1年前』の作文集

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1年前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/16/2024, 12:45:51 PM

10.1年前 黒大

晩飯も食い終わり、居間でテレビを見ていると不意に背中に重みを感じる。

「くろお」
「どうした?」
「くろおーーー。づがれだぁ」

俺達が付き合い始めて5年、同棲を始めて1年。互いに相手に自分の弱い部分を見せたり、甘えたりするのは苦手な性分だが、少しづつ相手を頼ることができるようになってきていた。ただ1人溜め込みがちなことに変わりはないが。

「会社で何かあったんでしょうか?」
「ん"ん"ん"ん"ー」

それでも、1年前にはこうして澤村が自分から負の感情を外に出すことは少なかった。俺から声をかけてやっと話してくれる、そんな感じだった。だから互いに余裕がなかった時にかなり空気がギスギスしたこともあった気がする。

「それどっちだよ」
「うるさい」

そんないざこざも乗り越えて来た今、澤村の扱い方は俺が1番知っていると豪語しても良いだろう。そして俺の経験上こういう時は俺からは何もせず澤村の我儘に従順であるべきなのである。

「理不尽じゃないですかサームラサン」
「いいから、黙って抱き枕になってろよお前は」

そう言いながら澤村は俺を後ろに引っ張る。どうやら俺は澤村と添い寝をする権利を手に入れたらしい。

6/16/2024, 12:37:56 PM

荒廃した星を歩いた
たったひとりきりの影が後ろを着いてまわった

コンクリートなんてものはなく 土にまみれ 草花に侵食された床に座り込んだ

大きな穴が空いた天井を見上げて そこから覗いてくる三日月に笑いかけた

地球全体を巻き込む大規模な戦争 多くの人が死んだ 核爆弾が破裂した 毒ガスで人が死んだ 一般人も兵も 何もかもが死んだ

爆風で人が死に 熱さで人が死に 高威力の爆発で人が死に 汚染された空気で死に

人が起こした戦争 同じ種族のみでは足りないらしい 地球という生命は 徐々に徐々に腐っていった

生存者がいた 生きていける場所を求め 散り散りになった

それでも

僕の隣には君がいた 君の隣には僕が居た それだけで良かった
世界が滅びようと この星がもうすぐで消えてしまうのだとしても それで良かった

僕が帰った時君は死んでいた 血を吐いて 全身を狂ったように掻きむしって 死んでいた

君の持ち物をひとしきり握りしめて 僕の上着を君に着せて目を閉じさせた ぽつりと君を濡らした雨は やがて土に触れた

荒廃した星を歩いた
たったひとつの影と一緒に旅した

行くあても 生きる理由も見つからず ただひたすらに旅をした

生存者を求めているわけじゃない この戦争を恨んでいるわけじゃない 君のことを後追いしたいわけじゃない

ただ 強いて言うなら この永遠にも感じられる時間を 歩いてみたかっただけだ

たった一年で四十六億年の歴史は死んだ
たった一日で十七年の命が消えた

すぐにうつり変わってしまう世界を生きて 生きて 生きているうちに 時間とやらと友達になれたらしい

君がいなくなった世界を 君が隣にいない世界を
ただひたすらに歩いた 歩き回った

何万年の歳月がたっても 君を忘れることなんてありえない

それとは別に 迎えに来るのが少し遅いなんて文句 言ったっていいだろう?

