My Heart』の作文集

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My Heart』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/28/2026, 8:46:55 PM

手の中に収まるほどの小さな木箱の表面を撫でる。
冷たさも温もりも感じない。指先に触れる木というよりも金属のような、あるいは磨き抜かれた骨のような、つるりとした感触に無意識に眉が寄った。
木箱の蓋は開かない。継ぎ目さえ分からないほどぴたりと閉じた箱には、唯一側面に小さな穴が開いていた。
螺子を巻くための穴だ。爪先で穴の縁をなぞり、首に下げている螺子を手に取る。いつものように穴に差し入れ、ゆっくりと巻き出した。

一日に一度、螺子を巻く。
生きていくために必要なこと。螺子を巻かなければ箱の中身が止まってしまうと、誰に教えられるでもなく理解していた。

――かちり、かちり。

螺子が巻かれていくにつれ、体が重くなっていくような感じを覚える。

――かちり、かち。

瞼が重い。目を閉じれば立っているのか、それとも横になっているのかも曖昧になっていく。

――とく、とくり。

手の中で、木箱が微かに振動する。仄かな熱が、手から全身に伝わってくる。
不意に木箱の感覚が消えた。どこに行ったのか、目を閉じている今確かめようもない。
木箱を失い、腕がだらりと垂れ下がる。体が重い。意識が沈んでいく。
底のない微睡みへと落ちていく感覚に身を委ねながら、また木箱の中身を確かめられなかったことを悔やんだ。



「顔色が良くない。今日は早めに帰って休んだ方がいいと思う」

そう言って友人は眉を寄せた。
額に手を当てられる。冷え性だとよく愚痴をこぼす彼女の冷えた手の心地良さに、目を細めた。
ほぅ、と吐息が溢れ落ちる。自分では大丈夫だと思っていたが、少しばかり熱があるのかもしれない。

「無理しないで。ほら、横になっていいから」

促されるままに横になれば、友人の膝に頭を乗せられた。彼女の長い銀の髪が光を反射して煌めくのを見つめていれば、次第に瞼が閉じていく。眠気はないが、髪を梳かれる感触に体の力が抜けていくのを感じた。

「隈ができてる。眠れてないの?」
「寝てはいると思うんだけどな。変な夢を見ている気がするから、それのせいかも」
「変な夢?」

不思議そうな声に、曖昧に笑って誤魔化した。
目が覚めれば忘れてしまうような、何の変哲もない夢。夢を見たという感覚さえなければ気づかないほどのそれを、どう説明すればいいのか分からない。
変な夢と言ったのは、それがおそらく同じ内容の夢だからだ。恐ろしい夢ではないと思うが、心臓が力強く鼓動しているのを感じて目が覚める。あまり気にしてはいなかったが、それが原因で疲れが出ているのかもしれなかった。
夢についてぼんやりと考えていると、髪を梳く彼女の手が離れ胸の上に触れた。
丁度心臓の真上。自分が触れている訳でもないのに、指先からとくとくと規則正しい鼓動を感じる。生きているから当たり前だというのに、何故かその鼓動はとても神秘的な音のように思えた。

「ちゃんと動いている」
「生きているから当然でしょ」
「でも重いでしょう?二人分だもの」

何を言っているのだろうか。二人分の意味が分からず、目を開けようと力を入れた。けれど瞼は重く、僅かにも震えない。
それだけ疲れているのか。困惑していると、強い眠気が押し寄せた。
逆らう間もなく、意識が深く沈み込んでいく。とくとくと、止まらない鼓動が体中から伝わってくるようだった。



手の中で震える何かを感じて目を開けた。
小さな木箱。仄かな温もりが、規則正しい振動と共に伝わってくる。
まだ螺子を巻く必要はない。理由は分からないがそう思った。

「負担になるなら、手放してもいいんだよ」

顔を上げれば、目の前に友人が立っていた。

「ここは?」

首を傾げて問いかければ、友人は少しだけ笑ったようだった。

「Deep in your/my heart……心の奥深くだよ」
「心……?」

抽象的な言葉にただ困惑する。
夢の中の世界ということだろうか。もう一度手の中の木箱に視線を落とし、その表面を撫でた。
つるりとした感触。側面に小さな穴が開いている以外は何もない。蓋の継ぎ目すら分からず、どうしてこれを箱だと認識しているのか自分でも不思議だった。

