1件のLINE』の作文集

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1件のLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/11/2023, 12:30:03 PM

1件のLINE


お風呂上がり、髪の毛も乾かさずにかれこれ10分くらい、スマホの画面と睨めっこをしている。
相手になんて返事を返せばいいか悩んでいた。
普通に返せばいいと思うんだけど、その普通がなかなかできない。
深いため息を吐いて、ベッドに腰を下ろし、スマホを枕元に投げる。

「無理っ」

首にかけていたタオルで、髪の毛を乱暴に拭いていると、LINE独特の音が鳴ったので、思わず飛び上がってしまった。
慌てて枕元に投げたスマホを手に取り、画面を見る。
そこには「新着のメッセージがあります」と表示されていた。
恐る恐る開いてみると――

『既読スルーしないでよー、んでどうする? 今度の土曜日のデート』

どうするもこうするもデートしたいに決まっている。
だがしかし、毎度デートは緊張する、心臓が飛び出そうになる。
上手く喋られないし、何もないところで躓くし、服装は変じゃないか不安だし……
そんなこと考えている暇はないっ。何か返さないと、何か返さないと、何か返さないと――

『OK』

かわいいウサギが、OKと言っているスタンプを送信。
そして、即返信が返ってきた。

『OKだけじゃわからない、何時にどこに行く?』

ずっと自分の返信を待っていてくれたんだろうなぁ……即返ってきた。
そっけない文章に見えるけど、きっと画面の向こうで、腹を抱えて笑っていると思う、自分の恋人は。
また返信を返さなきゃいけないから、大変だ。電話の方が早いかな?
いや、電話は電話で緊張する。どうしたものかな――

7/11/2023, 12:27:05 PM

誕生日の日に1件のLINEが来た。それは私の大好きなあの人からで、その一言の、おめでとうという言葉だけで私の心が奪われた。なぜなら、それは「君」だから、「君」にしかできないから私の心が奪われたんだよ。どうしたらこの気持ちが伝わるかなーと思いながら、私はそのメッセージに対してありがとうと返信した。かけがえのない返信でも君だから、君だからこそ、その言葉を光らせることができる。気持ちが伝わるまで、私は「いる」よ

7/11/2023, 12:25:51 PM

【1件のLINE】

 自室のソファにごろりと横になったまま、スマホを立ち上げる。行儀が悪いよなんて嗜める君の声が、耳の奥で響いたような気がした。
 スマホの画面の中、LINEの緑色のアイコンの右上に赤いマークが主張している。一件の未読のメッセージを示すそれをつけっぱなしにして、もう一年以上になるだろうか。何度も何度も君とのトークを開こうとしては、その衝動を押し留めた。
 君と積み重ねた思い出を、君と交わしたくだらないやりとりの軌跡を、辿りたいのは本当。だけどこのメッセージを読んでしまったら、私がまだ触れていない君の言葉は、この世界のどこにも無くなってしまうから。
 ああ、なんて未練がましいんだろう。君がもういないこと、ちゃんと受け入れているつもりなのに。だけど君が淹れてくれる紅茶の味も、ソファでぐうたらする私に向けられる困ったような君の笑顔も、いつまで経っても懐かしくてたまらないんだ。
「好きだよ」
 君が生きている間には気恥ずかしくて伝えられなかった愛の言葉を、一人きりの部屋で囁いた。一件のLINE。君の遺した最期の言葉を確かめる勇気すらない意気地なしな私を、君はどう思うのかな。
 ぽろりとこぼれ落ちた涙が、スマホの画面をじわりと濡らした。

7/11/2023, 12:25:49 PM

今日会いたい。と友達から、ラインが来た。その子は女子からだった。俺は、ビックリした。その子は幼なじみだった。でもどうしてかなと思った。だからその子の家にいった。そしたら、俺のことが好きってゆってきた。
                              千冬

7/11/2023, 12:25:26 PM

「 1件のLINE 」No.17
 『好きです。付き合ってください。』
私のスマホに1件の通知がきた。それは、告白のLINE。 私は、今恋愛したって将来結婚しないし、今後の黒歴史になるかもしれない。そう思っているから、なかなか相手を好きになったりできない。簡単に付き合えない。
そんなことを考えて生きていると、周りはどんどん結婚していった。
私は結婚ができない。あのようなことを考えなければ、結婚やお付き合いができたのかもしれない。

