『I LOVE...』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
I love you.
Ilike you.
ワタシはこの2つの言葉の違いを知っている。
違いは分かるのだが、ワタシは分からなかった。
どちらも好き、意味はそれだけ。
loveの方は愛している、とも訳される。
親愛なる友達にはlikeを
心から愛する恋人にはloveを
愛する街にはloveか、likeか。
ここで迷うのは皆、理解出来るだろう。
――なら、家族には。
どちらを当てはめたらいいのだろうか。
もし、家族の誰かに心中を申し込んでも、快く返事はくれないだろう。
よく、親が子供を叱る時、貴方の為を思って、などと言うが、それはきっとワタシの為ではない。
「ワタシは愛を信じない。
その結果、一人、孤独に、なろうとも。
孤独は愛されなかった証拠になるだろう。」
こんな風に思うのは、ワタシが異常だからでしょうか。
ワタシハコノ世界ヲ愛スル者。
ワタシは人ヲ愛セナイ。
愛セナイノデ、愛サレナイ。
ナンテ皮肉ナ結果デショウカ、
君が幸せなら、私も幸せ。
おめでとう、という祝福の声と共に手の中の造花の花びらを新郎新婦へと放つ。
鮮やかな色の花びらが舞う花道を寄り添って進んでいく二人。
幸せそうな顔、白いドレスとタキシードが冬晴れの柔らかな陽射しにキラキラと光り輝いていた。
遠ざかっていく背中をただ眺めているだけで、胸が一杯になってギュッと目を閉じる。
きっと誰にも伝わらない、私の愛。
私の幸せ。
テーマ「I LOVE…」
きっと、貴女に恋をしていたのだろう。
永遠とも言えるしたたかなこの時間を、有限だと分かった上で嗜む。
異界への代償には、あまりにも大きすぎた。
空一面に広がる星空のような煌めきでできている貴女。
私という存在に照らされて煌めく貴女。
自分の決意から光り輝く貴女。
そんな貴女に、恋をしている。
私の核心はせっかちな血によって激しく動き、呻き、
そして貴女にまた会うまで。
(今回はお題と関係ありません)
あんなに暖かい物語を描く人が。
誰かの心をそっと照らす人が。
曲がった背筋をしゃんと伸ばしてくれる人が。
どうして、そんな痛ましい最期を迎えなくてはいけなかったのですか。
◇
人は、いつ誰が死んでしまうかも、いつ誰が死にたくなるかも、わからないものだと思います。
「あのひとがどれだけの苦しみを抱えているか」なんてことは、想像することはできても、すべてを理解することなんてできないでしょう。
だからわたしは、人の「死にたい」という気持ち自体を、どうしても否定できないのです。
だけど、それでも、どうかせめて今日をやり過ごしてほしいと思います。
「明日はいい日になる」なんて言いません。きっと明日も曇り空です。残酷で無責任なことを言っているのは重々承知しています。
でも、死にたい気持ちはずっと消えないとしても、蜘蛛の糸みたいに細いよすがが見つかるかもしれない。明日は今日より、ちょっとだけ体調がいいかもしれない。
どうか、ひとりでも多く今日一日を生き延びてほしいと思います。
今日考えたことでした。
うまくまとめられなかったので、またいつか似たようなことを書くかもしれません。
愛することを知ったら
愛されたくなりました。
愛したとしても
必ずしも、愛されるわけでは
ないことも、学びました。
そして、いまは
自分の事を、ちゃんと見て
理解して…自分で自分を大切に
しようって、決めたところです。
不用な関わりに、さよなら。
愛したいと思える人を
無理矢理探す時間やお金よりも
私は、愛せる自分に
向かって、前を向いて進みます。
【お題:I LOVE…】
お題:I love
私のことを家族はとても愛してくれていると思う。
特に強く感じるのは母で、昔から「子供より大切なものはない。自分の命より大事。」と言ってくれている。
私は2022.6.29.WEDに打ったHPVワクチンの副反応により自己免疫脳症だ。変な見え方、強い頭痛、肋間神経痛、身体の重だるさ、強い眠気、痺れ、関節の疼き、手や足の一部に感じる強い重だるく痛い痛み、腕の重だるさ、ピキピキと弾けるような痛み、重刺激…など色々な症状がある。
時間によっても変わるこの症状を毎日母に話せているのは安心感があるからだ。何を言っても、どんな私でも、私を嫌いになったりしないでいてくれるだろうなぁ、という安心感。いつも「咲紀は悪くないからね。こんなものをバラまいておいて知らんふりする国が悪いし、絶対に許さない。咲紀はお母さんのことが大好きだもんね〜ずっとそばにいるからね。お母さんが守るから!」と言ってくれる。そして、甘えん坊な私が、お母さんのところに行くと毎日必ず、ぎゅーっと優しく包みこんでくれるのだ。私も母が大好きだ。
そうだ、小さい頃からそうだった。「咲紀は意外と甘えん坊だよね〜。でもそれでいいんだよ。これからもずっと。咲紀は何歳になってもお母さんの子供だからね、大きくなって家を出たとしても甘えたくなったらいつでもおいで。その時はこうして抱きしめてあげるから。」
優しい母に愛されて育つ私は幸せものだ。