「もう覚えていないかもしれないけれど、一人で消えかけた私を拾い上げてくれたことに、とても感謝している。あなたが優しさをくれる度、私は痛いくらいに幸せだった」

側に歩み寄ってきた友人が、そっと木箱ごと手を包み込む。箱の表面に触れ掴むと、それまでぴたりと閉じていた蓋が音もなく持ち上がっていく。

「あ……」

開いた箱の中身を見て、思わず声が漏れた。
小さな、銀色の鳥。目を閉じて眠り続ける鳥の姿に、幼い頃を思い出す。
庭の隅で出会った鳥。傷だらけの翼は力なく垂れ下がり、もう二度と飛べないことを示しているようだった。
それでも目は強さを湛えて煌めきを失ってはいなかった。気高くて美しい、銀の鳥。思わず手を伸ばして、その体を抱き締めていた。

「受け入れてくれたから、私は今もここに在る。でも与えられる幸せの代わりにあなたが苦しむというのなら、私を手放してほしい」

目覚めた瞬間に忘れていた夢の内容が、はっきりと思い浮かぶ。
一日に一回、鳥のために螺子を巻く。あの日、自分の中に入り込んで一つになった機械仕掛けの鳥は、螺子を巻かなければ生きてはいけなかった。
それを負担に思ったことはない。こうしてすべて思い出して忘れていたもどかしさが消えた途端、感じていた疲労感が嘘のようになくなっていた。
まるで翼が生えたように体が軽い。単純な自分自身に苦笑しながら、目の前の友人を見つめ首を振った。

「一緒がいい。でももう一度空を飛びたいのなら、この箱から飛び立ってもいいよ」

心からそう思っている。しかしそれが彼女を空から遠ざけているのではと思うと不安だった。
箱の中の鳥は、大きさこそ大分小さくなってしまったが、傷はすべて癒えているように見える。これなら飛び立つこともできるはずだ。

「必要なら、いつだって螺子を巻いてあげる。だから無理にこんな狭い所にいなくても大丈夫だよ」

必要な時に戻ってくればいい。そう伝えるも、友人は困ったように笑うだけで手を離す様子はなかった。

「飛べないよ。もう二度と飛べない……空には何もないから、飛ぶ意味がない」

その声音はどこか寂しげだ。もう一度箱に蓋をする手には迷いは見られない。

「今まで色々な世界を見てきた。その時の私には何もなかったから、まだ知らない世界を知ることが何よりも心躍らせた」

ぴたりと、再び隙間なく箱が閉じられる。鳥の姿はもう見えない。ただ箱から伝わる温もりが、確かにここにいるのだと伝えている。

「あなたを知って、今更新しい世界を一人で知ったとしても心は動かない。だからどうか、あなたが許してくれるのならば側にいさせて」

願う言葉に、静かに頷いて目を閉じた。
手の中の木箱の感覚が消えていく。代わりに強くなる自分の鼓動と、包まれる少しだけ低い体温にそっと息を吐いた。

「My heart beats for you……あの日からずっと、私はあなたのもの。あなたが望む限り、螺子を巻いてくれる限り側にいるわ」
「うん……ずっと一緒……」

