鳥かご』の作文集

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鳥かご』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/25/2024, 2:55:00 PM

『鳥かご』
私の今までの人生は鳥かごのように窮屈だった。
家族とは仲の良い方で、みんなで出掛けたり楽しかった。でも私の母親は感情の起伏が激しく、心配性で過保護。それは私にとってストレスで窮屈でしかなかった。
いつも通る道にある一件の店。その店の大きな窓際に鳥かごが一つぶら下がっている。
私はいつもそこを通ると思う。窮屈ではないのだろうか。自分の思い通りにはならず、いつも人に左右されてばっかり。でも鳥にとっては窮屈ではないのだろうと私は思う。鳥にとってはそれが普通の世界だからだ。きっと小さい頃からそこで育ってきた鳥にとって鳥かごこ中は窮屈ではないのだろう。
私達は人と比べるから、人と劣っていると思うから、窮屈だと感じるのではないか。私も世間を知らずもっと気軽に生きたかった。。

7/25/2024, 2:52:42 PM

#5 鳥籠

  [鳥籠の中の鳥]

  子供は、無力だ。
  1人で出来ることなど、たかが知れている。

  先生は言った。
  あとは、先生が何とかしておくから。
  学校内は、みえない鳥籠が学生を守ってくれる。
  
  親は言った。
  貴方を養っているのは誰?
  貴方は働いていないでしょ?
  家庭内は、みえない鳥籠で子供を取り囲む。

  鳥籠の中の鳥は、どちらにも適応できる鳥が
  どんな姿なのか、一向にわからぬまま、今日も
  心を悩ませる。


  




  [籠の中の鳥は羽ばたく]
 
  ある時、籠の中の鳥は気づく。
  実は、鳥籠の柵をはめていたのは自分だ。
  自分は無力だと、自ら諦めてしまったのだ。

  例え、見える世界に恐ろしい柵があっても、
  心に響かせなければ、心は自由だ。
  自分は、見える世界に騙されているだけだった。
  カチャ。柵のドアは、開かれた。

7/25/2024, 2:47:39 PM

新品の鳥かごの中には
猫の人形の真似をした猫が入っていた

一瞬どういうことか理解に苦しんだが
ああ。何か事情があって時間を稼いでいるのだと理解した。

私の主人はというと、そんなことには気づかず猫を鳥かごから掴み出し放り投げたかと思えば

自分が飼っているカナリアを新品の鳥かごに移した。

私は床に倒れている猫にそっと近づき
寄り添うようにして横に座った

猫は緊張しているのか人形のふりをしながら小さく震えている

私がこの猫を守らなければ。私は思った。

それからというもの一生懸命に人形のふりをする猫をくわえて連れまわし、私の無邪気な主人に気づかれないように遠ざけた。主人は私がすっかり猫の人形を気に入って離さないと呆れたように家族に話している。

夕飯の時間になると、家の外に人の気配を感じた。
猫の主人が連れ戻しに来たのだなと瞬時に察した。

私はそばに置いていた猫を再度優しくくわえて主人に外に出してもらえるように頼んだ。
主人は渋々扉を開けて、帰りは自分で閉めるんだよとその場を去っていく。

玄関を出るとそこには黒い服を着た少女が待っていた。

私が口にくわえた猫を離すと、猫は素早く少女の元に駆け寄っていく。

猫との再会を喜んだ少女は私にお礼を言いながら、代わりにこれを主人に渡して欲しいと猫の人形を渡してきた。

私は渡された人形をくわて静かに家に戻った。

猫との別れに少し寂しさを感じつつも、新たに渡された人形は確かに鳥かごの中の猫にそっくりだった。

私はその日から猫の人形を肌身離さずくわえ歩いている。

7/25/2024, 2:47:03 PM

地球という鳥かごの下に私たちはいる。



人間て存在はなんだろう。

7/25/2024, 2:46:38 PM

作品No.116【2024/07/25 テーマ:鳥かご】


 つーかまえた!
 ほら、暴れないで。おとなしくしてよ。無駄に怪我したくないでしょ? ボクだって、傷付けたいわけじゃないしさ。
 ボクはただ、ずーっときみを近くで見たいだけなんだよ。
 いや、そんな生優しい言葉じゃ足りないな。はっきり言った方が、きっとボクの気持ちが伝わるよね。
 ボクはね、きみのことを独占したいんだよ。
 ボク以外の誰にも、キミのこと、見られたくないし、触れられたくないんだよ。
 だからね、きみをボクの傍に置き続けるために、この鳥籠をつくったんだ。つまりこれは、キミのための、キミだけの、鳥籠なんだよ。
 それなのに、何が不満なの? こんなにすてきな鳥籠、どこをさがしてもないっていうのに。
 ……泣かないでよ。でも、ごめん。泣き顔もかわいいって思っちゃうな。
 もう逃げないでね。ずっとボクだけのきみでいてね。