父は私が病気になってだんだんと優しい父になっていった。そして2023.11私にとって、完全に優しい父が完成した。土日のお休みの日は街の病院に連れいてっくれるし、テスト問題づくりに忙しくてもコスモスというスーパーなどの買い物に付き合ってくれるようになった。
来年から無理してでも復学したかったができない私に「焦らず、慌てずだぞ、咲紀。焦ったって何も良いことなんてないんだ。ゆっくり過ごしていいんだ。もう1年休学してその間もしっかり治療してもらうだろ?そして、通えそうだったら同じ高校に復学すればいいし、それが無理そうなら通信とか別の高校に入り直してもいいんだ。あっ、それに大検という選択もあるぞ。(それから大学に行ってもいいし。それだとまだまだの学力だけど(笑))そしたらめちゃめちゃ勉強しなきゃいけないけど(笑)」
今のお父さんは好きだなぁ。2023からだんだんと会話も普通に雑談ができたりしていて、今は楽しく話せている。父が、私のことを思ってくれているのも感じる。
あっちゃんは高専に行っていて、長期休暇のときしか会えない。でもビデオ通話や電話でよく話を聞いてくれて、「お姉ちゃんはよく頑張ってるよ!」と励ましてくれたり、一緒になって考え込んだりしてくれる。あっちゃんは、小さい頃は最悪の子だった私も知っているのに「お姉ちゃん、ほんと中学生から優しいお姉ちゃんになったよね〜」と自我が発達する前の私のことを笑い飛ばし、今生きる私のことを好いてくれている。何でも話せる存在。あっちゃんにも甘えにいくと必ず抱きしめてよしよししてくれる(笑)
ゆうちゃんはクールな一面と甘えん防の一面がある面白い魅力の持ち主。ゆうちゃんにも甘えに行くと抱きしめてくれる。安心するなぁ(笑)(わたしってどれだけ甘えん防なんだ(笑))
愛って家族に感じるような安心感と思う、思われる、ってことだと思う。
いつか新しい愛にも出会えますように。
2024.1.29.月
今日からこのアプリに、自分の思うことや創作文…など色々書けたらな。
I love
「尾崎豊の息子がお父さんの歌を歌い出して…」
「芸能ネタはもういいからね、新人ちゃん」
「でもなかなか、こう、お父さんの初恋曲を歌うというのは大変なんだろうなって、」
「芸能にクビ突っ込むのやめなさい。うちは演劇部だから。文春じゃないからね」
部長はさりげなく週刊誌を名指しでdisる。漫才のファンではなく、その前のジョジョ歌舞伎が、いや、そのことは置いておこう。
「ハーイ!じゃあ次の新入生歓迎の演し物は何にしますか?部長と私だけだと漫才になってしまいますが」
「新人ちゃんお前演劇を舐めてるの?能だって舞台に2人しか居ないんだよ?」
「ウチ黒子も居ません。よく潰れませんよね、まあだから新人を、私よりも更に新人を増やすためにも演し物を工夫しなきゃいけないんですけど」
口の回る新人である。が、演劇部には現在2人しか居なかった。(ト書き要らんでしょう⁈)
「2人でできる演劇ねえ…なんかパントマイム的な?」
「パントマイムで思い出しましたがガラスの仮面になんか人数が激少い芝居無かったですか?例えば梅の精霊が出てくる未完の芝居とか…」
「うぉまえいきなり演劇の真髄を突くな!紅天女は演劇の到達点だぞ!それをいきなり初手から…」
「あれ確か男と天女だけでしょ。限りなく2人くらいの人数じゃなかったですか?」
「うーん、やってやれない事はないけど、じゃあ紅天女は誰がやるの?」
「え、それはもちろん私g「紅天女は演劇の到達点です。勿論部長の俺が!」
「…や、やるんですか…」
「目に見えて引くな。坂東玉三郎だって中身はおじさんだ。」
「坂東玉三郎を引き合いに出すのは流石に図々しいと思いませんか?部長」
「坂東玉三郎は『ナスターシャ』で室内劇で2人劇やってんだよなあ…」
「それは生憎存じ上げませんで」
知識の少ない所を殊勝にも告白する新人だが、単にこの話題をさっさと切り上げたいだけなのだが、突然部長が朗らかな明るい声を上げる。
「じゃあ俺が魔性の女ナスターシャ兼純粋な男ムイシュキンで、お前が俺に惚れるヤクザな乱暴者のラゴージンな!」
「またスッと流れる様に女役を取る。」
「多様性の時代に一番ウケるヒロインを逃す手はねぇだろ」
「目立ちたいあまりに。」
開き直って凄んで見せる大人気ない部長である。
そんなわけでラゴージンの新人はナスターシャ兼ムイシュキンの部長を床ドンして押し倒す羽目になったのである。口にナイフを咥えて。
「…こっからどうするんでしたっけ」重力に逆らって逆しまに部長を見下ろし、ナイフを右手に持ち替えた新人は茫然と呟く。血の気が下がる。若しくは上がる。
「…実は検証用のDVDがまだamazonから届いて無いんだ。」
昼下がりの演劇部で、赤いショールを被った男を組み伏せた女が、振りかぶったアルミホイルのナイフを男の腹に突き立てる穏やかな午後である。
了
「I LOVE...」
甘すぎて辛(から)くなるから
溶かさないよう気をつけて
注意点はそれだけの
世にも難解なチョコレート
I LOVE…
これだけ2人して会いたい、会いたい言い合って
連絡してる間、2人してニコニコしちゃって
2人してお互いの前にいる時の自分が好きだと思ってて
頭の中が彼でいっぱいになって
ずっと一緒にいたいと思っていても
LIKEなのかLOVEなのか分からない私は、バカなの…か…?