あの日のように、腕を伸ばして彼女を抱きしめた。
自分だけの特別な友人。伝わる鼓動は、自分から聞こえるそれと寸分違わず同じ鼓動を刻んでいる。

起きたらまた、たくさん話をしよう。
目が覚めた時のことを思い、笑みが浮かぶ。意識が浮かび上がっていくのを感じながら、しがみつくように温もりに擦り寄った。



20260327 『My Heart』

3/28/2026, 3:40:22 PM

My Heart

たぶん
ハート型じゃない

ぐるぐる
ごちゃごちゃしてて

全然
かわいくない

3/28/2026, 9:59:12 AM

「You are mess」



恨めしかった。

こんな世界に生まれてきた僕が。

そんな僕にいつも渇をいれてくれるのは貴女だった。

「また下向いてる。どした?」
「…別に」
「…はぁ」

そう言って僕の隣に座った。
真っ黒で腰まで伸びた髪の毛を高いところで一つに
くくっている。瞳は迷いのないようにまっすぐで、
頭に大きなゴーグルをつけている。

「…なんで七菜先輩はそんなに笑っていられるんですか?」
「うーんとね。君。春来はきっと目標がないんでしょ。」
「目標?」
「そう。この世界で生きるためには、笑えるようになるなら、きっと何よりも大切だよ。」
「七菜先輩はあるんですか?」
「うんっあるよ。でもね秘密」
「…は?  何言ってるんですかっ」
僕は思わず吹き出した。
「あっ笑ったねー」
「…本当ですね」
僕らは立った。次の仕事に行くために。

僕は春来。
顔は覚えていないが母親が言っていた。
あなたの名前は苦しい冬が来てもまた春が来る。という意味だと。
彼女は七菜。
どうやら孤児だったらしくたまたま彼女を拾った育ての父親が縁起が良いだろとラッキーセブンの7から名前をつけたそうだ。

僕らはおかしな世界に生まれ育った。

怪物が蔓延る世界。
怪物。どこから生まれたのかわからない。
ただある日突然この世界に生まれた。
怪物は人々を襲い殺す。

そんな怪物に対抗すべく政府は怪物に親を殺されたひとりぼっちになった子供を集めた。
その子供たちに政府は「愛奪還組」と名付け、親を殺された恨みを怪物にぶつけるよう教育し、圧倒的な力をつけさせた。
僕らはその「愛奪還組」の一員である。
怪物が現れると滅しに行けと命令を受け殺しに向かう。
今まで約3年間現地で戦ってきた。
訓練はもっと前から。
14歳で戦場に送り出されるため、僕はいま17歳。
七菜先輩は僕よりも2歳年上で、現地で5年戦ってきた。

僕らのなかまたち。愛奪還組の仲間はいままでに沢山死んできた。
今年一年だけでももう22人。
次に誰が死ぬかなんてわからない。


七菜先輩はいつでも頼れる人だった。
待機所でも沢山の新人を励まし、愛してきたし、
僕も彼女に救われている。
彼女はきっと愛奪還組のなかでの唯一の光で、愛されているだろう。


とある日。雨が強く降り注ぎ空が泣いているような日だった。

愛奪還組の待機所に大きな音が鳴り響いた。
赤色の光が部屋を照らす。
『緊急事態発生。――市にて怪物発生。
 愛奪還組10名送るも全滅。自衛隊も壊滅状態。
 これは命令である。愛奪還組出動せよ。
 及び愛奪還組にてTopの実力を誇る。
 七菜.春来は現場に急行せよ。 他にも―』

「さてとお呼びのようだし行きますかっ」
「はい。…先輩」
「ん?」
「ここに帰ってきたらお酒でも飲みましょうか」
「ふふ。私たちはまだ未成年でーす。
まぁ、誰にもバレなきゃセーフだけどねっ」
楽しそうに笑う先輩はきっとこの世界で何よりも
かわいらしい。
その横で笑う僕。
2人ならきっと。



戦場についた。
何度も足を運んだ場所。
武器や装備は最先端らしく軽く丈夫だ。
武器なんてなんでも多少同じ。
なんなら使いなれたものではないから逆に心配だ。
まぁなんとかなるだろう。

七菜先輩は待機所とは打って変わって真剣な顔をしている。
大きなゴーグルをかけ、唇を強く噛み締めている。
先輩のルーティンだ。
「ふぅー。―いくよ」
「はい。」


対象の怪物はいつもよりも何回りも大きい。
目は赤く血走っており、体には愛奪還組の装備の破片が刺さっている。
口もとには血が付着し、歯に愛奪還組が常につけている誰の死体が判別するためのネックレスが引っ掛かっている。
僕は唇を噛み締めた。
その恨みを深く深く怪物に向けた。

