『1年後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「一年後何したい?」
無機質な白い部屋のベッドの上でそう聞かれた。
「私に一年後なんて来ないよ。」
なぜそんな分かりきったことを聞くのか分からなかった。
私に一年後が来ないことを告げたのは先生じゃないか。
私は、生まれてからずっと病気と戦っていつ死ぬかもわからない恐怖に怯えてそんな生活から抜け出したかった。
そんなとき、私の体はもう一年ももたないことを知った。
私はやっと解放された。
そう思ったのに、どうして先生がそんなこと言うの。私が考えを巡らせていると先生が口を開いた。
「今流行りの終活やってみたらどうかなって。はい、これ!」
私の好きな色の大人っぽいノート。
最初は無理なお願い書いて先生を困らせよう始めた。病院からは出れなかったけど食べたいもの、欲しいもの何でも書いた。交換日記もした。先生は忙しいはずなのにいつも時間を作ってくれた。
そんな生活をしてたら半年が過ぎようとしていた。
私の心には「死にたくない。もっと色んなことしたい」ずっと押し込めていた気持ちがあふれでてきていた。
「生きたい」そんな気持ちは初めて発作を起こした日に捨てた。それなのに、、、。私は終活を止めた。これ以上は駄目だ。死ぬことが怖くなってしまう。
余命を告げられたのは桜が咲く春。もう蕾がなっている。
もうすぐ一年だ。せめて桜が咲くのを見たかったな。もう私は駄目だよ。そのまま私は眠るように同じ病気で死んだお母さんのところへ行った。
「先生は私が死んだ後終活のノートを見ただろうか」
そこに先生の最初の質問の答えをかいたんだ。
もう私は確かめられないけどね。
「一年後先生と桜がみたい」
「1年間というのは、長いようで短い」
勝手に僕をおいていっちゃった君へ。
あの日、君が僕の目の前から消えた日、
泣いて泣いて泣きじゃくりました。
君ならそんな僕をみてこう言ってくれるんだろうな、と思った言葉を綴ります。
「もう泣かなくてもいいんだよ。」
あの日から1年が経ちました。時というのははやいもので、「もう1年か」と短く感じていました。
僕は君がいなくなった僕を心配してくれた友達と、おしゃべりをしました。
僕はそんな友達と一緒に映画に行きました。
僕は面白い話も泣ける話も、友達と話しました。
僕はこの1年、たくさん、笑えました。
君がいなくなったという深い傷が、だんだんと癒え、今では、ネガティブに考えるよりポジティブに考えるようになりました。
その方が君は安心すると思ったからです。
最後に、僕は君を大好きでした。愛していました。いや、こう言うのは変かもしれませんが、今でも愛しています。
たくさんの笑顔と愛をありがとう。
1年前、沢山泣いた僕より
_2023.6.24「1年後」
1年後、Mr.Childrenのライブに行った思い出があるといいな
1年後、世界でいちばん好きな人のアルバムを持っていたらいいな
1年後、目指す職位になって必死で働いてそれに見合うお給料を貰っていたらいいな
1年後もこのまま健康に時々笑って生きていられたらいい
僕は見てしまった
1年後の今日の日に君が死んでしまう未来を
脂汗が額に浮かびぜぇぜぇとした荒れた呼吸を落ち着かせながら今見たことを思い返した
僕は確かに見たのだ
横断歩道の中に立つ君と伸ばされた手を
君の目は確かに僕を捉えていた
その手は僕に届かないまま宙に取り残されていた
今までこんな夢を見ることなんて一度だってなかった
僕に未来を見ることができるなんて特別な力などなかった筈だ
これは僕の妄想なのだろうか
それでもあんなリアルな感覚がただの夢であるとは考えられない
頭の中にこびりついて離れないひどくおぞましい光景
視界は赤に染まる
バラバラになっていく君の身体
仮にもしこれが本当にこれから起きることだったとして
僕には一体何ができるんだろう
これから君と会ってどんな顔をすればいいんだろう
身体をうまく動かせないままでいると
ふと君の泣き笑顔が頭に浮かんだ
僕には耐えられないのだろう
君が僕の前からいなくなることに
君のいない世界を生きることに
君がいなければ僕に明日はない
僕は白い壁で囲まれたこの殺風景な空間に独り
1年後をテーマにして何かと書こうとした。
だけど何も思いつかない。自分が薄っぺらい人間だということに気がついた。未来になにも関心が持てない。今はただ悲しい。分かっていることは、いつも誰かになりきっていること、そして結局は全て死で終わること。
テーマ:1年後 #223
1年後、
私はどうしているだろう。
明日のこともわからないのに、
1年後のことなんてもっとわからない。
今生きることが精一杯で、
未来のことなんて考えられない。
でも
平和に生きられる日常が
大切な人と生きられる時間が
過ごせていられたらいいなと思う。
【1年後】
将来の夢はなんですか?