7/25/2024, 2:44:05 PM

鳥かご 
何となく過ごす毎日が、何となく息苦しく感じる…
子供の頃描いていた未来は、毎日が楽しくて、充実している…筈だった…
けれど、段々年を重ねるうちに、決まったルーティンから抜けられないと、判ってきた…何となく守られているけど、見えない壁から抜け出せない…
自由な様でいて、色々なしがらみから、逃れられない…でも、一方で、居心地の良さもある…何となく生きている、此の何とも言えない感じが、まるで鳥かごの中の、踏み出せない鳥の様で…

7/25/2024, 2:43:16 PM

鳥籠の鳥の暮らしはまあ楽だ。
決まった時間に決まった餌が届けられて、話し相手は優しい人間。空に憧れようと、薄い透明な枠から外に出ようとは思わない。私の島はこのカラフルに彩られたリビングだけ。私の空は人工的な香りの空気のすんだ空だけ。覚えた言葉で歌えば喜んでくれる人間の姿が生き甲斐なだけでここにいる。わるくない。翼を大きく使えなくてもわたしはここで歌えたらそれでいいと思っているのよ。貴方の途方の無い語りをききながら「わからないでしょうね」なんて言いつつ吐き出される言葉の数々はもちろん分からないけど、あなたがいつもより少し苦しそうなのはかわかるわ。だから覚えた言葉で歌ってみるの。あなたがクスリと笑ったらそれが薬になるように。

7/25/2024, 2:42:59 PM

鳥かごを見ると苦しくなる

どこまでも広い空を飛べる鳥が、
かごの中で飼われている

それは私の心の問題だろう

かごの中で飼われる幸せもあるから

7/25/2024, 2:42:42 PM

「鳥かご」

体にはキレイな羽が沢山生えていて、宙に浮いている。
周りには見える範囲で森が広がっていて、反対側には家のような景色が広がっていた。
目の前にはおりのような棒があった。なんだろう?と思っていた。 そんな時に優しい風がフッ〜と吹いてきた。
考え事を考えなくなるくらい優しい風だった。その風のせいか、おりのような棒も視界も全てが揺れているように見えた。

そう
それはとても古び 『鳥かご』 の中だった......

7/25/2024, 2:41:17 PM

鳥かごに囚われた鳥のような生活
箱入り娘と言えば聞こえは良いが
これが私の現実だったりする

大人になって自分で稼ぐようになって
ようやく解き放たれたような生活をしている

でも
鳥かごでの生活に慣れすぎて何すればいいか分からない
不自由この上ない

私の心は未だに
鳥かごに囚われた生活をしているのかもしれない…

7/25/2024, 2:40:55 PM

我はこの屋敷から出ることができぬ


我にとって
この屋敷に住まう人間の言葉に
いつまで従っていれば良いのだ


ミズヒトという伝承の中で
こうして今、我が受けておる“監禁“がある


穢れノないミズビト
神の瞳(め)でしかトらえられぬ
純水の光アり
齢15マで 純水守らん


そんなものが本当にあるのであれば
もう純水の光というものが目にとまっているだろう

我はもうなっておる 15に
今年で17と…2年も経過しておるというのに……


我はこの屋敷から脱出を、試みたこともあった

だが、それは
毎回あの冷徹監視男に見つかってしまう

冷徹監視男というのは我の世話係でも…ある
我は彼奴に発信機のような感じる能力でもあるのでは無いかと何度も思ったが…至って普通だと言い張るのだ


いつもと同じ
遠くに見える変わらぬ街の風景を
この小さい窓から見ることしかできないと
何度も思う度虚しくなる

我は必要とされておるのかも、
分からぬ


…………早くこの命が終わればよいのにと
数え切れぬほど、頭の中に浮かんでおった


夜、月明かりは
毎晩のように我の部屋の照らした

ほかのメイドやらが言う話だと
ここでは雨が夜は降らない
月が必ずこの屋敷一帯を照らしていると言う


……外のものの声は
我が実際に見れぬものばかり知っている者の声


羨ましくなど、
ない、、



[鳥かご―スイ国のミズヒトより―]