「春来―」
「はい。―七菜先輩。」


僕らは武器を怪物に向ける。
僕は銃を。
先輩は短刀を2本持つ。

辺りには鉄臭い匂いが充満している。
砂ぼこりさえ血が染み、辺りが薄く赤に染まる。

2人同時に地を蹴った。

ドンッ。銃の音を皮切りに刃の音が甲高く響く。
僕、先輩、他にもいままでに何度も顔を合わせた
仲間たちがさまざまな武器を手に怪物に向かっていく。
槍、刀、薙刀、毒。

怪物は苦しんでいるようだ。

僕は怪物に何度も鉄の塊を打ち込んでいく。
僕が愛奪還組のTopに入り込んだのには理由がある。
それは過度な集中だ。
銃を手に1度鉄の鉛を打つ。それを合図に僕の意識は敵に集まる。瞬時な装填。
その状態の僕が聞こえるのは命令だけ。
攻撃されても受けたダメージに意識は向かない。
殺す。これだけが頭に残る。
生物兵器。圧倒的な忠誠。だから僕は愛奪還組のなかで優れていると言われてきた。


打ち込む。打ち込む。
ひたすらに。「殺す」ために。
だから、気付かなかった。
僕の命をさらう怪物の大きな手が迫っていることに。

ドンッ。

銃の音とは違った音が聞こえた。
熱く、鉄臭く、ドロッとした感触をおぼえた。
あ?僕は唇を震わせた。
死んだと思ったからだ、帰れないとおもったからだ。
横に視線をずらした。

七菜先輩がいた。
「七菜先輩?」
「春来―。言ったじゃない。過度な執着は命をさらうって。」
「先輩?」
「ほんと、仕方がない後輩だ。」
「先輩―なんで。」


「―先輩に爪が刺さってるんですか?」
先輩の体には大きく鋭く尖った怪物の爪が深く深く
刺さっていた。

怪物の爪がゆっくりと抜けていった。

先輩の体は力なく落ちていった。

「先輩!」

先輩の口からは血が止まることなく溢れていく。

訓練を沢山受けてきた。死んでいく仲間を沢山みた。
だから分かってしまう。
もう、助からない。

「春来―私はね目標があったんだよ。」
「?」
「私はっ。愛に溺れて死にたかったっ!」
貫通した腹に力を込め最後の叫びのように言った。
先輩はボロボロになっている。
血、泥だらけ。
それでも誇らしそうに涙を目にため言った。
「その為ならっ、命なんて惜しくなかったっ。」
僕の目にもいつの間にか涙がたまっていた。
唇を強くかんだ。
「惜しく、なかったんだけどな。」
先輩の涙が頬に流れた。
「春来―お前がいたせいで、惜しくなっちまった。」
「先輩ぃ―」
「泣くな後輩っ。私は愛されたかった。だから人を愛した。お前が来るまでにもそうやって生きてきた。
でもな―本当に私を愛してくれるヤツなんていなかった。」
「私を愛したのはお前だけだった。
死んでいったヤツを思って戦えるお前は大丈夫だ。
そんなお前が大好きだ。
な?私は愛に溺れて死んでいくだろう。」
「先輩―僕はそんなに良いヤツじゃないですよ」
「ふふっ。そうかならそれを目標にしたら良い。
誰もが憧れる「良いヤツ」になれ。
おい春来。―まだ敵が生きているぞ。」
「はいっ。先輩―」

僕は立った。泣くな。泣くな。笑え。
僕は笑えるようになったって言うように。
心配をかけないように。
「いってきます。先輩」
僕は走った。銃を構える。
過度な集中はしないように。


