夢と想像力

「愛の水中花」   作詞 五木寛之

恐れ多くも五木寛之氏の作詞を替え歌してしまいました、商業目的では御座いませんので悪しからず。

若い人はイケないねぇ、すぐムキになる。
例え百万人が観たって褒めたって、自分がどう思うかを語らなきゃ駄目でしょ、人がどうとか噂がどうとか、それでムキになるの?滑稽よ。
それこそ、損するわよ、短気は損気(笑)
あなたの失敗を利用するよく考える人に揚げ足取られます(笑)

ねぇ、小さな仔犬がゲージの中から大型犬に吠えてるみたいよ。あれはあれでイイけどやっぱり少女小説よそれが分からないから、嘘も謎も分からないし靴の種類も分からないし陰陽師の話も分からないのよきっと(笑)

ひとりごと、ひとりごと笑笑

愛を注いで あなたに注いで
愛の嵐は 厳しいわよ(笑)

わたしは愛の水中花〜♪ 

何様(笑) だから、愛の水中花よ!笑笑


令和6年12月13日

心幸 






12/12/2024, 1:39:58 PM

心と心

手のひらに澄んだ 水をすくって
お前の喉に 流し込む
そんな不器用で 強く優しい
つながりは ないもか
恋人よ 愛なんて言葉は捨てろよ
流行りの服も 生き方も 疲れるだけさ
裸足で 青い草を踏みしめ
この胸に 駆けて来い

飛び上がってもいだ 青いリンゴを
かわるがわるに かじり合う
そんな飾らない だけど確かな
つながりは ないものか

恋人よ 愛なんて言葉は捨てろよ
生まれたままの 真心をくれればいいさ
かわりに誰も やれないものを
その胸に 伝えよう…

「時代遅れの恋人たち」  作詞 山川啓介

40年来の男友達、将来を共にすることもあったかも知れないし無かったかも知れない、けれど私は確実に貴方に出会えて良かったと言い切れます。何故なら例え一時でも共に歩いた軌跡は、その足跡から綺麗な花が咲くほど、私の心の柔らかい場所にあり続けるからです。たった一時の溢れるほどの日々で、心と心向き合えたことは私の宝物だからです。

選ばなかった未来、選ばなかった関係もだからこそ大切な心と心を教えてくれました。

「時代遅れの恋人たち」1970年代の青春は不器用で熱いね、だから優しい。優しさとは寄り添うことばかりではない、時には突き放すことも優しさで別れも優しさで悲しみも優しさ、昔の人は強いね、こうして人は強さを覚えまた優しさも覚える。優しさとは寄り添ってもらうことばかりを求める事ではない。寄り添ってもらえなかった時、突き放された時に悪者になったその人の優しさに気づける時が来た時、その人がくれた強さから厳しさから何かを想像出来た時、人は優しさを覚える。

優しさも随分様子が変わったようです、「大丈夫?偉いね、大変ね、頑張らなくて良いからね…」優しい人ってそんなだろうか?「まだまだ、諦めるな、足を前に出せ、頑張れ、負けるな」無神経に笑い続ける、あなたが怒れるくらい、あなたが泣けるくらい、そして「バカヤロー!」って言って背中を押してくれるような人、無神経な優しさってのもあるんだよって言っても、王子様は白タイツにカボチャパンツで白馬に乗って現れてレディーファーストのフェミ男でなきゃならない少女漫画のヒロインさんには伝わらないかも知れない。

「日本沈没」の小松左京はアイデンティティについてこんな言葉を残している、「アイデンティティは時と共に風化し原型を留めなくなってしまう、けれどもそれでも生き続けること、それこそがアイデンティティというものである」と、日本人のなんたるかなんて時代と共に変わり1970年代の青春像は、その時代ですら「時代遅れの…」と言われたものがあるが、それでも1970年代の社会は若者は、その「時代遅れ…」を 許容出来たが現代のZ世代には最早無理です。やがて日本人も変わってしまう、それは私たちが鎌倉武士の価値観を野蛮だと感じるのと同じであるのかも知れない。きっと書く文字も言葉も変わってしまうのかも知れない24世紀くらいの日本人と私たちは。