1年後の未来もわからないのに
その先なんてもっとわからない。
明日どうなるかもわからない。
ただ言えるのは、
1年後は笑っていたい。
いまの状況から変化はほしい。
そのために変わるための準備をしなきゃ。
明日のことだから
何をするのかわからないけど。
「1年後」
未来がどうなっているかは分からない
成功して楽しくやっているかもしれないし
転んでどん底に落ちて言っているかもしれない
何があるか分からない
そこが楽しく魅力的
人生どう転ぶか分からない
だから1年後はこう描く
全く違う土地にたって
全く違う人と暮らし
全く違う価値観の中
全く違う自分を作る
全てが違う1年後を見てみたい
1年後に出会う予定だった君。
あの時、私の不注意で階段から落ちた。
そのとき、落としてしまった君の命。
あの日授かった命を産んであげたかった。
#1年後
相手の唇をちょんちょんと右手の人差し指で触りながら
「柔らかいね。唇」
相手が少し驚いたような顔になり少し見つめ合う
唇から少し離した右手を掴まれて
人差し指にキスをされる
今度は自分が少し驚き相手を見つめる
また数秒見つめ合う
相手から自分の唇にキスをされる
「驚け。俺の余命は1年あるかないかだってさ」
親友が何でもないような顔をして告知したのは昨日。
ばっかだなぁ。
誰も1年先の事なんてわからないんだぞ?
交通事故に遭って何本あるかわからない点滴に繋がれ
動かない身体で天井を見上げる。
途切れ途切れの意識の中で
『僕の方が天国に近そうなんだけど…』
親友に言い返してやった。ほら驚いたでしょ。
#1年後
どうなってるか分からない。
転職してるかもしれないし、生活環境が変わってるかもしれない。
ただ一つ言えるのは、1年後も季節は巡って地球は自転してるということ。
クリスマスもお正月も、コロナ禍の中でさえなくならなかったんだから、あるということ。
当然、このアプリのお題としても。
偶然は必然だとか言うけど
急用ができたって君に言われて、僕は疑いもしなかった
ガッカリしたけど、次に会える日を楽しみにして、一人で映画を見に行ったんだ
君はアクションものには興味がないってわかってるから、どっちみち一人で行くつもりだったんだよ
まさか映画館を出たところでバッタリ会うなんてね
君とあいつは手をつないでた
何も言えなくて、僕はあわててその場を立ち去ったっけ
君は言い訳さえしてくれなかったね
あれからもう一年たったんだね
あれ以来会ってないけど、君は今どうしてるの?
くやしいことに、僕は今も君を忘れられずにいるんだ
【⚽ネクスト三笘】
おそらく1年後、日本サッカーで話題になるかもしれない選手を1人挙げさせて貰います。
それはコンサドーレ札幌の『金子拓郎』という選手です。
ポジションは右ウイングバック
右のディフェンダーと右の守備的ミッドフィールダーの間くらいの位置にいるポジションです。
図だと右ウイングと右サイドバック辺りのエリア⭕️の辺りのポジションをしています。
○ ○ ←フォワード
○ ● ←右ウイング
○ ○ ️⭕️
️⭕️
○ ● ←右サイドバック
○ ○
GK
ウイングバックは、どちらかというと守備よりのポジションですが金子拓郎選手は今期8得点4アシストしてます。
06/24時点
ゴールランキング4位
アシストランキング7位
普通ウイングバックが、とれるランキングではないです⋯
他にもJ1での
・クロス数と成功率
・ドリブル成功数・成功率
・1on1での勝利数
・スルーパスを通した数
この4つの成績が全選手の中でNo.1
タイプとしては三笘選手を右にして少しディフェンスよりに下げたタイプです。
そしてドリブル成績が日本にいた時の三笘選手と同格の成績を残していて攻撃も上手いです。
右ウイングでもプレーできます。
右サイドならどこでも出来るのではないでしょうか?
案外、右のボランチ(守備的ミッドフィールダー)やらしても出来なくはなさそうかな(*‘ㅁ‘ *)?
おそらくケガとかなければ、今年の10月あたりにはA代表に呼ばれると思われます。
海外ではネクスト三笘と言われてるそうで、もしかしたら今夏に移籍する可能性もあります。
年齢が三笘より1つ上というのが気になりますが、もし海外に行くならいきなりは難しいかもしれませんが欧州5大リーグに行かないかな⋯と思ってます。
コンサドーレ札幌の主軸なので札幌ファンにはゴメンなさいです🙇♂️💦
1年後にはウイングバックではなく日本代表 伊東純也のポジション 右ウイングを奪いあう位まで上がってたりしたら面白そうです。
まあ、あのポジションは久保建英と堂安律いるので、かなり難しいですけどね⋯でも金子選手は久保・伊東・堂安とは違うタイプだと思うのでオプションとして置いとくのは面白そうではあるかも?