「本当に良い後輩だ。いってらっしゃい」
七菜の声は微かに響き消えていった。
声が途絶えてから少しのあいだ。
啜り声が軽快に響いていた。



先輩はすごい人だった。
僕を愛してくれた。
腹に風穴が空いてからもあんなに喋れるものなんだな。
本当に貴方はめちゃくちゃだ。
大好きだ。大好きだ。
戦闘中に感情を出すのは危ない。
涙で視界が霞むときがある。
それでも止めることなんてできなかった。





2年後。

「先輩っ。春来先輩っ」
愛奪還組の待機所で声が響く。
「あ?どうしたんだ」
「お酒ほどほどにしてくださいね。」
「…」
「あっ。また飲んだ。早死にしますよー」
「大丈夫。大丈夫ー」
「もぉー」
若々しい女の子の声がした。
彼女は御幸。茶色がかった髪の毛で肩の上の切り揃えている。前髪は頭の上でピンでとめている。いわゆるポンパドール。可愛らしい女の子。格闘技で戦うそうだ。戦うときには髪を一つにまとめる。
春来より2歳年下の後輩。
あの頃の春来と同じ17歳。
まだまだ新人だ。
「春来先輩。そもそもまだ19歳でしょ。未成年ー」
「バレなきゃセーフ」
「もうバレてますよ!先輩が愛奪還組のTopだから見逃されてるだけですー」
「はいはい」
「もぉー。「はい」は一回!」
「はいはい」


待機所の端で2人が囁き声で話ている。
「春来先輩。またやってるよ。」
「御幸ちゃんも大変だねー」
「でも春来先輩ってかっこいいよね。」
「な。分かる」
「さすが愛奪還組のエース。」
「本当に良いヤツだわー」
「良い性格してるねー」





春来は銃で怪物をうつ。
七菜がつけていた大きなゴーグルをつけて、
鉄の鉛を撃つ。
出動するときには強く強く唇を噛む。


「七菜先輩。僕は良いヤツやれてますか。」


時折思い出す。
あの日の約束を。
「僕ね、お酒飲みましたよ。苦くて美味しくなかったなー。ボロボロになって医療室で隠れてお酒飲んだんですよ。お酒がマズかったからかな。涙が止まらなくてお医者さんにお酒のことバレてバチバチに怒られましたね。」
一人で笑いながら目を伏せた。



「あいたいなぁ。」

3/28/2026, 9:53:18 AM

『My Heart』
いつもいっぱいになっている

仕事との距離感とか
私から君へ伝えられない本音とか
いつも誰かを気にして生きたくないなとか

傷だらけのまま、また何かを入れようとする

かさぶたが治りきる前に自分で引っ掻いて
剥がれて疼いてまた赤い

もう入らないって言ってるじゃん

無視した

破れるって言ってるじゃん

無視した

また傷が増えるよ、治らないよ

無視した

まだ痛いと思えるなら、生きてるってことだから
だから、またいつも
感じるままに詰め込んで
消化不良でも捕食して
それでも遺していきたいものは遺らないから

なんかいらないって言えないんだよね、いつも

3/28/2026, 9:44:37 AM

ありがとう

そう聞こえないうちに君は笑った

懐かしさと、あの頃の雰囲気に涙が止まらない

もう数えたら、半世紀を生き

得たもの、失ったもの、変わらないものを天から授けられた。ただ小さい島で、小さい価値観で
大空を見る

君の心が私を探す、
テレビは世界を写し、自らの居場所を決定ずける

なぜか、海の青さと静けさが
心を支える
変わらない色。

my heart
耳をすませば聞こえてくる私の声

青空に、貴方を映したら
空いた心に光がさした

3/28/2026, 9:36:30 AM

"My Heart"

とっておくいちごはおとり大胆に
皿へ移して「おいしい?」と聞く

3/28/2026, 9:35:49 AM

My heart is cradled by the moon—and so are you.

3/28/2026, 9:25:10 AM

『ようこそ、不思議の国』


「起きて起きて!」

「…ん?」

急かす声に目を開けると、目の前には兎がいた。……兎?