それでも、人が人であり生身の体であれば心と心を交わし合うことは出来るのかも知れないと思いたいが、貼付け獄門晒し首や市中引き回し見物はやはり昭和のアイデンティティには無いし、きっとそれと同じように、突き放したり殴り合ったりする優しさや友情はアイデンティティから失われて行くのだろうなと寂しく思う時代遅れの昭和人だった。
頑固親父、雷親父、地震雷火事親父、火事と喧嘩は江戸の花、寅さんの口上、いらちの浪花節、短気は損気は、短気な人は損をするって例え。穏便な人が偉いってことばじゃなく、落ち着いて物事考える人に利用されやすいから気をつけてって意味ですよね(笑)あぁ、それから金八先生の説教、Z世代は寄り添って持ち上げてもらってばかりだから本当説教嫌いだよね(笑) いや、下町って風情や人情紙風船も最早Z世代には意味不明になっているようだわ(笑)


令和6年12月12日 

              心幸

12/11/2024, 2:33:50 PM

何でもないフリ

何でもないようなことが
幸せだったと思う
何でもない夜のこと
二度とは戻れない夜

まるで子供のように、微笑みを浮かべたまま眠れぬ森の少女。ちょうど一年前、この道を通った夜、雪がちらついていた。借りたての部屋の中に突然闇を落とした、悪夢のような電話。駆けつけた病院、病室のベッドの上まるで少女のように、微笑みを浮かべたままで眠れぬ森の少女。

何でもないようなことが幸せだったと思う、何でもないような夜の事、二度とは戻れない夜。

それでも月日は、また流れ何でもなかったかのように過ぎ、何でもなかったフリをして生きて行く、許せない誰が悪いと言ってみても、眠れぬ森の少女は目を覚まさないし、閉ざされた目は二度と開かない。だから、彼は何でもないフリをして生きました。

それから、どれだけ時間は流れたでしょうか、彼も歳をとりましたが、写真立てに飾られた彼女は歳を取りません。そんな彼の心が動きました、何でもないフリをして何でもなく砂漠の中を歩いていた、何でもない何でもないと歯を食いしばり生きました、ふと見ると砂漠の薔薇が咲いていた、彼は足を止め砂漠の薔薇を砂の中から拾いあげて掌にのせました。すると砂漠の薔薇は白い手をした女に変わりました、女は彼を見つめてこう言いました「見つけてくれてありがとう」彼らは、その夜から手を繋いで眠りました。また、時間は流れて、共に時を重ねた二人の髪の毛には白いものが混じるようになりました、子供たちも巣立ちました。それでも二人は手を繋いで眠ります。

写真立ての少女は遠い遠い記憶の中で今夜も微笑みを浮かべたまま美しくキラキラしています。

年老いた女は、いつもいつも何でもないフリをして、その写真立ての写真をピカピカにして綺麗なお花を飾っています。

そしてその写真の中で微笑む少女に語りかけます。「ありがとう、あなた。あとどれくらい生きられるか分からないけど、私はあなたの生きたかった人生を貰いました。どうぞ恨んでください。もし、彼が記憶が曖昧になり周りの事がよく分からなくなる時が来て、自分の右腕にあなたの名前を呼びかけても、私は何でもないフリをして、あなたごと彼を抱きしめます。いいでしょ、それくらい私は幸せでした、ありがとう、あなた」


「ロード」 
   
     作詞 高橋ジョージ

リスペク・トオマージュ・インスパイア
「 STORY 何でもないフリ… 」


令和6年12月11日

               心幸 

追記

フリは嘘だ?阿呆だねあんた、嘘だから悲しくて優しくて深いんじゃない。あの世まで持ってくつもりのフリ(嘘)は誠を孕むんだよ!ガキはこれだから駄目だね(笑)フリだ何でもないフリが嘘で苦しい?まだまだそれは覚悟のない嘘だと心得よ、覚悟を持ってフリを貫けばそれが本当になります、それが嘘から出た実(誠)と言います。

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