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12/29/2024, 2:33:21 PM

みかん
学校で太陽みたいに明るい彼女はみかん色のランドセルを背負っていた。
けど、太陽みたいな君はたまにいつもの笑顔が作り物みたいに瞳にモヤがかかっていて、冷たく冷めきった顔だった。
いつの日か、君のみかん色のランドセルは赤く染まり太陽は沈んだ。
横断歩道で、地べたに転がる君を見て見守ることしか出来なかった。
そして、太陽に照らされていた皆の表情は暗く、曇っていた。
あぁ、また、太陽が登りますように。
本物の太陽になってしまった君へ、いつの日か皆に笑顔を。
もう一度、彼女の笑顔が、太陽のように明るい笑顔を見たい。

12/28/2024, 4:29:46 PM

冬休み
宿題が終わらない、特に特技がある訳でもなく、のびのびと生きる。
ただただ生きるだけの中学生。
それが一番幸せだと、思える。
社会人になった今では、こうして自分の趣味に浸る時間が至高の時間だ。
もし、昔に戻れたのなら。
もう一度友達とやんちゃして、将来のことは何も考えずに自由気ままに過ごした。
そんなこと、考えてもないものねだりなのに。
あぁ、寒い冬、いつもは学生で満員電車の電車はいつもより空いている。
冬休み、短い休みだがその一瞬一瞬を全力で楽しんで、生きている。
また、学生に戻りたい。
そんな事ばかり考えてしまう。