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(今回はお題と関係ありません)

 あんなに暖かい物語を描く人が。
 誰かの心をそっと照らす人が。
 曲がった背筋をしゃんと伸ばしてくれる人が。

 どうして、そんな痛ましい最期を迎えなくてはいけなかったのですか。





 人は、いつ誰が死んでしまうかも、いつ誰が死にたくなるかも、わからないものだと思います。

「あのひとがどれだけの苦しみを抱えているか」なんてことは、想像することはできても、すべてを理解することなんてできないでしょう。

 だからわたしは、人の「死にたい」という気持ち自体を、どうしても否定できないのです。

 だけど、それでも、どうかせめて今日をやり過ごしてほしいと思います。
 「明日はいい日になる」なんて言いません。きっと明日も曇り空です。残酷で無責任なことを言っているのは重々承知しています。

 でも、死にたい気持ちはずっと消えないとしても、蜘蛛の糸みたいに細いよすがが見つかるかもしれない。明日は今日より、ちょっとだけ体調がいいかもしれない。

 どうか、ひとりでも多く今日一日を生き延びてほしいと思います。


 今日考えたことでした。
 うまくまとめられなかったので、またいつか似たようなことを書くかもしれません。

1/29/2024, 3:09:33 PM