「え!?兎!?…え!?喋ってる!?」

「わぁ!?大きい声出さないでよ!!」

「びっくりしたなーもう」と胸を撫で下ろすのは、どこからどう見ても兎で。信じ難い光景に目を白黒とさせていると、時計を確認した兎が「あ!!」と大声を出した。

「早くしないと遅れちゃう!ほら、君も急いで!」

「え、なに!?何処に行くの!?」

「パーティだよ!こわーい女王様に怒られちゃう!!」

「パーティ…?」

ぐいぐいと兎に手を引かれるまま森を抜けると、突如眩しい光が目を刺した。「目を開けなよ!」と言う兎の声におそるおそる目を開けると、信じ難い光景が目に映った。
たくさんの赤い薔薇、豪華なお菓子たち。そして、忙しなく動くたくさんの人。そのどれもが赤、黒、白で統一されていた。

「なに…ここ…」

「おや、君ももう来たのかい?」

その声とともに肩をポンと叩かれる。いつの間にか隣には背の高い、大きいハット帽の様なものを被った男性が立っていた。

「あ、貴方は…?」

「あぁ、ボクのことは気にしないで。それよりほら、もうすぐでパーティが始まるよ」

「本当だ!もうすぐ始まる!」

時計を確認した兎が嬉しそうにぴょんぴょんと跳ねる。

「そんな!私早く帰らないと!」

「どうして?」

横から降ってきた声の冷たさにびっくりする。男性を見上げると笑顔を保っているものの、その目は冷たさを放っていた。

「どうしてって…」

「もうすぐパーティが始まるんだ。逃げるなんて許さないよ」

「逃げるだなんて、そんな…ただ私は…」

その時、カンカンカンと鐘が鳴った。

「女王様のおな〜り〜!!」



「あ、あれ……?」

鐘の音が耳に入ると同時に頭の中が真っ白になっていく。

「いや…どうして、私……?」

頭を抱えようと持ち上げた手を取られる。

「さぁ!行こう!女王様がお待ちだよ!」

「そうだよ!パーティを開いた女王様にご挨拶しなきゃ!」


「……うん!」

薔薇の匂いがすると同時に、私はそう返事をしていた。

駆け出した足にふわりとスカートの裾が触れた。




【My Heart】

3/28/2026, 9:21:50 AM

いつだって鳴っている my heart。
病める時も健やかなる時も、全てを鼓動が刻みつけていた。



テーマ my heart

3/28/2026, 9:12:56 AM

この青さはきっとあなたのせい

世界を色付けさせたくせにひとりにしないで

この痛みはきっとあなたのせい

叶うはずないとわかっていても目で追ってしまう

幸せそうにこっちを見ないで

応援するしかもう残らないから

ちくりちくりと

優しい言葉が胸に刺さる

とびきりの優しさを傍らに隠して

微笑みかけてこないでよ

結局は幸せなあなたが一番大好きなんだ



_My Heart 3.28

3/28/2026, 9:10:47 AM

《My Heart》

君だけが 火をつけられるMy Heart 燃え上がっても 後悔するなよ?

な、なんか変な気がする……
あとで消すかも……
2026.3.27 《My Heart》

3/28/2026, 9:00:39 AM

My Heart


私の心。それは、感情や思いとも言える。
それは、何を思っているのだろう。
喜怒哀楽、その他諸々。

自分にしか分からない。自分でも分からない。
定義が出来ない領域である。

“My Heart”
私の思いのままに。

3/28/2026, 8:57:00 AM

My heart

カタログギフトに《マイハート》っていうのがあってね
このネーミングにカタログ方式が広く認知された世になったんだと…気付かされた

と言うのも
カタログギフトが出始めた頃の話
「こんなもの贈ってきて、まったく心がこもっていないじゃないか、手抜きで失礼だ」と
昭和一桁生まれの叔父が憤慨していたのを思い出したからで…
贈り主が選ぶ手間を省くための物だ
と彼は決めつけていた