7/25/2024, 2:35:15 PM

囀る鳥が姿を消して1年になる。

囀る鳥の住処であった鳥かごは、去った鳥の影を思い錆ついた音を立てて泣いている。

鳥が住むべき場所に、独立変数という鳥でもないものが住み着いてしまったのだから、嘆きたくなる気持ちは痛いほどにわかる。

それだけだけならまだしも、元の持ち主から、現在の持ち主に替わる時、本来鳥かごが持っていた持ち味まで改悪されてしまったのだから──最早、かけるべき言葉も浮かばない。

囀る鳥が姿を消して1年。

それでも、元の鳥かごの姿を知る人々の中で囀る鳥は生きている。

囀る鳥がいつか、鳥かごの元に舞い戻ることを切に願っている。

7/25/2024, 2:34:21 PM

君を見つけたあの瞬間僕は君に囚われた

人目を気にする人が多いこの世界で個性を貫く君が
僕にとって憧れに変わる迄そう時間はかからなかった

憧れから友情になり一方的な愛情に変わった冬

彼女からの着信画面 きっと1秒も掛からず取っただろう

電話越しに泣きながら生きる事への苦しさを語る君

そんな君を僕は放ってはおけなくて夜中の3時直ぐに家を飛び出したね

ぐちゃぐちゃな君を見て僕はどうしても愛おしさを隠せなかった

自分を貫く強さ故の人生への葛藤
いつも綺麗な君が小さな悩みに血を流して悩むその時間
僕が傍に居たいと思ったよ

僕の為に笑って欲しい 僕の為に泣いて欲しい
君が不幸を感じなければいけないのなら僕の為に僕と不幸になって欲しい

僕と2人で感傷に浸って生きていこうよ

醜い愛情だけど僕と狭い籠の中に篭って生きていこうよ


__鳥かご。



2024年7月25日

7/25/2024, 2:30:10 PM

鳥かご


じいちゃんはメジロを飼っていた。
木製の長方形の鳥かごは
羽根を一瞬ばたつかせて
飛び移る程度の大きさ。
メジロはずっと右往左往していた。
じいちゃんは定期的に鳥かごの掃除をし
すり鉢で餌を用意し与えていた。

無口で滅多に笑顔を見せないじいちゃん。
表情を変えずメジロを愛でる姿が
未だに脳裏に焼き付いている。
じいちゃんに大事にされたメジロは
この鳥かごの中でも幸せそうに見えた。

7/25/2024, 2:29:08 PM

鳥かごの中ってどんな感じなのかな
中の鳥は美しいって謎のイメージがあるけど、、実際はとても窮屈なのかもしれない
一見、美しく見えるものでも本質は全く違うように
逆にその人の中に美しい何かが隠れているように

鳥籠という狭い視野で物事を見ずに、自分の見えたものがすべてであると考えない

いつか誰もが鳥かごの鍵を開ければ、偏見はなくなるのかな。

7/25/2024, 2:25:05 PM

鳥かごに入れられるなんて可哀想だって?
とんでもない。
ここには不自由の中の自由があるんだ。
際限のない自由よりも尊い
ご主人さまから与えられる自分だけの自由が。

7/25/2024, 2:23:15 PM

鳥かご

私の部屋には鳥かごがある
窓辺でゆらゆらと揺れる鳥かごは
からっぽで主はずっと不在

かつてはここに住んでいた
黄色い羽の小さな鳥
私にとても懐いていて
だから油断してしまった

ちょっとした不注意で
いつの間にかあの子は大空に消えていった

もう戻ってくることはない
わかっていても
私は毎日窓を開けて鳥かごを揺らして
あの子が帰ってくるのを待っている

7/25/2024, 2:20:48 PM

谷に響く澄んだ声は
決してかごには入れられない

枝をわたり陽に輝く美しい羽も
かごの中では色褪せる

かごはいらない
止まり木とご馳走を用意して

気まぐれなおとずれを
ただ待つ幸せ



「鳥かご」

#471

7/25/2024, 2:18:50 PM

『鳥かご』

窮屈な、この世界。
まるで、鳥かごで飼われてるみたい。
自由って、なんだろう。
もっと、羽ばたけたらいいのにな。

7/25/2024, 2:17:12 PM

鳥かご

鳥かごの中にいた気がしてた時があった
ずっとここに居るのかな?
来年も、再来年も…
年が明けたばかりなのに、もう来年のことを考えてる自分に笑った

気付くのはふとした事
鳥かごから出る事が出来た

囚われていた
惑わされていた
支配されていた

あの頃の私はもう居ない

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