7/11/2023, 12:20:35 PM

試験が終わった。
*****
彼女の頭の中は真っ白だった。できれば落ちて欲しい、と何処かで願っていた。だが、静かに動き出す否定の気持ちが1年、2…年後になって彼を締め付けていくのだった。
           *****
私は性同一性障害だ。それに加えてゲイで、どうしようもなく変人だ。話すことさえ迷うし、何をやるにも工夫がいる。そのため、受験勉強だって人と同じやり方ではできない。皆はどうやって同じ年齢の人と対等な立場で話して、質問して、遊んでいるのだろう?とりあえず私は一つのパターンにのっとって話すことしかできない。だから日本語は文法で理解したし、外国語の評価は0だ。いつか普通になりたい。それが私(あなた)の願いだった。
           *****
君はまだ気づいていない。・・・・・・多重人格であることを。         ある意味での            
           *****
…終わった。何も考えてなかった。なぜ?何もやってないよ、ねえ、ねえ…誰か




?知らない名前の人…
ふと見た一通のLINE。――貴方の恋人になりたい。
           (アナタヲオトシマシタ)

7/11/2023, 12:19:56 PM

1件のLINE…

小学一年生になる前に、明るく楽しく歌ったあのフレーズ。

一年生になったら…友達100人出来るかな…♪

今日までに出逢った人達は、100人は優に超えている。

産まれて、近所で遊んだ頃から学生時代、社会人になって…その中でどのくらい、自分に深く関わってくれた人がいたかを巡らせて考えてみる。

ふと、誰かが私に教えてくれた話を思い出した。

どれほどの多くの人に出逢っても、どんな付き合いをしてきても、人生の最後に片手だけの人数が残ってさえいてくれれば、その人にとって幸せな人生だなと思わせてくれるんだって…。

その五人には、親、兄弟、姉妹は含まれないと言う。

出逢いは、楽しくもあり、時に寂しく、悲しく、辛いこともある。

そんな出逢いの中で、今、私には偶然にも五人の大切な人がいる。

これまでの、浅く広くの付き合い方から、次第に深く狭くなっていった付き合い方の中で、最も私をよく理解しようとしてくれ、励まして、否定せず受け入れて、私には考えつかないような意見をしてくれる人達。

私も同じように、それぞれの五人に心を砕いて、真剣にいつも向かい合っていこうと思っている。

毎年、必ず何らかのメッセージやカード、プレゼントを送ってくれる人も その他にもいる。

でも、お互いの生活や多忙の中、忘れず前もって手配をしてくれる事に、感謝しているが、必ずその中で一人だけ、当日の朝早くにメッセージをくれる人がいる。

出逢って、一度も忘れること無く、朝早くに1件のLINEのお知らせが鳴る。

あ…今年も、あの人からのメッセージだ。

ちょっと、朝から泣きそうになる。

こんな、大人になっても、忘れず何年も遠い場所から送ってくれるその心遣いが、胸に染みる。

それは、私の誕生日に必ず送ってくれる…
HAPPYBirthdayのLINE。

毎年、心のこもったメッセージと共に、ド派手なカラフルなスタンプを添えて…。

あ…今年も また…違うスタンプ。

今から、私は決めている。

その人も含め、私の片手の大切な人達には、迷惑かもしれないけれど、この世にサヨナラする時が来たら…会いに来てもらいたい。

それぞれに、私がどんなに励まされ、心強く生きてこられたかを知らせる、お別れの手紙を渡したいから…。




*読んで下さり ありがとうございます*

7/11/2023, 12:19:12 PM

「1件のライン」

ラインの通知音がなった。
画面を見ると、同じクラスの友達だった。
「ありがとう」
ラインにはそう書かれていた。
私は彼女になにかしてあげただろうか?
次の日、彼女は命をたった。

7/11/2023, 12:09:59 PM

1件のLINE…
ただそれだけで、人は、喜怒哀楽になる

その内容次第で、人は
喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり…
人の心ってそういうものだ

じゃあ、このLINEを君に送ったら、
喜ぶ?怒る?哀しむ?楽しむ?

不安がいっぱいだ…

でも、これはあくまで仮…
この言葉は、ちゃんと君の目の前で言うよ
それくらい大事だし、LINEで言うことではない

でも、"仮"、なら、いいよね?


ー君のことが好きですー


このときの君の反応は、翌日、
僕が君の目の前で言った時と同じ顔だったのだろう

真っ赤に染めて、それでも嬉しそうな顔…

7/11/2023, 12:09:25 PM

#1件のLINE

たった1件のLINEで

おしゃれして出かける理由になる。

つらいことがあっても笑顔の理由になる。

その一言で今日の疲れがとれる。

他のことなんてどうでも良くなる。



マナーモードを解除して次の通知を待ってる。

7/11/2023, 12:09:23 PM

「1件のLINE」
ただ一言をずっと待ってるよ。
貴方に落される事すら望んでるからさ、待ってるよ。
いつからかな、君が何も言ってくれなくなったのは?

