語り部シルヴァ

Open App
4/23/2026, 10:12:17 AM

『今日の心模様』

空は快晴。
雲ひとつなくて太陽が優しく微笑む天気。
ほわほわして、目を瞑ると思わず眠ってしまいそう。
心が穏やかってこんな感じなんだなって。

買い物のために歩いているとそう思える。
最近スケジュールが詰まりすぎていて、
のんびりとした時間を作れなかったから
今この時間がすごく心地よい。


最近聞くことができなかったラジオを聴きながら歩く。
『えー、今日は久しぶりに天気が変わることなく
気分のいい1日になることでしょう』

だそうだ。
そう聴くと今からなんでもできそうだ!

語り部シルヴァ

4/22/2026, 10:41:15 AM

『たとえ間違いだったとしても』

ガベルの叩く音が場内の静寂を呼び覚ます。
前にいるのは私の幸せを奪った人だ。
スマホを片手に運転してハンドルを誤って歩道へ...
そこにはちょうど集団で帰る小学生たちが...

被告人は何食わぬ顔をしている。
まるで自分は悪くないって顔。
それともたくさんお金を積んだから何とかなると思ってるのか...
どっちにせよお前は人の命を奪った。
ひとりじゃなくてたくさんの命を。

少なくともお前よりは素敵に育つであろう命をお前は摘んだ。
何も出来ない自分が悔しい。
今はこの世界が正しくこいつを裁いてくれることを願っている。

語り部シルヴァ

4/21/2026, 10:20:15 AM

『雫』


今日は雨。
ずっとずっと。雨。
外じゃみんな傘をささずに歩いているけど雨。

私も今日は傘を持ってきていない。
それでもいいんだ。もう濡れたっていい。
全部終わったんだ。振り向いて欲しかった相手には
もう素敵な人がいたんだ。
あの人も傘をささずに歩く。それでもきっと幸せだろう。

私とは大違い。こんなに空は青いのに雨がずっと降っている。
...まだ止むことは無さそう。

語り部シルヴァ

4/20/2026, 10:15:23 AM

『何もいらない』


「ありがとっ」
そう言って君はクラスの別の輪に入っていった。

「いいのか?もっと責めても嫌われないと思うが...」
友人に聞かれたが別にいいと返した。
「普段好きだの可愛いだの言うくせに
本人には恥ずかしいってか?」
そういうのじゃない...
確かに彼女のことは好きだけどだからと言って
恋人になりたいかと言われたらNOだ。

「わがままだな。」
僕の力じゃ彼女を幸せにできないだけだ。
僕はただ、彼女が幸せで
笑っていられるならなんだっていい。
それだけだ。

「カッコつけちゃってさ。」
友人には笑われながら肘でつつかれた。

そんな僕たちを遠くで見ていた君も笑っていた。

語り部シルヴァ

4/19/2026, 10:39:59 AM

『もしも未来を見れるなら』


春の陽気がこんなにも心地の良いものだったかと感じる。
春は毎年来ているはずなのに
今まで凄く心地の良いものとは感じるほどではなかった。

それもきっと君が隣にいるからだろう。
毎日が少しだけ明るくなった。
気分が落ちた日も少し前を向けるようになった。

だからこそ不安になる。
君のような素敵な人が隣にいるから
考えたくないもしもがよぎる。

...もしも君が離れてしまったなら
次の春の色はちゃんとあるだろうか。
そんな不安を払拭するために君の手をそっと握る。

握り返された手から伝わる
慣れない温もりが少しずつ不安を薄めてくれた。

語り部シルヴァ

Next