『1つだけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
可愛さと弱さを売り物にして
守られ上手 傷つかない様に
大切にされて生きてく人形だなんて
少しでも気に食わない態度なんて
見せたりしたら まるで人が変わったみたいに
ねえ、貴方も離れて行きますか?
時にはタフさも必要で
強かな部分だってなきゃ 生きてけない
いつだって 何処に居たって ただ傷つかずに
守られてるだけの 綺麗な生き方なんて
私には似合わない
汚いものには触れないで 見たくないものには
目を反らして 綺麗なモノばかりを集めて
生きて行くには ちょっといろんなものを
見過ぎてしまったかも知れない
時にはクールに 冷めた目をして 牙を剥く時もある
少しぐらいの痛みなら 一人でも耐えられるくらいの
強さは持ってる
誰にでも容易く心開く訳じゃない
『愛』より『自由』を...
『縛られる』なら『孤独』を...
過去より未来より 今をただ生き抜く
この手を汚さずに
いつも誰かに守られるだけの
綺麗な生き方なんて 私には似合わな過ぎる
「One」
こんばんは うたゆかり です
お久しぶりです✋
明日から毎日投稿頑張りますね
『1つだけ』
ひとつだけ罪を犯すことが許されるなら
私は私の中に住み着いている
醜い私を殺したい
ひとつだけ罪を償うことが許されるなら
あの時あなたを見捨てたことを
償いたい
そして…
ひとつだけ願いが叶うなら
偽りの幸せでもいい
神様どうか あの頃の私達に
戻して下さい…
彼と二人で出かける時はとっておきのループタイを着ける。
以前どこかの国に行った彼がお土産として買ってきてくれたもの。
紐を括る部分に緑の蝶が止まっており、光に当たる度にキラキラと鱗粉を纏う四枚の羽が大好きだった。
きっと観光地の量産型のお土産品。
世界に1つだけ、なんて大層な物ではない。
それでも。
世界に1つだけの秘宝よりも、少しレプリカめいたこの蝶の方が、自分にはずっとずっと輝いて見えるのだ。
【1つだけ】
あなたの心を
奪いたいというのでは
ありません
あなたの心の傍に
わたしの想いを
1つだけ
そっと
置くことを
許してほしいだけなのです
# 1つだけ (95)
お題《1つだけ》
泡沫のような恋だった。
春の涙がはらはら散ってゆく。
水溜りにふりつもる哀しみは、泡沫の傷だとそう信じて。
――たったひとつだけの、夢のような恋でした。
わたしの心と
繋がっている
まだ見えぬ
あなたとの
淡く光る糸を
手繰り寄せて
『ひとつだけ』
「1つだけ」
1つだけ願うならば、
あの子をしあわせにしてください。
「◯◯1つだけで簡単に!」
という言葉にめっぽう弱い。
#6「1つだけ」
『1つだけ』
この世界に1つだけ
1つだけの宝物
命有る限り
貴方を護ると誓います
ひとつだけかなうとしたら
何を願うだろう
一番欲しいのに
決して手に入らないものや
戻れない過去
願わないよう知らぬ間に
胸の底に閉じ込めている何か
開けてはいけない扉
ひとつだけ、の言葉に
ひゅっと息がつまる
「ひとつだけ」
#65
あたりは消毒された匂いで充満していた。あたりは白色で埋め尽くされている。
首だけを小さく動かすと、色々な管が張り巡らしてある。どれがなんの管だかわからない。
私はどうしたんだっけ、今日はいつだっけ、今どういう状態なんだろう。
声はでない、口が半開きになって呼吸は管でできているようだ。痛いの感覚もよくわからなくなっていた。
もう、長くもないのかな。
死に急ぎい訳でもないけど、生きててもずっとこのままなのも、それこそ何のために生きているのかわからない。
治療をするためのお金ももうないのではなかろうか。
死に際だから一つだけ、最期に一つだけ、お願いができるとすれば、自由に動きたいな。
ご飯を食べたり、寝返りがうてたり、外を駆け回ったり、歌を歌ったり、自由に、動きたいな。
目を閉じたら、もう開く気力も体力もなくなりそうで、ぼんやりしたまま私はただ白い天井みていた。
【1つだけ】
1つだけ
でも、半分あげる
嬉しい
ありがとう
そういう私の顔を見て
あなたもパァっと笑顔になる
ひとつをふたつにする方法
あなたは一番よく知っている
𓏸︎︎︎︎𓈒 𓂃1つだけ
一つだけ無人島に持っていくなら『 ノート』
一つだけいいのならなんだっていい。
1つだけ
一つだけ叶うなら
もう一度だけ、あの人に会いたい
1つだけ
この単語で思い出すのは
『世界に一つだけの花』
お花には沢山の種類があるけど、どれも皆キレイ
人間も1人1人違うのは当たり前なのに、その中で争って比べて1番になりたがる、何故か
皆持っているものが違うんだから、自分を輝かせる事だけに一生懸命になればいい
人と比べる必要も争う必要もない
No.1にならなくても特別なonly 1なのだから
こういう生き方をしたい
君には何でも話してきた
どこにでも一緒に行った
何もかもを曝け出した
そう見せている、うまくできてると思う
1つだけ絶対に言えない言葉を、いつまで封じ込めていられるのか
喪うかも知れないものと、得られるかも知れないものを載せた天秤が
心の中でずっとずっと揺れている
(1つだけ)
「……ごめん、気持ちには答えられないかな」
申し訳なさそうに困り顔でそう答えた先輩の瞳を、私はじっと見つめていた。
「そう、ですよね。先輩って、色んな人に慕われてるし」
「ごめんね」
でも、私は知っている。人の良さそうな雰囲気のこの人が、本当はどんな人なのか。
「……先輩、ひとつだけいいですか」
「うん?」
「ひとつだけ、思い出をください」
私の言葉に先輩の瞳の色が変わる。困り顔に少し影が入って、口元がゆるく持ち上がった。
「……それ、どういう意味になるか分かって言ってる?」
「はい」
頷いた途端、私の視界は近付いてきた先輩によって塞がれた。
【1つだけ】
「無人島に、何か1つだけ
持って行けるなら何にする?」
突拍子もない彼女の質問に
わたしは少し戸惑ったけれど、
ちょっと考えて、
「ナイフ…かなぁ…」
と答えました。
彼女は優しく笑って、
案外サバイバルな選択だね、
なんて言います。
同じ質問を彼女にすると、即答でした。
「そりゃあもちろん、あなただけど?」
…そんなの、ずるいです。
そう言いつつも、わたしが
ナイフを選んだのも、
(ナイフがあれば彼女を守れるかもしれない)
という、彼女がいる前提の
理由だったと気づいて、
少し笑ってしまいました。
なかよしふたりの『1つだけ』
1つだけ
貴方はいつも、そうだった
要望は1つずつ、細かく砕いて私の元に
私に迷惑をかけないための優しさか
頼りすぎを叱られないための悪知恵か
どちらにせよ、今はどうでもいい
私も、1つだけ
貴方に言いたいことが出来たんだ
もしどこかで、貴方らしく生きていたなら
その顔を、小さい体を
私に思い出させてはくれないだろうか
それだけでいい
1つだけ、だ
いつだって構わない
10年後、20年後……死に際だって
いくらでも待つさ
他に貴方に言いたいことは…
あの時貴方の前にいた
地位に溺れ、我を忘れた怪物は
もういないって、ことだ
では、またいつか