7/11/2023, 12:05:43 PM

仕事に行けなくなった


あの日―――




同僚から

LINEがきていた。




体調を心配して
だと
分かってるのに


もう
既に
疲れきっていた
わたしは


LINEを

読むことも
返すことも

できなかった。



ごめんなさい。


未読スルーが

わたしの返事です。

 
#1件のLINE

7/11/2023, 12:01:51 PM

──ご当選おめでとうございます!

 当選。誰もが聞いたら嬉しい言葉。そして身に覚えがなければ真っ先に詐欺を疑わなければならない迷惑メールの常套句である。
 ピコンと軽やかな音と共にやってきた通知を開けば、クラッカーやくす玉の絵文字で大袈裟に装飾された画面に迎えられた。一昔前の安っぽい広告のようだ。通知に全文が表示されないよう無駄に改行が入れられている辺り手が込んでいる。そんなことを考えながら大量の絵文字に目をチカチカさせ無駄な改行にスクロールの労力を割き、無事にメッセージを読み終えた。
 そこで漸く送信者の名前を確認して、少しだけ考え込んでから返事を打ち込む。ログイン確認はしないし銀行口座も教えない。ただ、日付けを何日かだけ送信してスマホの画面を閉じた。

 ──この度あなたは誕生日会の主役の座にご当選されました!つきましては誕生日当日を含む前後三日程で空いている日を折り返しご連絡いただきますようよろしくお願い致します!



/1件のLINE

7/11/2023, 12:00:34 PM

ピコンッ

突然スマホが鳴った

なんだろうと不思議に思いながらスマホを開いた

1件のLINEがきていた

内容は何かと見てみるとそれは

「亡くなりました」

彼氏との別れだった

放心状態になった

目から涙がブワッて溢れ出てきた

止めようと思っても全然止まらない

現実を受け入れられない

受け入れたくない

なんで

なんで彼が…

こんなこと言っても彼はもういない

彼は戻ってきやしない

でも、まだ彼が近くにいる気がして

まだ頑張れる

見守っててね

あたし頑張るから

7/11/2023, 11:54:13 AM

【予測変換⋯】


今どこおるん?>ᗢᘏڡ

ςᘏᗢ<厳寒前にいます

ごめん先に入ってて>ᗢᘏڡ

ςᘏᗢ<分かりました先に逝きます


死んじゃダメwww>ᗢᘏڡ



テーマ【1件のLINE】

7/11/2023, 11:50:06 AM

書く習慣/98日目。

「 一軒のLINE 」…


これは、実際にあったかもしれない
怖いかもしれない話だ。

夜遅くまで酒を飲み歩いていたカレは、
家に着いてまで酔いに酔っていた。

夏休みが始まると思いだろう…
学生としてあるまじき失態を呑気にベロンベロンとしていた時だ、

〈セィヤ!〉と、通知がなる。
(通知音は個人の趣味です)

こんな夜遅くに、

 一軒のLINE がとどく…

名前もアイコンも、よくわからない人からだ

ほとんどの人なら、
こんな人居たか?となって疑い深くなるだろう


かといっても…
カレは大変 酔っていた為か、
ほとんどのモノは遊園地を見渡す
子供の様な感覚になっていて

ついつい、開いてしまう。

そこに書かれていたのは、

  おおやさんが
  まえに渡していた
  えのぐ(赤いの
  を)どこに
  こぼしたっけ?
  ろうかの
  すみだったかな?

カレ「これは…?」

突然、着信音がなる
〈 は!うは!GO GO muscle! 〉
【キン肉マン♪』

カレ「へい…」

カノジョ「今すぐき…」

突然 電話が切れる

カレは、ふと我にかえり走り出す

カレが見た光景は、

辺り一面が真っ赤な
血だらけのカノジョだった。

カレ「う…うわああ」

暗いなった部屋から誰か居る…

 怖いな〜怖いな〜と、

恐る恐る確認しに行くと…


油絵の具で描かれたイラストだった。

カノジョ「うぅ…」生きてた。

カレ「何だ、驚かせるやがって」

カノジョ「あれ?鍵開いてた?」

カレ「え?」

カノジョ「え?」


・・・(´・д・`)え?


