1件のLINE…
…
小学一年生になる前に、明るく楽しく歌ったあのフレーズ。
一年生になったら…友達100人出来るかな…♪
今日までに出逢った人達は、100人は優に超えている。
産まれて、近所で遊んだ頃から学生時代、社会人になって…その中でどのくらい、自分に深く関わってくれた人がいたかを巡らせて考えてみる。
ふと、誰かが私に教えてくれた話を思い出した。
どれほどの多くの人に出逢っても、どんな付き合いをしてきても、人生の最後に片手だけの人数が残ってさえいてくれれば、その人にとって幸せな人生だなと思わせてくれるんだって…。
その五人には、親、兄弟、姉妹は含まれないと言う。
出逢いは、楽しくもあり、時に寂しく、悲しく、辛いこともある。
そんな出逢いの中で、今、私には偶然にも五人の大切な人がいる。
これまでの、浅く広くの付き合い方から、次第に深く狭くなっていった付き合い方の中で、最も私をよく理解しようとしてくれ、励まして、否定せず受け入れて、私には考えつかないような意見をしてくれる人達。
私も同じように、それぞれの五人に心を砕いて、真剣にいつも向かい合っていこうと思っている。
毎年、必ず何らかのメッセージやカード、プレゼントを送ってくれる人も その他にもいる。
でも、お互いの生活や多忙の中、忘れず前もって手配をしてくれる事に、感謝しているが、必ずその中で一人だけ、当日の朝早くにメッセージをくれる人がいる。
出逢って、一度も忘れること無く、朝早くに1件のLINEのお知らせが鳴る。
あ…今年も、あの人からのメッセージだ。
ちょっと、朝から泣きそうになる。
こんな、大人になっても、忘れず何年も遠い場所から送ってくれるその心遣いが、胸に染みる。
それは、私の誕生日に必ず送ってくれる…
HAPPYBirthdayのLINE。
毎年、心のこもったメッセージと共に、ド派手なカラフルなスタンプを添えて…。
あ…今年も また…違うスタンプ。
今から、私は決めている。
その人も含め、私の片手の大切な人達には、迷惑かもしれないけれど、この世にサヨナラする時が来たら…会いに来てもらいたい。
それぞれに、私がどんなに励まされ、心強く生きてこられたかを知らせる、お別れの手紙を渡したいから…。
*読んで下さり ありがとうございます*
7/11/2023, 12:19:56 PM