『いつかしんでいく』———【一年前】

6/16/2024, 12:37:54 PM

周りを見ると

みんな前を歩いていて、

後ろを振り返ってるのは

私だけみたい。


あぁ、あの頃に戻りたいな 

*1年前*

6/16/2024, 12:37:24 PM

詩(テーマ)
『1年前』


1年前、それは
約束のようであり
住む家のようであり

暖かくて、だけど
頑固だしわがままで
幼くて無知だった

1年前、それは
泣くほどの価値もなく
忘れ去る罪もない

優しさだけ、まとい
撫でたならニャンと鳴き
蹴ったならかぶりつく

1年前、それは
思い出にゃ新しく
振り向けば遠すぎる

変わってゆく、けれど
あるだけで癒されて
生きている証明書

6/16/2024, 12:35:38 PM

彼女は今日も僕に話しかけている。

可愛くて、夢みがちで、カレがいないと生きてけない!なんて言っちゃう可愛い彼女。

そんな彼女が、大好きだ。

ある日彼女が、僕と一緒に食事をすると言っていた。

机の上に並べられた食事は、料理好きな彼女が作っただけあって、とっても美味しそうだ。

彼女は嬉しそうに、僕に

アーンして

なんて言いながら食べていた。

でも、残念なことに、この美味しそうな食事は、きっかり一人分余ってしまった。

そういえば、と彼女が切り出した。

カレが事故で入院した時、私が毎日お食事持ってきたよね。

ああ、そんなこともあったなと僕は思う。

あの時は本当にカレ死んじゃうかと思ったよ〜
ほんと、生きててよかった。

違う、違うんだ。

そう言って彼女に触れようとした僕の体は、彼女をするりとすり抜けた。

そう、僕は1年前に死んだ。

それは紛れもない事実だ。

僕はもう、この世にいない。

はずなのに。

彼女はその日から毎日誰かに話しかけている。

僕には見えない何かが彼女のカレとなって生きている。

彼女が話しかけているのは一体誰?

そう聞いても彼女は答えてくれない。

一年前に始まったこのすれ違いは、もう元には戻らないのだろうか、、、、

6/16/2024, 12:35:36 PM

2023年の今頃は、確か資格の勉強をしていたよなぁ…
繁忙期+新規案件と忙しい中、資格試験一発合格したらかっこいいと思い、ひたすら過去問を解く日々。俺めっちゃ出来るやつじゃーん、なんて思いながら勉強してた痛いやつ。とてもちょろい人種なんですはい。
男のやる気、活力はきっと「モテたい」から始まるんだろうな。めちゃくちゃモテたいぜ!
去年はその資格合格が目標だったが、今は明確な目標が何もない。今決めた。TOEICスコアアップを目標にしよう。英語力があがれば、周りからの評価もあがるし、色んな国の方からモテるチャンスがあるかもしれない!
とても浅はかだけど、頑張られる理由があればそれでいいよね。うん、俺単純。

6/16/2024, 12:32:16 PM

1年前

1年前は母が体調を崩して
入院しており、ちょうど今の頃に
退院できて自宅へ戻って来れた
月日が経つと同時に母はどんどん
元気になれて以前のようにまた畑
で野菜作りを始めている
振り返ると1年前はいろいろな思いが
あったけど今こうしてまた母と
普通な日常を過ごせていることに
感謝している

6/16/2024, 12:27:07 PM

1年前…

小学生か…

今は中学時か…

時々辛くなって、空を見ることが癖になって

私は気づいたよ

私、小学生に戻りたいよ

今、すっごい抱え込んでるよ

6/16/2024, 12:26:24 PM

水の中のような
見えない重圧が
全身にのしかかる

分厚いガラスのような
見えない壁が
目の前に前に聳え立つ

それでも

もがいて
挫けて
立ち上がった

掴んだ光は
眩しいほどに輝いている

見てほしい
あのときのわたしに


「1年前」

6/16/2024, 12:25:50 PM

“犬”が駆けてくる。
ピンと立てた大きな耳を靡かせて、二つの舌をペロンと出して、金色の毛並みを煌めかせて。
八本の足をばたつかせて、二つの尻尾をぶんぶんと振り回しながらこちらにぶつかってくる。

可愛い奴だ。
それぞれの頭を一撫してやると、尻尾をくるくると回しながら、犬は足元に座り込んだ。

1年前。
この犬と出会ったのは1年前だった。

石炭と蒸気を纏ったこの土竜と呼ばれた町に、“猫”が初めて出たあの日。

全てを舐める炎のような赤々とした毛並みを持つ、巨大な怪物の“猫”は、錆びついた町を焼き尽くして、破壊尽くした。

石炭に引火した炎は次々と燃え移り、全てを灰にしてまわった。
猫の毛並みと炎が映し出す影だけが、崩れ去った廃虚の中で黒黒と存在していた。

消し炭になった町を、私たちは逃げ回った。
そんな時に見つけたのだ。

灰に埋もれて、黒焦げになりながら蹲り、息をする双子の幼いものを。
石炭層の中に埋もれた金色の鉱石の粒を。

私はそれを、持って逃げた。
燃えない素材と、未熟な脳を、持ち帰ったのだ。

生き残った私たちは、炭坑の奥で猫に怯えながら、石炭を取り、少しずつ復旧を進め…光を恐れ、見ることを拒否する、臆病な人類となった。
まさしく“土竜”だ。

私は炭坑の奥に籠って、研究を続けた。
黒焦げの生き物を存命させる方法を、
生き物の代謝機能と防衛機能を再現する方法を、
あの日灰の中で輝いていた、燃えない鉱石の特性を。