書く習慣でも、
夏だから怪談話とか増えてくるのかな?

本当にあった怖い話とか出てきたり、

まぁ…1番怖いのは人間だけどね

生身でも幽霊でも、

人間の幽霊が多いじゃん…


同類の人間が人間を呪う…
それが現実的で、

あ〜…こわいな〜…こわいな〜…

そんな世界だと言うわけなんだよね
信じるか信じないか
あなた次第でお願いします。


では、また明日…

  外食は、怪談話レストランにでも…


              リプレイ

7/11/2023, 11:49:50 AM

LINEの通知音が鳴る。
今日はずっと片想いしていた相手と
放課後に遊ぶ予定をしているのだ。
姉ちゃんに色々聞いたけど
結局なにもしない方が良い!で話が終わった。
早くLINEを返したいなぁと
机に立てた肘に顎を乗せれば先生と目があった。
あれ、今って授業中……?




拝啓未来の彼女様、
今日の予定は少し遅くなりそうです。
待たせるなんて、ダサいけど
必ず埋め合わせはします。
ごめんなさい!

7/11/2023, 11:49:24 AM

1件のラインをあの人に送るだけでも すごく緊張する
この文章で大丈夫かな
変じゃないかな
今送ってもいいのかな
やめておこうかな
あの人と話したいのに なかなか押せない 送信ボタン
神様 勇気をください

7/11/2023, 11:46:19 AM

大好きな人が、大好きな先輩が、死んだ。
それを知ったのは学校だった。急に全校集会が開かれたと思ったら先輩のクラスの人達は声を上げて泣き、担任は涙を流しながら、警察の事情聴取を受けに学校から出ていくのが見えた。
……そして、そこには先輩の姿はなかった。
嗚呼、そういう事か。私は全てを悟った。
死んだんだ、私の最愛の人は。そうか、そうだったんだ。だってあの時から私は避けられてる気がしていた。
その理由が分かった。
忘れて欲しかったんだ。今からする行為で私を傷つけたくなかったから。
隠してたはずなのに、バレてたんだ。好きだって事。だからこういうことが出来るんだよね。
そうだよね。
……ねぇ、ホントのこと言ってよ。お願い……
そう言ってもあなたはもう言葉は発せない。動くことも出来ない。
私はこれから一人で生きていかなきゃいけないのか。
校長が何か言ってる中私はずっと泣きじゃくっていた。誰よりも。
声を上げて、名前を、聞こえないのは分かっているけれど、声が枯れるまで、叫び続けた。
涙も、声も枯れ果てた時だった。
命の光が消えた貴方から1件のLINEが届いたんだ。
震えた指で通知を押す。すると
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
俺の事を最後まで愛してくれた海暗へ。こうやって文面になってしまったけど、言わせてもらう。
海暗の事を。
俺は最初、怖かったんだ。知らない人、それも自分よりも年下の子と仲良くすることなんて。どう接したらいいのか、分かんなかった。だけど時が経つにつれて、慣れていって、普通に話せるようになった。
悩み事を真っ直ぐな目で聞いてくれて、頼んだことはちゃんと成し遂げてくれる。秘密も守ってくれる。
そんな海暗は輝いて見えたんだ。海暗は俺の事を第一に考えるがばかりに体調を崩したり、許しすぎることもあったと思う。だけどそれを笑って許したり、ポジティブに考えられる海暗は
俺にとっての太陽だったと思う。
そんな海暗を
俺という檻に閉じ込めたくないんだ。
月で太陽を隠したくない。
太陽に忘れてもらいたい。

お前に俺という存在を忘れて欲しい。
だから俺は……
なぁ、海暗。最後に約束してくれる?

俺が居なくても、俺以外の誰かの隣で笑っていて。
頼んだよ。

それじゃあ、またいつか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
枯れたはずの涙がまた流れ落ちてきた。
そんなの無理に決まってるじゃない。あなたのおかげで私は本当に笑うことが出来たのに。
それを別の誰かでやってくれなんて……
でも、貴方が願ったことなら、やるしか無い。
私は流れる涙を拭って、前を向く。
あなたの望んだ私になるために。
あなたの理想になるために。

7/11/2023, 11:46:01 AM

『久しぶり、元気?』
なんて、送ってくるなよ

今更どの面さげて連絡してきたのか

あの時に決めたの
ろくでもない貴方とはさよならするって

『久しぶり、元気だよ
 今なに|』
途中まで打ち込んで、嘲笑する

1件のLINEを削除して、アカウントをブロックする

もう大丈夫、あの頃の弱い私はいないから

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