懐かしいなあ〜
心尽くしなんて言葉が身近だった時代
贈り主の心も一緒に受け取っていた
ねっ叔父さんはそういう人だったんでしょう

3/28/2026, 8:51:42 AM

「……よし。」
今日も感情カートリッジを胸部ユニットに差し込んで、朝の支度を終えた。
ある時、人類は考えたのだ。世の中を、もっと合理的に回そう、と。
そのために開発されたのが、感情カートリッジ制度だった。
暗い感情は街の治安を乱し、争いの火種となる。
そこで、毎月政府から支給される、正の感情だけが詰まったカートリッジを、改造された人々の肉体に装着するようにしたのだ。
人々はたちまち幸福、悦楽、歓喜だけを感じるようになり、憤怒や悲哀なんかの辛い感情は全て忘れ去った。
街は明るく笑顔に満ちて、争いも無く、順調に世界が回る――そんなはずがなかった。
街には作りものじみた笑みばかりが並び、親族が死のうと皆笑っている。
けれど、誰もそれに疑問を抱かない。
当然だ。我々はもう、正の感情しか感じられなくなったのだから。それ以外を奪われた、と言ってもいい。
僕は確かにカートリッジも装着しているし、正の感情しか感じていない。
けれど、この世界に心底疑問を抱いている。
僕は、この世界を疑い、批判することを心底楽しんでいるからだろう。
何故皆、この紛い物の幸せを何も考えず傍受できるのか。
そもそも、こんなふうに管理されて生きている我々は真に生きていると言えるのか。
そんな、捻くれて、誰もが失笑して唾棄するような問いを、いつまでもいつまでも大切に抱き続けている。
どれだけ人々を管理して感情を縛り付けたって、僕のような人類がいる以上、絶対に争いはなくならない。
争いを楽しむ人がいる限り、あの政府達は僕達を縛れない。
胸部のユニットがまた、ぎしりと音を立てた。
本来の制御用途を果たせていないこのポンコツは、きっと今に駄目になる。
けれど、僕が僕の心を取り戻したって、結局今の僕と大差ない、そんな気がした。
無為なことを嬉々として考えながら、僕は笑顔で満ちた街の中へと歩みを進めた。

テーマ:My Heart

3/28/2026, 8:32:46 AM

忘れてた。毎日書くとかむかつくとかいってたけど、すっかり忘れてた。あまりにもはやい、三日坊主よりもはやい、習慣にはなってないことを実感。前世はたぶん鳥、名残が強すぎる。
そして今日のお題は My Heart なんで英語なんじゃろって思っても気にしてもしょうがないよね。
内心、本音って感じらしい、普通に別タブひらけた
内心や本音を言える人が羨ましい、自分はあんまり言わないから
昨日のお題でやれば良かったと思う、すぐに思いつかなかった、でも100%羨ましいわけじゃなく部分的良いと思えることがある感じ。
あの時言えてたらなって思い返すことがある。たぶんその時は自分で選んで言わなかったんだと思うけど、過ぎたことでどうしようもないから、これから変えていきたい。

お題 My Heart

3/28/2026, 8:22:44 AM

小さな傷を優しく撫でて他にもたくさん小さな傷があることを知る
大きな傷はみつめることだけしかできない

ぽっかり空いた穴はその場から動けず逃げられなくて
刺さったナイフは抜けもせずどうすればよかったのか自問自答



《My Heart》

3/28/2026, 8:17:59 AM

My Heart

英語は日本語とはまた違った面白さがある。
「Heart」は日本語で「心」とも訳せるし、臓器の方の「心臓」とも訳せる。
…正直そんなのどうでもいいような事ではある。
でも、どちらも大切なものであることには変わりないであろう。
どちらも失くなってしまったら、
死んだも同然だから。

3/28/2026, 8:11:56 AM

『my heart』


私の心は ツギハギだらけ

たくさんの心
たくさんの気持ち
たくさんの思い
たくさんの願い

色んな人からの心をたくさんもらって
今の私ができてるの

子どもっぽいこと言うけど
私はみんなと力を合わせて生きている
みんなの力を借りて私が出来てるから


ホントのホントは
ぜんぶがぜんぶ自力がいいし
絶対誰にも力を借りない事が好き
……だけど、
これが私―――私らしく居られる私

だから、
あなたの力も貸してほしい
私のこの力も貸してあげるから
あなたにもここにいて欲しい


私のそばに
さぁ、いっしょに―――行こ!