自分なりに分析した結果
良い事よりも悪い事の方が多い人生で
色んな感情が欠落して来て今に至る
彼と過ごした時に、
安心と落ち着くと言う存在を忘れていた事に気付いた
誰と過ごしていても、
もう何十年と忘れていた安心と言う感覚
きっと安心する日なんて過ごして来てなかったせいだ
不安と苦痛
そればかりの日々で心が落ち着く事なんてずっとなかった
だからきっと好きだと言う感情がどんなものだったのか、
思い出せないんだと思う
会いたいとかニヤけるとか頭がいっぱいだとか、
LOVE以外の何なの?と思う自分と、
勘違いじゃない?と言う自分が戦っている
「I LOVE…」
まだはっきり見えないんだ
私と肩を並べて歩く人
登って。
また登って足を滑らせ
また登ってみたけれど
その度に希望を失う。
でも
家族の一言が
追い風になって
つまずきながらも
かけがえのない
愛する人達に
今日も支えられて
ショコラ
最後まで言えない。
言えない事を誇らしいと感じている。
言いたい気持ちはあるが自意識が邪魔をする。
わたしは生きたくはないけれどしにたくもない。
もうだれもしなないでほしい。
I LOVE…
あのさぁ、ちょっといい?
…なんて言っていいのか…
なんて言うか…
私は…だから…その…
ずっと前から、伝えたくて…あ…の、そう…あなたに…
ほら、あれがあれでさ…
何となく…じゃなくて
ほら、あれ…ドキドキしてきた…
夕陽がさ…あなたみたいな…その…綺麗って言うか…
だから…だから…
ん~~
あなたが…あなたが、好きなんだ…
だから、こ、恋、恋人に…
なって欲しいん…です…
I love ...
日本育ちの日本人にとって心の奥底まで響く気がしない。
「いたい…いたいよママやめて!!」
五月蝿い!!!そんなのわかってる!!
あたしはその殴られる痛みを誰よりも知っているのに
あたしは糞な親のようにならないと決めたのに、どうして…
はい、警察ですか…はい、、あたし息子を殴りました。
虐待しました。息子を助けてください。
「ママ!!まって!ママも一緒に来てよ」
ごめんね。ママ一緒に行けないの。
あんたにすごく痛いことしたの。だからもう、離れた方が良いの。あんたは幸せになるんだよ。
ほら、もう離れて。ママいかなきゃ。
じゃあ元気でね。
「ママ…ママああ゙あ゙僕を置いてかないでえええ゙」
ごめんね。ごめんね。でもあたしはあんたを世界で一番愛してるの。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…
I LOVE…
I LOVE YOU
言いたい人はいる
言う勇気は無い
言おうとしていない
そんな自分に
愛というものを
囁く権利は無い
『仲良し』
仲良しが一緒に歩く 灰色の斜面で風になる
合言葉は水玉模様 飴細工が汗をかく 寝っ転がろうか草むらで きりぎりすは調子っぱずれ 明日は雨が降りそうだ
「回り道には回り道にしか咲いてない
花があんだからさ。」
田中冴子
I Love … ジンジャーシャーベット
幼き日 風が心地よい日
片手に持って時計台でかくれんぼしたの
触れるとこぼれる古びた赤壁や
あの子の似合わない大きな帽子や
全身を使って精一杯の等身大
今日まで連れて来れたのは
ジンジャーシャーベットだけ
夏かしい友よ また過去を語っておくれ
溶けるまで とけるまで
寂しくなればなるほど人を遠ざけたくなるのはなんでだろう