勝手なᗢᘏڡの1年後、日本で話題になるかもしれない選手紹介でした。
テーマ【1年後】
「1年後」
1年後、どうなっているかなんて誰も分からない。
他人も自分も、未来なんて分かりやしない。
生きているのか、死んでいるのか。
楽しい生活を送っているのか、苦しいのか。
世界はどうなったのか。
平穏なのか、それとも、、、
そういう風に考えることしかできない。
だが、思う。
どうせ、1年後も何も変わりやしないのだろうと。
生きていたくないと思いながら、死ぬ勇気などないまま、生きているのだろうと。
そう、思っているのだ。
一年後僕は遊んでいるのだろう
友達と沢山遊ぶんだ!
一年後私はオシャレしてるのかな
お化粧して髪も整えるのよ
一年後俺はゲーマーになってると思う
沢山ゲームして沢山配信すんだよ
一年後も自分は詩を創っているだろう
一日に1つのお題とともに書くんだ
自分が思ったことを書いたり
昔の出来事を書いたりしてね
大人になっても詩を創り続けたいな
1年後、僕と君はどうなっているかな。
そんなことはどうでもいいんだ。
今この瞬間を大切にすることが
1年後に繋がるんだ。
今、この時が、、
僕にとっては
ふぅ、、緊張、、するな
君がこの、1年後、、この先も何十年とそばにいてくれますように。
『あのさ。』
「うん?」
『僕、、と。
僕と、、、 結婚してください。
ずっと、隣に僕のそばにいてほしい。
こんな僕が君に出会ってこんなふうに思うのは君だけ。
この先も君だけ。
愛してる。
愛してる、、。』
言いながら溢れてきた涙で全然かっこつかない。
『っ、ごめっ、、』
「、、ふっ、、もーぉ。泣きたいのは私の方なのに笑っ、、」
すると君は僕の手を握って言う。
「私で良ければ、喜んで!!」
君の目からも涙が溢れていて、でも優しく笑っていて。
気づけば抱きしめていた。
君も背中に手をまわし、僕を抱きしめてくれた。
あたたかい。
こんなに幸せなことあっていいのか。
「何十年も、何百年も一緒だよ」
『何百年も?笑』
「そうよ笑っ、、
よぼよぼのおじいとおばあ、長生きバンザイ!」
『ふっ笑なにそれ笑』
僕はこの人を好きになって、愛して良かった。何度でもそう思わせてくれるのは君で。
これからもよろしくね。
1年後の私は
高校に受かるために
今頃、焦って勉強してるんだろうな
勉強なんかやれないのに
努力してるんだろうな
頑張るのはいいけど
少しは楽しめよ
あと、頑張れよ
1年後
わたしは
あなたは
どうなっているのだろう
明日のことすら
だれもしらない
それでいい
今を生きるわたしたちには
なにもなくていい
それでじゅうぶん
「1年後、あなたは死ぬわ」
そう言って、目の前にいる『わたし』は笑った。いまの私とさほど変わらない顔で、いまの私とは程遠い幸せな笑い方で。
「……そう」
「驚かないのね」
別に死にたい訳ではないけれど、生きてて楽しい事もない。ただなんとなく毎日を生きている私は、生死に執着はないと思っている。
ただ、
「どうせ死ぬなら、仕事辞めて旅行でもしようかな」
「そうね、それがいいわ」
目の前にいる『わたし』はまた笑ってから、くるりと私に背を向けた。
「どうせ死ぬなら、やりたいことやらなきゃ」
最後に弾む声でそう言って、目の前から消えた。と、同時に私は目を覚ます。視界に入ったのは見慣れた天井。
「……夢、」
私はベットから起き上がり、顔を洗って出勤準備をする。いつも通りの時間に家を出て、いつも通り駅まで歩いて、いつも通り改札を通る。その間も頭の中に蘇る、1年後の『わたし』。こんなに夢を覚えてること、今まであったっけ?
いつも通りの時刻にホームへ滑り込む電車。これに乗って駅4つ分。そこから歩いて10分。いつも通り出勤出来る。
「馬鹿みたい」
誰に言うでもなく呟いて、私は踵を返し、いつもと違う電車に乗った。
夢に出てきた『わたし』が、とても幸せそうに笑うから。言葉とは裏腹な、その表情の理由を私は知りたい。自然と顔は前を向いた。あ、私ワクワクしてる。私生きてるんだ。
私の1年後はどうなっているか分からないけれど。とりあえず生きてる今、やりたいことをやってみようと思ってしまった。
やらない後悔より、やった後悔って言うでしょ?
【1年後】に死ぬと言われたら、