語り部シルヴァ

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『もしも未来を見れるなら』


春の陽気がこんなにも心地の良いものだったかと感じる。
春は毎年来ているはずなのに
今まで凄く心地の良いものとは感じるほどではなかった。

それもきっと君が隣にいるからだろう。
毎日が少しだけ明るくなった。
気分が落ちた日も少し前を向けるようになった。

だからこそ不安になる。
君のような素敵な人が隣にいるから
考えたくないもしもがよぎる。

...もしも君が離れてしまったなら
次の春の色はちゃんとあるだろうか。
そんな不安を払拭するために君の手をそっと握る。

握り返された手から伝わる
慣れない温もりが少しずつ不安を薄めてくれた。

語り部シルヴァ

4/19/2026, 10:39:59 AM