そして、私の拾った二つの黒焦げな生命は、最近になってついに身体を手に入れたのだ。
燃えない金鉱石に包まれ、石炭と水で生命を保つ、犬の身体を。

犬は嬉しそうに頭を擦り付けてくる。
私はその頭をゆっくり、優しく撫でてやる。

「長かったか?…動き回れるようになって良かったな」
私の言葉を理解しているのだろう、犬ははしゃぎながら大きく尻尾を振り回す。
爪が床をかしゃかしゃと滑る。

私たちは町を取り戻すのだ。
失われた光を、空を、技術を取り戻すのだ。
…そんな、私の生涯の目標が決まったのが1年前だったのだ。

耳を包み込むくらいに手をいっぱいに広げ、犬の頭を何度も撫でてやる。
「お前、これから忙しくなるぞ?お前が初号機で、リーダーなんだからな。…頼むぞ?」
目を合わせて問いかける。
犬は幼い子どものような、柔らかな茶色い瞳を煌めかせて、幼児の様に無邪気な笑顔を浮かべて、「わん!」と答えた。

6/16/2024, 12:21:33 PM

1年前のことかあ

あまり覚えてない。


未来のことも少しは考えはするけれど、

今を1番大切にしてる。

だって”今”、”今”しかなくて、

”今”しか経験できないから。








「1年前」


なんでいつもお題と離れた文になるんだろう...ハハ..と
文を読み返しながら苦笑いしてます。(笑)

6/16/2024, 12:19:56 PM

今の時期の1年前はまだ、部活についていくのが必死なときでした。今は先輩になり随分大人になった気がします。
新しいことがたくさんで新しい友だちを作らないとって焦っていました。
結果的に友達は作れていませんがwww

6/16/2024, 12:18:46 PM

今日はちょうど私莉白夜の誕生日なんです。ものすごい偶然ですね。まぁでも自分がいくつだというつもりはありませんが、ですが私は一年前は今より一年幼かったわけですね。当たり前ですけどまぁ一つヒントを言うなら、その頃はまだまだ義務教育中ですねあぁ、なんだか懐かしくなります。去年で卒業だったので、あぁ、戻りたくなってしまった。戻れれば良いのに、でも一人暮らしとかはしてないんですよ。まだまだ実家暮らしです。そういえば去年のちょうど今くらいから膝が痛くなったんですよね。成長痛って奴でしょうか?まぁ、成長なんて止まってしまってもおかしくはない年齢なんですけどね。よし、今日はあんまり時間がないのでここまでにします。私の年齢を当ててみるのも少し面白いかもしれませんよww

6/16/2024, 12:18:43 PM

「辛いでしょ?苦しいでしょ?逃げたいでしょ?私が貴女の代わりに生きてあげる」


自分自身にそう言われたのが1年前。


私は変わった。喋り方もファッションも考え方も全部。自分の中の本当の自分を抑えるのは容易い事だった。

代理さんの方が世渡り上手で、他人に好かれてて、仕事もできる。


「貴女のいる意味は?」


そう嘲笑われた様な気がして、私は、


「1年間“貴女”の事は誰も呼んでないの、分かる?」
「皆、“私”を呼んでただけ」

私は、“私”は、…………




だれ?


『1年前』

6/16/2024, 12:16:47 PM

2024 6/16(日)

大してなにも変わってないようで、
結構変わっていたりする。

その変化が、とても楽しい

#30 1年前

6/16/2024, 12:16:44 PM

年一つ若かったこと、不安でも生きていたこと、それだけ確か

題-1年前

6/16/2024, 12:16:23 PM

1年前

時が経つのが早すぎて
つい最近の事のように思えるけど

1年前の今頃は
娘の成人式の前撮りで
写真館に行ったっけ

何年も撮ってなかった
家族写真を
沢山撮った良い思い出

写真を撮るなんて恥ずかしい年頃で
普段は嫌がる兄弟たちも
振袖姿の娘を見て
自然に笑顔になっていた良い思い出

1年過ぎて
家を出て頑張っている娘
あまり連絡は無いけれど
母は応援しています

6/16/2024, 12:14:47 PM

私の1年前は今とは大きく違った。物の捉え方が変わったのだ。物の捉え方が変わると、全てが変わった。見えてる全ての世界が変わったのだ。

6/16/2024, 12:14:03 PM

〚1年前〛

1年前は今知ってることなんてなんも知らない。
一つ幼い自分は今よりも、抜けてる所がある。
それもたくさんね。

6/16/2024, 12:13:52 PM

1年前は今の暮らしは想像できなかった。
こんなに自由で、空が広いなんて。
陽射しがこんなに眩しいなんて。
朝が来るのがこんなに待ち遠しいなんて。

1年後の私はどんなふうに変わっているだろう。
今すぐ会いに行きたい気持ちを抑えて、私は今日を生きる。

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