〜シロツメ ナナシ〜

3/28/2026, 8:01:44 AM

こんな夢を見た。家に来ないかと男友達に誘われたので、遊びに行った。
「借りてたマンガ持ってきたから返すね。あと、コンビニでお菓子買ってきたよ」
「ああ、うん。それなら、飲み物取ってくるよ。次借りるマンガ、探してていいから」
彼が部屋を出ると、私は次に借りるマンガを物色し始めた。取り敢えず今読んでいるマンガの続きを二、三冊拝借した。たまには、小説でも読んでみようか。私でも読みやすい小説は…。小説のタイトルとにらめっこしていると、本棚からドサッと本が一冊落ちた。
「何だろう…」
拾い上げてみると、表紙に『My Heart』と箔押しされたハードカバーの本だった。
「マイ・ハート?何かの小説かな…」
だが、作者の名前はない。開くと、横に罫線が入ったページに日付と癖のある彼の字が並んでいる。
「これ、日記だ」
彼に日記を書く習慣があったとは。読書が好きな人だから、書くのも好きなのかな。耳を澄ませるが、部屋の外に足音は聞こえない。気配もしないし、まだ戻ってきてはいないはず。
「少しだけなら…良いよね」
物静かで優しいけど、何を考えているか分からない彼のことが少し分かるかもしれない。意外な一面が見られることを期待しながら文字を目で追う。だが、私が期待したものではなかった。
「これ、私のこと…?」
日記には彼の日常や本音ではなく、私の行動と発言が事細かに書かれていた。それから、必ず彼の一言がある。
「今日も…」
「今日も可愛い、ね」
急に背後から読み上げられ、私は悲鳴を上げる。
「へえ、マンガ以外の活字に興味あったんだ」
読み上げたのは彼で、ジュースのペットボトルを二本持っている。テーブルにそれを置くと、私から日記を取り上げた。
「勝手に読むなんて、酷いじゃないか。知ったとしても、僕の気持ちを受け入れる気なんかないくせに」
彼は日記を大事そうに抱えた。
「何で、こんなものを…」
「僕は君が好きなんだ。でも、君は僕のことを異性の友人ぐらいにしか思ってない。現に、僕の部屋に来ても特に警戒もしないしさ」
彼は机の上に日記を置くと私の前に座り、私の両手を包むように握った。
「内心、気持ち悪いと思ってるでしょ。こんな風に君との時間を記録して後で読み返してるなんて。でも、君との時間は僕にとってそれくらい幸せで大事なものなんだ」
だから、と彼は私を見つめる。
「日記のことは見逃してほしいんだ。あれがなくなったら僕、君に何をするか分からないから」
彼の視線は下がり、手をきつく握られた。これは、脅迫じゃないのか。たとえ日記を見逃したところで、彼が今まで通り接してくれるとは思えない。返事に困って彼を見る。何故か、とろんとした彼の目と目が合った。
「大丈夫だよ、恋人になれなくても。僕はただ君とずっと一緒にいたいだけだから」
彼の中でなにやら話が進んだらしい。頬を赤らめる彼に、私は間違えたのかもしれないと後悔した。

3/28/2026, 7:49:44 AM

「My Heart」


朝日にある 全ての色
透けた体 風が過ぎてく

冷えた肌 山が見える
樹の影が 夕日に映えて

今も聞こえるあなたの声
今も感じるあなたの香り
呼んでほしくて
包んでほしくて
My Heart
あなたの欠けら探して


揺れる電車 胸の鼓動
グミをひとつ 手のひらへ

揺れるボート 触れる肩
気づかない フリしてる

今も浮かぶあなたの姿
今も感じるあなたの温度
見ててほしくて
話してほしくて
My Heart
あなたの欠けら探して

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