私は病室の中で悟った。
私はもうすぐ死ぬと。
私は膵臓癌でいつ死ぬかわからない。
でも膵臓癌になる前も幼少期からずっと体が弱かった。
まさか15歳で膵臓癌になると思わなかったが。
私は私に余命があると知っている。
でもお医者さんや両親は隠しているつもりのようだ。
膵臓癌といったら余命半年とか思いついちゃうし、
何より決定的な証拠は
お医者さんと両親が泣きながら色々話しているのを聞いてしまったから。
でも私は知らないフリをしている。
私は別にしんでも構わない。
学校では虐められていて、親友と言える人もいない。
でも両親には伝えていないし、バレてもいないだろう。
私はひたすら病室で考えた。
やり残したこと。あとどれくらいで死ぬのか。
親孝行の内容。
でも結局何も出来ないまま今に至る。
病室でもうすぐ死ぬことを感じた私は
ナースコールを押してお医者さんや両親を呼んだ。
「私はもうすぐ死ぬと思うの。
だから、伝えるね。
今までありがとう」
ーーーこれは病室の1人の少女のお話。
「明日、もし晴れたら君に想いを伝えるよ」
彼は病室の中で私に言った。
「わかった。たのしみにしてるね。」
私はその時顔が真っ赤だったと思う。
私の好きな彼は、余命半年でもう、期限は過ぎている。
だからいつ死ぬかわからない。
私はそれが辛かった。
翌日、彼は、亡くなった。
外は大雨だった。
でも、私宛に遺言書があった。
それは遺言書と言うよりかどちらかと言えばラブレターみたいな雰囲気を漂わせていて、シールは赤いハートだった。
中を見てみると
「はるかへ
僕はもうすぐ死ぬと思う。
こういうのは自分でわかるってほんとなんだね。
僕ははるかが好きだ。
でも僕は君に想いを伝えられないかもしれない。
僕は明日大雨って知ってたよ。
ごめんね。好きだよ。」
私はとても泣いた。
もっと早くに気づいていれば。
私から想いを伝えていれば。
ごめんね。私も、好きだよ。
私、決めた。
もし晴れてたら、明日君のところに逝くよ。
私は、彼にどんな言葉をかけても傷つけてしまう。
落ち込んでいる時も、嬉しがっている時も、どんな言葉をかけていいかわからない。
私はとても辛かった。
私は彼のことが好きだから。
でもどうがんばっても、酷いことしか言えない。
だから、一人でいたい。
#ツンデレ女子
彼は、とても冷たそうで、とても澄んだ瞳をしている。
私はそんな彼が好きだった。
彼とは1年前、学校の廊下で出会った。
すれ違っただけ。
ただの私の一目惚れだった。
ある日机にラブレターが入っていた。
名前もしっかり書いてあって
名前には、「鈴井朱音」と書いてあった。
中身は、「話したいことがあるので、放課後教室に残って欲しいです。」
もう完全に女子だ、、、。ラブレターと思った自分が恥ずかしい。別にモテる訳では無いのに!!
そして放課後になった。
私は机に座ってスマホを触っていた。
すると後ろから足音が聞こえてきたので、振り返ると
とても冷たそうで、澄んだ瞳をしている、彼だった。
彼の名前、朱音なんだ、、。
女子かと思っちゃった。
彼はこう言った。
「好きです。」
私は混乱した。私はほんとに全然別にモテるわけでもないし、こんなかっこいい彼に告白されるなんて!!
だから私はこう言った。
「ごめんなさい。」
すると彼はびっくりした顔をして、
少しだるそうな顔をした。
「マジかよ、だるすぎ。あごめんねー、これ嘘コク。」
そう。私は知っていた。彼が私に嘘コクをしていること。
教室の扉の向こうに男子生徒、約3人くらいの人影が見えるし、彼の顔はいつもより少しだるそうな顔をしてし、それよりも特に1番気になったのは、彼の瞳が濁っていたから。
ある日、神さまが舞い降りてきて、こう言った。
「地球は戦争が得意かい?」…と。
私は神さまが目の前にいる時点で何も言えないほどびっくりしていたが、
地球、?戦争、?意味がわからなかった。
私はとりあえず、
「なぜですか?」と言った。
すると
神様は
「秘密だよ。それより、得意かい?
地球はいい星だから人間には勿体ないんだよ、」
私は最後の言葉が聞こえずに
とりあえず、
「戦争はしているが、反対の人が多いです。
国の資産によって得意かどうかは変わるのでわかりません。」
と言った。
すると神様は
「まだ人間は国と国で戦っているの?!」
私は私は逆にどこと戦争するのかと尋ねようと思ったらその時には神さまはいなかった。
そして翌日。
地球はなぞの宇宙生命体に侵略され
窓を開けると火の海になっていた。